ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

漫画2

2005-05-19 22:38:24 | どうでもいい話
や~い松坂、

ざまー味噌汁、いいきびだんご!







漫画に飢えてたって話ね。

それくらい、漫画が好きだったの。

大学頃は、ビッグコミック、オリジナル、スピリッツ、モーニング
とすべて読んでましたね。
その頃はコンビニなんて無かったし
書店では立ち読みにも限度がありました。


猫家は相変わらず貧乏ですから、自分では買えませんので
友達のI君がその漫画の供給源となってくれました。
彼は、毎週エロ本自動販売機群「大地溝帯」(昔のブログ参照)
に連れて行ってくれた恩人でもあります。


I君が毎週、買ったのを捨てずにまわしてくれたのね。
感謝してるぜ。

今では、エロDVDをまわしてくれるんだ。
ほんと、何年経っても、本質は変わらんな。
すまんの~




就職して、転勤になり一人暮らしが始まったのね。
一人だとすることもないし、毎日オナニばっかりしてても
むなしいし、いきおい漫画にふけるようになりました。



小学生時代抑圧されていた漫画への思いが
ここで弾けたように、読みまくりましたね。


その頃は、漫画喫茶なんか無かったんで
読もうと思ったら、単行本を買うか
ブックオフとかの古本屋で仕入れる方法しかなかったな。

まず最初に集めたのが
「こち亀」。




閑話休題
知ってますか「こち亀」の1巻の初版本は「秋本治」ではなくて
「山止たつひこ」って名前で出されてたんですよ。
ちょっとしたトリビアの泉でした。



つぎに、「ゴルゴ13」
集めましたね~
毎日、古本屋に寄って、2~3冊づつ買って帰るんです。
まさに「大人買い」です。


で、よくいくその店は古本でも立ち読みできないように、
セロファンでカバーがしてあったんです。


結構集まりだすと、猫は馬鹿だから、
よく持ってる巻をダブって買って帰ってちゃうんだよね。

家に帰って、封を開けると・・

「これ持ってるジャン~!!!」

ってことが、2度3度・・4度・・5度って馬鹿丸出し。


結局、持ってる巻をリストアップし、常に携帯し
ダブらないように注意するところまで
落ちぶれました。



そうこうした、努力の末「ゴルゴ13」、「こち亀」も
全巻コンプリートです。はははっははっははははは


ところがですよ・・



全巻棚に並べて悦に入ってたんですが、


ある日、親父が足の骨を折って入院したんですね。
まあ、たいしたことは無かったんですが、
入院があんまり退屈だ、っていうもんで、
全巻あった「ゴルゴ13」を持っていってやったんですわ。
暇つぶしにね。



何日かして、無事退院し帰ってきたんですね、親父。


それで、苦労して集めた「ゴルゴ13」を
返してもらおうと思ったんですわ。


「親父、ゴルゴおもしろかったやろ」


「ああ、いい暇つぶしになったで」



「もう全部読んだ?」


「よんだよんだ。」



「ほしたら、返して~」


「えっ、あれな」


「うん、」


「あれ」


「どうしたん」



「全巻、病院に寄付してきた」



「なんですと~!!!!」





仕方ないです・・


あきらめました。とほほ・・

少し泣きましたけど・・





で、「こち亀」全部で130冊くらいありましたな。

ですが・・

これは、引越しの際に


嫁が


「これ持っていくんじゃね~だろうな!」

って恫喝されまして・・


「なあ、100巻以降だけでも持っていったらだめ?」

という、猫の涙ぐましい折衝の末

100から130巻までは持っていっても良いという
許しを得て、残念ながら

「山止たつひこ」の1巻を含めた全100冊を
ブックオフに持ち込む事になりました。


結局100巻でも二束三文でしたわ。



ははははははははははははははははははは・・・・


こうやって、猫のアイデンティティーは破壊されていくわけです。




泣けるっちゅうか笑えてきました



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コメント (1)
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