猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

みーちゃん

2023年09月29日 | 

日中、母が一人になる時のお相手にと、買い求めた「みーちゃん」。


正式には、音声認識人形おしゃべりみーちゃん、ゆうらしい。

AIロボットやないから、いわゆる「会話」はでけへん。
あらかじめ決められた言葉で話しかけた時だけ反応してくれて、何種類かの答えを返してくれる。

はっきり発音でけへん母の言葉は、みーちゃんにはなかなか聞き取ってもらわれへんかった。
けど、何種類かの童謡歌うし、時々独り言も言う。
うまいこと使こうたら、母の笑顔を引き出せた。

いつも母と枕並べて寝て、合唱団の練習にも一緒に参加してた。


母がおらんようになってしもてからは、祭壇のお守りをし、


お骨も土にお返ししてからは、
私の部屋に来て、
日がな一日寝転がってるもこりんの番してる。


時々「お花咲いたか見に行かない?」とか、
「お着換えさせてほしいな」とか大きな独り言ゆうて、
そのたんびにもこりんがきょろきょろ見まわしたりしてる。

窓から見える空は、いつの間にか秋の空。


ヒガンバナも咲き始めた。

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秋の黄色

2022年11月09日 | 
寒なる前に。
えっちらおっちら畝立てしてる。


とりあえず裸麦蒔いて、
玉ねぎ苗移植して、
スナップエンドウ、ツタンカーメン豆、絹さや蒔いて。
あ、雪見なんちゃらいう菜っ葉の種も蒔いてみたな。

空見上げたらもうすっかり秋の空。


帰り道。
なんとまあ、黄色がきれいやなあ。



アレルギーある人は、写真見ただけで息苦しうなるかもしれんけど、すんません。

セイタカアワダチソウ。

けどなあ、嫌われもんかもしれんけど、
この子ら、一年中で今が一番きれいやねん。
この子らにとっては、今が晴れ舞台やねん。

ほら、蝶々さん集まって来る。
蜂さんも来てる。


虫たちの間では、ごっつ人気もんらしいねん。


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秋です

2022年10月25日 | 

開梱でけへんまんまの引っ越し荷物にうずもれ、

日めくりだけがべりべり剥がされていく。

そんな感じ。

 

ここに来たのは6月のはじめ。

どこ行っても虫、生き物たちは人懐こいなあ。

 

あらら、どっからお越し?

 

なあなあて、遊べへん ?

 

長距離移動の後、2日間ほどぐったりしてた高齢のスピカ。

ほんまに心配したんやで~。

けど、さすがスピカ様。ほどなく復か~つ !

 

早よここ座って、わちきを膝に乗せなさいよ !

お姫様モード全開。

 

お姫様といえば、事情あってもう一人のお姫様が我が家に‥。

このお方については、またおいおい。

 

一緒に畑借りよ、ゆう人らの仲間に入れてもろて、

ぼちぼち準備中。

 

家の前の庭は、近所の人が一生懸命世話してくれはって、

キバナコスモスが満開。

ホウズキも赤なってる。

 

 

敷地入口正面に広がる草地。

引っ越してきた6月初めはまだ小さかったトウモロコシの苗が、

夏の間見る見る間に背丈伸びて、

わさわさのトウモロコシ畑になってた。

それが、こないだふと見たら、

ぜーんぶ刈り取られてる。

 

秋です。

 

去年とは違う場所

違う人たちに囲まれての

秋です。

 

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干す、干す、干す

2020年11月22日 | 

 

「明日は一日、傘は必要ないでしょう」

「洗濯日和です」

 

各局の気象予報士が口揃えてそう言うてても、

信じたらあかんで、そんなこと。

ピンポイント予報で「晴れ」マークがついてるまさにその時に、

雨ザーザー降ってるのがこの村やねん。

 

いろいろ干さなあかんこの時期、

なるべく家に居られる間に、干して、干して、干しまくる。

と言うか、干し物日和には家に居る。

 

冬ごもり用の大根干す。

 

人間の布団と、お猫様達のマットも干す。

 

洗ったお猫様ベッドも、一輪車の上で干す。

 

