ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

M1グランプリ で思ったこと

2017-12-07 04:25:53 | どうでもいい話



M-1

今年もM1の季節になりましたか

かつてドラマを生み続けてきたM1ですが

今年ほどドラマ性を感じた回は、笑い飯が優勝して以来でしょうか

今回のM1についての感想をすこし


その1
敗者復活から勝ち上がった、スーパーマラドーナ

ひょうひょうとした天然ぼけの田中を

ヤンキーの武智が操るのですが、

田中のボケと漫才の上手さは折り紙つきなのに

武智のもつ何かが、もう一歩売れない要因

それをわかってか、挽回するために

負けず嫌いの武智のM1にかける意気込みが半端ない

敗者復活から勝ち上がった瞬間、ぼける田中を無視して

「俺が一番M1のこと思てるねん!!!!」って叫んでました

何度も叫んでました。

その気持ちが痛いほど伝わってきた

そして、準決勝で見せたネタは、本人はどう思ってるか知らんけど

最高におもろかった。

来年は、優勝や!


その2

ジャルジャル

めちゃいけに出るくらいメジャーになった2人ですが

関西ローカルの深夜番組でジャルヤルで

関西でも頑張ってました(終わっちゃったけど)

漫才のネタは、シュールで

好みの分かれるネタが多いです

実際私も、ネタには好き嫌いがあります

でも、はまると面白い

今回も、正統派漫才の中川家には

これは漫才とちゃうっていう思いがあったのでしょうが

松ちゃんは、挑戦する姿勢というかそれを評価したうえで

実際ネタが面白かったので95点という最高点を付けたんでしょう

でも審査員はまっちゃんだけちゃうし

その点を読み誤った

採点後、決勝進出を逃したのがわかった瞬間

福徳は、頭を抱え涙を浮かべてました

言葉が出ない

そんな福徳を慰めるため(私にはそう見えた)

相方の後藤が審査員にぼけた時に

福徳の「おまえ、こんな時によくぼけれるな・・」と

振り絞った一言が

福徳のM1にかける意地がかいまみれて、

感動しました

勝負に勝つには、ネタの選び方、審査員の思いなど

いろんな要素がからみあう

難しい

 

その3

トロサーモンが優勝

トロサーモンを知ったのはいつ頃だったか・・

昔は、久保田が気弱いオタク系のちびデブメガネの

いけてない男役で、イケメンの村田に

どんどんボケをかますのですが

ことごとく村田が無視をするという漫才をやってました

いじめともとられかねないきわどい村田

村田ってなんちゅういけすかない奴や

久保田可哀想とか思てたんですけど

これが、トロサーモンのすかし漫才だったんですね

それから数年たって見たとき

普通のぼけと突っ込みの漫才をするようになってて

久保田がえらそうに村田に話すのが、すごく奇異に感じました

それから、久保田の異常性が有名になり

アウトロー久保田としてのブランドが確立されてきました

こんなアウトロー、巨人師匠が好きなわけないw

トロサーモンがかつて巨人師匠の楽屋にあいさつに行ったとき

久保田が緊張のあまり

かぶってる帽子を取ろうとして、メガネを取ってしまいました

それをみた巨人師匠が

「惜しいな~」っていったとか

そんな久保田と村田の苦節15年


ネタ自体は決して面白くなかった。

こんなネタで優勝してほしくなかった

優勝した本人たちが一番それを感じてたのではないのでしょうか

優勝が決まった瞬間のアウトロー久保田の意外そうな顔が

それを物語ってました

久保田にしてみれば、武智や福徳の様なおもいいれが無かったのかもしれません

そのせいで、肩の力の抜けた演技ができたのか

それが15年の経験がなせる技なのでしょうか

 

泣かせるM1やな

 

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コメント (2)
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