猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

単純

2021年06月30日 | ブルーベリー

 

庭にブルーベリーの苗植えたんは今から6年前 (「実ぃのなる木」)。

3本植えて、今生き残ってるんは1本だけ。

 

ブルーベリーって、肥料だか土だか、毎年なんやかや世話したらなあかんらしいけど、

我が家ではなーんもしてやってない。

苗買うた時についてきた「ブルーベリーの土」ゆうの、

移植の穴に入れといただけ。

そやから2本、枯れてもたんかなあ。

 

けど唯一生き残ったこの子、だんだん大きな実ぃつけてくれるようになってきた。

下の家のトタン屋根伝うてカラスさんがやって来るから、

鳥除け糸で囲うてる。

いけずしてごめんよ~。

 

そやかておかちゃかて、

季節のもんちょっとつまみたいやん。

ほんまちょこっとでええねん。

それでその日一日、機嫌よう暮らすねん。

 単純なもんやろ、人間て ?

 

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来たぁ~ !

2021年06月27日 | いきもの

 

おかしななあ、思いながら収穫してたジューンベリー。(「どこ行ったん ?」)

まだちいそうて色も薄い実ぃは、摘み取るのもうちょっと待つことにしてた。

 

二、三日して見たら、

 

え ?

誰か来た ?

まさか熊さんでは‥。

 

それが今朝、

わあ !

 

頬っぺたの茶色ないし、ヘアスタイルもなんかシュッとしてるけど、

これ、ヒヨドリさんちがう ?

「ヒーヨヨ、ヒー」て啼いてるよ。

 

なあ、なあて。

こっち見て。

うーん、ちょっと体丸すぎるかなあ。

 

ま、いっか。

ヒヨドリさんゆう名前やなかっても、

残ってたジューンベリー食べてくれたんは、多分この子。

よかった、よかった。

ともあれ、よかった。

 

 

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もたれ寝

2021年06月24日 | 猫たち

 

そうゆうたら、

前からこうやったわ、確かに。

大抵何かに寄りかかってるわ、スピカ。

 

冬の間、下半身もマットの上に載ってること多かったから、

私が気ぃつけへんだけのことやったかも。

 

暖かなってきたら、

おーい、おいど冷えるでえ。

 

ありゃりゃあ。

ほとんどはみ出てまんがな。

 

たまにベッドに入ってる思たら、

むにゅにゅにゅにゅ~。

 

スピカ ?

肩痛いの、ひどなってきたんやろか。

 

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どこ行ったん ?

2021年06月21日 | いきもの

 

今年、庭のジューンベリーが大豊作。

ここに越してきてから植えた、まだ若い木。

サクランボより二回りほど小さい赤い実ぃ、いっぱいついてる。

 

熟れたの順々に摘んで、冷凍しとこ。

 

けど、おかしななあ。

毎年、ヒヨドリさんが来て、すぐ食べてしまわれてたのに。

そういうたら今年、ヒヨドリさん全然見かけへん。

 

おかしいのはヒヨドリさんだけ違う。

毎年この時期、緑色のちっこいカエルさんが畑にいっぱいおった。

目ぇの後ろに黒い筋あるから、多分二ホンアマガエル。

畑歩いたら、足元からピョンピョン跳んで逃げてた。

それが今年、畑のどこ歩いてもなーんも跳ばへん。

 

あの子ら、どこ行ってしもたんやろ。

今年、ほんまおかしい。

みな急におらんようなってしもて。

 

「いち」かて急におらんようなってしもて。

 

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梅雨時は保存食作り

2021年06月18日 | 食べもの

 

毎年5月、6月は、なんかせわしない。

畑仕事が始まって、お茶摘んで、梅摘んで‥‥。

そのあと、せっせこせっせこ、干したり揉んだり漬けこんだり。

 

今年、おかちゃ家で作ったもん。

いきなりらっきょ甘酢漬け。

鳥取砂丘産と高知産、合わせて5㎏。

粒がやけに大きいから、すぐなくなるやろなあ。

 

梅サワー。

左が村の梅林で採った2㎏、右が生協で注文した南高梅1㎏。

 

らっきょと梅サワー。

畑仕事から戻って来た時の一服、これでバッチシや。

 

それと、裏庭のお茶の葉摘んで、うんせうんせ揉みこんだ紅茶。

スーパーで買うた紅茶と交代々々で、大事に飲も。

 

昨日からの雨、あがった。

明日は畑の草刈りやなあ。

 

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おかちゃ御膳 初夏篇

2021年06月15日 | ツタンカーメン豆

 

冬から春は、麦とエンドウ豆。

夏はインゲンとキュウリ。

この組み合わせでいったら、毎年おんなじ場所で連作できる。

て、ゆうてはる人があって、実験してみた。

だって、毎年エンドウの支柱立て直さんでええなんて、楽やん。

 

今年3年目。

去年はなんとか頑張ってくれてたけど、

今年は残念ながらあきまへん。

ツタンカーメン豆はまばらにしか育ちませんでした。

 

これは、ゆうてはる人のやり方がおかしいんやのうて、

うちの畑、麦がことごとく鳥さんたちに食べられてしまうことが原因のように思う、多分。

混植のパワーが生かされてへんのやね、結局。

 

ということで、今年はツタンカーメン豆、お友達に送ることはできませんでした。

わずかに実ったお豆さんで、ささやかながらツタンカーメン豆ご飯。

 

実ってくれたお豆さんは、冷蔵庫でちょびっとずつ貯めといて使用。

 

炊きあがった直後は普通の豆ご飯。

 

1時間たったら、どうかな。

ほんのり、ピンク色のってきてる感じ。

 

3時間後。

うんうん、桜色や桜色や。

 

さて、いよいよ夕食の時間。

炊きあがってから5時間たっておりました。

 

本日の晩ご飯。

ツタンカーメン豆ご飯、自家製金ゴマかけ。

キノコ、豆腐、野菜てんこ盛りの小豆味噌汁、とろろ昆布かけ。

納豆、エリンギ人参キュウリキムチまぶし。

焼き鮭少々。

それと、自家ブレンド茶。

 

きょうもこうして、ちゃんとご飯食べることができます。

私を守ってくださってる方々、ありがとうございます。

いただきます。

スピカ、いただきます。

いち、いただきます。

 

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どないしたいん ?

