「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



月食、現像してみた。月の周辺だけ切り抜いてみたところ。


ビクセンのR114で撮影。

うん。大体肉眼と同じくらいのイメージ。これは
皆既月食に入ってから10分後くらいの様子。


画素等倍でアップに。

ビクセンのR114直焦点ではせいぜいこんなもんだ。
撮った中ではまだマシなほう。

というか骨董物のkenko赤道儀では完全に耐加重オーバー。
微風が来ただけでぐらぐらしてる状態なのに、15秒の
長時間シャッターはアウトだな。ブレ無しのコマが
少なすぎる…


今回、3台体制で臨んだのは、こんな風に超望遠で
静止画撮るだけじゃなく、インターバル撮影を
使って地球の影を追いかけたら、黒い丸のあっち側
を月が通り抜けていくのが見れるんじゃないかなと。

GX100を使って太陽の日周運動の速度で追いかけた
のがこのムービー。(月周辺だけ切り抜き)
eclipse20111210.mp4

極軸あわせが適当だったせいで、地球の影が少し
下方向にずれていってしまっている(極軸の
東西方向があってない)んだけど、それ以上の
失敗は望遠側で撮ったつもりが、なぜか広角側
になっちゃってた。インターバルで撮りはじめてから
ほとんど放置してたから、後になって気づいた…
あと、最後の方はレンズに霜(多分氷)が付いて
曇っちゃった。色々課題多し。

それと、なぜか途中で月があっちにいったりこっちに
いったり。三脚の強度の問題かと思ってたんだけど、
ムービーを眺めるともしかしたら制御ソフトの
問題かもしれないなぁ…とか思えてきた。
あとで再確認しておかないと。

それにしても、この手のムービーは今後も部分月食
でもいいから再挑戦したいところ。


もう1台の一眼レフでは200mmF2.8望遠で撮ったり
広角ズームの16mm側(24mm画角)で星野撮影したり
してたんだけど、星野写真は月と周辺の星の輝度差
が結構あって、月は明るく星は暗くなっちゃう
感じだったな。いまひとつ。


http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111210/etc_farm.html
ARMの液晶タブレット。結構安い気がするんだけどなぁ。
ちょっとネイキッド過ぎるかな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111212-00000005-rcg-moto
土屋圭市に清掃のペナルティー。こういう運営も
ファンサービスとして面白そう。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111212-00000095-jij-pol
いくらお金になりそうだからって、武器の輸出だけは
絶対にやめとかないと。日本は一応名目上「軍隊」を
持っていないってだけで平和を愛する国っていう
わけじゃぁなく、日本が作った武器で人が死んだことが
無い(1945年以降)ってことを外国の人たちが知って
いるから日本のことを好きでいてくれる国や人がいる
わけなのに、武器を輸出したらそれを否定してしまう。
平和憲法の是非はともかく、平和憲法を標榜する
のは形式だけになってしまう…。平和憲法の是非と
一緒に考えないと中身がないんだよな。


http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=C060501&i_renban_code=101

ふと本田宗一郎。「やりもせんに」もぐっと来たけど、
このムービーの最後に出てきた「知っているだけでは
価値が無い」もぐっと来るな。挑戦だな。



コメント ( 0 )




というわけで、夕べは思う存分ドラ焼きまみれに
なれたのだ。初めての3台体制で撮りまくり。
しかもメンバーの体調の具合もあったので、
今回のポイントマンは、オレ一人でやるって
ことになっちゃって、セッティングも操作も
後片付けも大変だった…


と言っても、出かけるまでにはことごとくブービー
トラップにはまりまくって時間がギリギリだった…

まずは帰ってきてから大至急の最終調整。一部
足りてなかったボルトとネジをはめ込んで、目分量
でギヤのバックラッシを調整。かなり適当。
ボデーがMDF材なのは、見た目的にはアレだけど、
強度は薄いアルミ板より強いはず。


こんな具合。基本設計は以前のモノとまったく同じ
だけど、中間の減速ギヤだけ見直し。真鍮製。
これについてはコンパクトデジカメメインで使う
という前提をとりあえず置いて、電圧設定をちょっと
下げる。9Vから7.5Vに。動作ok。

で、スイッチングアダプタでちゃんと動いたので、
まぁ大体いいだろうと思って最後の最後にニッ水電池
4本でうまく行くか念のためにチェック。電池ボックス
も併せて作り足したので。


…電池ボックスのハンダ付けで端子が接触できない
と判明。ハンダ付けの時間が長くてケースが溶けて
いたのか…

動かないものは仕方ないので廃棄。ニッパで切って
捨てて、部品箱から新しい電池ボックス出してきて
ハンダ付けしなおし。…ok。

関係する電池は一通り充電しておいたので、あとは
カメラ、三脚、赤道儀一式を忘れずに持って、
さぁ出発。予定より30分以上遅れた…


さて、例によってあの駐車場にクルマを放り込んで、
その場で荷おろしして組み立て開始。

うす雲が気になりつつも、まぁその後の空模様に
期待。(結果的にはその後よくなった)


まず今回作ったばかりのホヤホヤポタ赤をヘナヘナ
三脚にセッティングして、GX100を載せる。
毎分1枚でインターバルに設定。ポタ赤は太陽追尾
モードにして撮影開始。(太陽追尾にすると、
丁度地球の影を追いかけてくれるという仕組み)

