たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

春色。

2014-04-15 00:30:18 | 現実
Facebookに、海外にいる友人たち、一度は日本で暮らした事のある外国人の友人たちが

"I miss Japan"


と書き込みする季節。それは、春の桜の季節、秋の紅葉の季節とだいたい決まっている。

日本が一番美しい季節だ。

「紅葉」より「桜」を懐かしがる人が多いのは、むろん紅葉は外国でも見られるから、だろう。繊細な楓の葉はなくても、秋の色は楽しめるが、桜はそうはいかない。
ワシントン市でも「桜祭り」があるけれど、土壌が違うせいか、ずいぶんと色も濃く華やかすぎる桜だ、と小説に書いてあったのを覚えている。

また、桜には「お花見」「バーベキュー」と戸外で楽しんだ記憶がまつわるから、もあるだろう。


先週の日曜、月曜の2日間は桜づくしの休日だった。
月曜は、前日の寒さが嘘のように暖かく晴れわたった一日。

JRで京都を過ぎ滋賀県との境、山科へ。ここには哲学の道と同様、琵琶湖から水を引いている「疎水」があり、その周りは桜と菜の花の名所。

今まで桜は沢山撮ったけれど、菜の花とのコラボはなかなか場所が見つからず、あっても車がないと行けないような所も。

ここはJR山科駅からてくてく歩いて行ける。…のでたいそうな人出だった。

平日昼というので来ているのは年配者か、春休みデートらしき若~いカップルなど。そして脚立かかえた素人カメラマンたち。

珍しかったのは結婚式の前撮りらしいカップルがいたこと。菜の花の中でポーズをとるウェディングドレス、良い記念になるだろうな。

もう一組はくすんだピンクのドレス、かなりの美女で、傍にいたタキシードも男前。「韓流スターみたいな顔」と思ったら、指示しているカメラマンは日本語じゃない。あ、やっぱり韓国のカップルか?女性の方は日本人の顔だったけど…こう美男美女でそろっているなら、案外宣伝広告用の写真で、モデルさんなのかもしれない。


以前、宝塚の演出をしていた方が、パリの舞台を観に行って、初めて「黄色とピンクの取り合わせの美しさ」がわかった、と言っておられたのをいまだに覚えているのだが、それは「黄色とピンク???なんか変じゃない?服でもそんな組み合わせしたらびっくりの派手さじゃない?舞台だからいいのかな?」なんて考えて印象に残っていたのだ。

これは私が中学生の頃だから、よく考えてみたら70年代、ファッションの彩りは派手だったはず。田舎の中学生にはわからなかったか。

菜の花と桜色。そう濃いピンクじゃないせいか、21世紀でも美しい取り合わせです。





デジブック 『桜・菜の花・山科疎水』
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夢で走る | トップ | 京桜いろいろ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

現実」カテゴリの最新記事