2021年06月12日 | 猫たち

 

「上げて」アピールがこのところ激しいスピカ。

「上げて~」

お世話係の情に訴えるまなざしでアピール。

 

今まではこの後、

こうか (寄りかかって腕ブロック)、

 

それとも、こうか (あらゆる作業は、自分を撫ぜてからでないと不可能状態にする)。

 

ところが最近のスピカさま、

テーブルの上で、

な、何 ? 虫でもおんのん ?

 

 

おーい、止まってるでえ。

 

 

ち、近いんですけど‥‥。

 

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初見学

2021年06月09日 | 猫たち

 

うちの猫たちは完全室内飼い。

キャリーに入って獣医さんに行く以外、家の外に出たことない。

そやから、私が一生懸命耕してる畑を「いち」もスピカも見たことない。

 

お骨になった「いち」の、小さな胸の骨をカプセルに入れた。

首輪につけてたネームプレートと一緒に、家の鍵のホルダーにくっつけた。

 

そのカプセルに入った「いち」をこないだ、畑に連れて行った。

「いち」、初めての畑見学。

 

この日は、サツマイモツル植えた。

紅はるかと鳴門金時、合わせて50本植えた。

 

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今年の紅茶

2021年06月06日 | 食べもの

 

紅茶作りには気合が必要。

 

コツとか、時間とか、そういうことやのうて、

私のバヤイ、気合がいる。

 

紅茶作りの工程は、

 茶摘み

  ↓

 萎凋(陰干しして茶葉の水分を抜く)

  ↓

 揉捻(茶葉をもむ)

  ↓

 発酵

  ↓

 発酵止め(短時間過熱して酵素の働きを止める)

  ↓

 乾燥

 

この後、プロの人たちは「火入れ」して茶葉の青臭さを飛ばしたりしはるらしいけど、私は「乾燥」までで終わり。

 

で、何に気合がいるかと言うと、「揉捻」工程。

 

私、持病の関係で手足、特に手首の関節に弱点がある。

「引く」ゆう作業はできても、「押す」ことが難しい。

それでこの「揉捻」がなかなかうまいことでけへん。

 

今年、「萎凋」まで終えて、そのあと2~3日放ったらかしになってた紅茶作り。

もうあかんかなあ思いながら、なんとか紅茶もどき風に仕上がってくれた。

何回にも分けて揉んで、発酵させて、乾燥させて‥‥。

どうにか、摘んだお茶を無駄死にさせてまうことだけは避けられた。

 

積み残してた葉ぁも、昨日やっと摘んで、

もう結構大きなってるから、なるべくやらかそうなやつだけ選んで。

 

今晩、最後の気合揉みやなあ。

 

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月光仮面 その3

2021年06月03日 | 猫たち

 

「いち」が亡くなった。

 

私の月光仮面の一人が、おらんようになってしもた。

 

先週末、息があまりにも辛そうやから、動物病院に電話相談した。

今、車無しで通院は大変なんやけど、

レントゲンとかは往診では無理。

月曜にバス、電車、タクシーを乗り継いで連れて行った。

 

レントゲン撮ったら、胸の中に液体がいっぱいたまってる。

いろいろ相談した結果、この液体を抜いてみることになった。

 

途中で処置室に呼ばれると、先生がぐったりした「いち」に心臓マッサージしてはった。

名前呼んでるうちに「いち」は息吹き返した。

 

それから、

「いち」を家に連れて帰ることにした。

またタクシーやら電車やら乗り継いで、

やっと家にたどり着いてキャリーから抱き上げた途端、

大きな息2~3回して、

それが最期やった。

 

体、悪いのはわかってたけど、

ちょっと急すぎた。

 

スピカも、

箱の中に横たえた「いち」のこと、

なんや呆然と眺めてる。

 

お骨になるまでの二日間、

保冷剤替えながら、「いち」にいっぱい話しかけた。

 

「おかちゃ、お掃除頑張ったやろ ?  見ててくれた ?」とか、

「梅とってきたで。今年はちょっとちっこいけどな」とか。

これまで「いち」に言うたことないようなことまで、

「いち」の頭撫ぜながら話しかけた。

 

スピカがぼんやりしてたように、

私もぼうーとしてて、

「いち」が亡くなったゆうのに、

青梅採りに行ったり、

杭欲しいゆう知り合いが軽トラに杭積み込むの手伝うたり。

 

何かするたんびに「いち」に声かけて頭撫ぜて。

 

「いち」はお骨になった。

 

これまでに亡くなった猫二匹は、火葬だけお願いしてお骨は残さんかった。

今回、数年のうちに引っ越しを考えてるから、お骨にして連れて行こうと思うた。

 

もう姿がなくなったのに、やっぱ同じように、

しょうむ無いことあれこれ、話しかけてしまうなあ。

 

広うなったストーブ前で、

スピカがなんか、しょんぼりして見える。

 

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