この時点でもう部分月食開始時刻の数分前。あぁ、
見た目にも影が迫ってきているなぁ。もうちょっと
早く付きたかった…


次、この間作ったアルミボデーのもう1台のポタ赤
をセッティング。こっちは片手間に撮る予定なので
ラフにセッティング。こっちも太陽追尾モードに
設定。こっちも地球の影を追い回させる。
あぁ、ちゃんとケーブルレリーズのインターバル
タイマーボードをちゃんと作っておけばよかった…
とりあえず200mmF2.8をセットしつつも、あとで
広角に換えたりする。


3台目、例のkenko赤道儀。コントローラはkenko用に
チューニングしたおいらのオリジナル品を使用。
これは月追尾モードに設定。手動でパチパチ撮る用。

3台セッティングできたところで既に3割ちかく欠け
ちゃった…


気を取り直して、3台のカメラの間を行ったり来たり。
まぁ、GX100はインターバルだから、時々露出を変更
するだけなんだけど。


あれこれしているうちに、2台目の赤道儀のバッテリー
が急に空っぽ。そんなはずは!と思いつつ、オフ/オン
しても空っぽ。エネループ、フル充電になってたはず
なのに…なんでだ?気温?でも1台目にセットした
GX100の方は全然減ってない。なんだろう?

その直後に今度はアルカリ乾電池4本でドライブしていた
kenko赤道儀がバッテリーアウト。こっちは本当に
もう限界だったみたい。で、予備電池に換えようと
思ったら予備使い切ってた…マジ?

色々考えた挙句、切れたはずのエネループをkenko
赤道儀のほうに付け替えてみる。おぉ、フルタンク!
そうだよなぁ。全然使ってないんだから。
よく解らん。電源回路の設計がよくなかったのかなぁ?
同じ設計なんだけどなぁ。出力電力の設定の違いかな?
あとで色々考えてみよう。


引き続き、ピントを合わせなおしながら何枚か
パチリパチリ。だんだん欠けて行って、23時5分。
とうとうドラ焼きタイムだ!!

ドラ焼きに合わせた露出を探る。今回はR114のF値約8.0
でISO100なら15秒くらいがきれいっぽい。他のカメラも
大体その辺に合わせる。

風は幸い穏やかなんだけど、微妙な空気の動きで
結構ブレブレの写真が多い感じ。液晶で見るかぎり
ぶれてないのは一部だけ。キビシイ。


それにしても今回はきれいなドラ焼き。ウレシイ。
今回は大昔に見たあの月食と同じくらいきれいだな。


一眼の方はまだ現像してないんだけど、GX100は
jpegで撮った。帰ってきてから気づいたんだけど、
GX100の設定を色々してたところで望遠端から
広角端になっちゃってたみたい。なんだよぉ…
24mm画角で撮りたかった訳じゃないんだよぉ。


ちっちゃ過ぎる…この3倍の大きさで撮れている
はずなのに…
ドラ焼きの焼け具合は、あとで一眼のほうを現像
して眺めてみよう。

まぁ、GX100で地球の影を追尾させた理由は
別なので、仕上がりがきれいかどうかはそれほど
今回は気にしないのだ…


堪能している間にきれいな月は明るさを取り戻し
はじめた。片づけを開始。
GX100のレンズを眺めて呆然。レンズ全面に霜が
降りてるよ…

っていうか、他のプラケースとかに降りた霜は
凍ってたから、多分GX100のレンズの霜も氷
だろうな。他のレンズは凍ってなかったから、
多分中古で買ったときに手入れをしなかった
せいじゃないかな。後で手入れだな。


元のまん丸になるちょっと前に全部撤収完了。
帰り道へ。

上はダウン、下は冬用の釣りウェアで防寒してた
から終始寒さは無かったんだけど、霜が凍る気温。
横着してグローブしてなかったから、手が冷たくて
握るハンドルがちょっと怪しい状態。


帰ってきてから、GX100で撮った写真をSiriusComp
でムービーにしてみる…


    …あぁ、露出を手動で変える毎にずれちゃってる…


今回の最大の敗北。オイラがGX100でやりた
かったのは、地球の影を追尾しておいて、
そこを月が横切っていくっていうムービー
だったのに…
動かない地球の影を月が横切っていって欲し
かったのにな…

三脚は、横着せずSLIK PRO2を持って行けば
よかったんだよな。バタバタしてたからな…


まぁ、途中まではちゃんと影が同じところに
留まってる感じだから考え方は合ってたみたい。
太陽追尾の速度でいいんだな。今度のドラ焼き
タイムでまたがんばろう。今度撮る時には一眼
の望遠でやりたいな。撮影途中の露出変更は
結構難しいんだよな… どうしたものかな…
カメラの仕様として、ケーブル経由で露出を
変えられるといいんだけどな。


それにしても今度は18年後なのか…。18年後って言うと
36歳になってるだろうな。いや、18歳だな。

大きなドラ焼きの写真はまた今度。現像終わってから。


それにしても、突貫工事でもう1台のポタ赤作って、
ナントカ3台体制で出来たからひとまずそういう
意味での目標は完了。

再来週の新月にはGX100も持って星野撮影ができると
いいな。ポイントマンが回復しているといいん
だけどな。



コメント ( 0 )