「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



秋月に寄って、オペアンプをいくつか買ってきました。

白黒のビデオ信号ならAVRの各出力ピン電圧を抵抗で
分圧するだけでもなんとか生成できてしまうのですが、
カラー信号となると、抵抗による分圧だけでこなそうと
するといろいろ難しい話になってしまいます。

使用するピンの数とか、出力できる色の数とか…
それ以前に、上手くマッチする抵抗値の計算をする
のが白黒以上に大変です。

一方、ビデオ用オペアンプでアナログ値の演算を行うと
なると、8ピン1回路内蔵のモノでも秋月価格200円。
RGBもしくはYCbCrの3本の信号では計600円。
AVR本体の方がはるかに安くなってしまいます。
これでは贅沢。

ソニーのCXA1645を使うとすると1個1000円
(秋月価格)。それに、既に製造中止のようなので
再現性に乏しい…。

で、よくよく考えたら、たいして細かいドットを
出力しているわけではありません。
1ドットは6クロック分なので、白黒白黒…と
繰り返すと白+黒で12クロック。

ということは、白と黒を合わせて一つの波と考えると
波の周波数は1.66…MHz。そしてその波の振幅は
1Vpp。

これ以上の周波数域で1Vpp以上の出力が可能な
オペアンプなら、汎用品の安いオペアンプでもなんとか
なるんじゃないか?と目論んだ訳です。
(腐った映像になるかもしれませんが)

で、秋月で安いオペアンプの中から「出力電圧対周波数特性」
と「スルーレート」のバリエーションを幾つか揃えて
買ってきました。

(最低でもスルーレートが二桁以上あるものが欲しかった
 のですが、さすがに汎用のオペアンプでは二桁は難しい…)

周波数的には2~3MHzで2V程度出力できるものは
幾つかありました。まぁ、もともと無茶な実験なので
ある程度妥協が必要です。

時間が出来たら、オペアンプをとっかえひっかえして、
テレビにどう映るか(もしくは映りすらしないか)を
確かめてみようと思ってます。既存の白黒映像出力を
使って。

さすがにビデオ信号用のオペアンプと違って、ドットの
エッヂがファジーになったり、下手したらシンクロ信号
すら認識できなくなっちゃったりするかもしれないんですが、
まぁ、挑戦したら得るものは多少あるのでは?と。

もし白黒でそこそこ映ることが確認出来れば、
カラーコンポーネントでも多分なんとか使える
だろうと思われます。

はたして、どうなることやら…



コメント ( 0 )