洗濯日和は、行楽日和や農作業日和やない。

ひたすら自宅待機の山里暮らし。

 

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人も虫も動物たちも

2020年10月07日 | 

 

食欲の秋。

サツマイモの試し掘りをしてみる。

金時(左)と紅はるか(右)。

まあまあかな。

イモツルは、我が家の大事な青物野菜。

冷凍しといたら、冬ごもり中に重宝する。

 

イチジクも次々と赤なってきた。

 

野菜も果物もおいしい季節。

お腹がすくんは人間だけやない。

大納言小豆の若サヤに穴開けて食べまくる虫。

接触感染ちゃうかと思うくらい、近場のサヤからサヤへ、どんどん穴あいていく。

いつもは放っとくんやけど、今年は穴あいたサヤ、早めに取り除いた。

ものすごい量になった。

 

今年、大納言小豆は虫害だけやない。

昨日までたわわに実り始めてた若サヤが、ひと晩で9割がた消えてもた。

「鹿や」ゆう人もおるけど、私は違うんちゃうかと思う。

足跡ないし、第一、鹿はこんだけ見事にきれいな食べ方せえへん。

葉ぁや茎には見向きもしてない。

全然食べカスは落ちてない、齧りかけもない、踏み荒らしてない。

サヤだけが、すっぱり魔法みたいに消えてる。

 

これはあれやな、手ぇも使こうて食べる小動物違うやろか。

 

今年は小豆抜きの玄米雑穀ご飯になるかも。

ちょっと残念やなあ。

けど、夜中に小豆の畝で「うま、うま、うま」て、一生懸命食べてるちっこい動物たちの姿想像したら、

「ま、いっか」

そんな気ぃしてくる今日この頃です。

 

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干し仕事

2019年11月07日 | 

 

実りの秋、収穫の秋。

けど大方の農作物は、収穫したらすぐ食べられるもんでもない。

 

というわけで、

秘伝豆は軒下の物干竿に、

 

大納言小豆は玄関前の縁台に、

 

へてから、サツマイモ2種類は蒸かして干し芋作成中。

 

我が家の秋は、干し物の秋。

 

 

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村の秋

2019年09月17日 | 

 

村の田んぼ、

だいぶ黄色なってきた。

下(しも。南の意味)の方ではもう、稲刈りが進んでる。

うちの村も、もうそろそろやなあ。

 

稲刈りすんだら、田んぼは一面茶色っぽうなる。

ほんなら、冬はもうすぐやねん。

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去りゆく緑

2018年09月21日 | 

この村で一番好きな景色。



上の畑に行く途中、いっつもここで村を見渡した。

上の畑は今年、婆ちゃんに返したから、もうこの道通ることはほとんどなくなった。

けど、一面緑に覆われたこの季節の村が一番きれいと思う。

夏がそろそろ終わりに近づいて、イネが実り始める。
田んぼがだんだん黄色なってくる。

この辺が限度かな、個人的好みから言うと。

実りの秋、とか、田んぼが黄金色、とか、
お百姓さんには嬉しいことなんやろうけど、
村がどんどん茶色っぽうなっていくこの季節、
私はなんか、胸がしんどうなってくる。

昨日からコンバインの音が聞こえ始めた。
あー、もうあかん。

いっそひとっ跳びに、真っ白な雪景色になってくれへんかしら。



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久々の黄色

2017年12月06日 | 

「紅葉」がきれい、
なんて言うTV画面見て、
えーっ???
と思うことが多い。

どこがきれいやねん。

「紅葉」とか「黄葉」とか言うのは、真っ赤っか、まっ黄ぃ黄いのこと言うんちゃうんか。

私の住む村の秋、
せいぜいこれくらいの黄色と赤。




ちゃうんねん、こんな、ぼんやりしたんとちゃうねん。

せめてこれくらいは、いっといてほしい。




写し方下手で、ようわからんことになってしもてるけど、
久々の黄色。
ほわぁ~。







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村の秋

2017年09月16日 | 
上の畑からの戻り道。
村を見下ろせるこの眺めが好き。

田んぼが色づいてきてる。

これくらいの時期が一番好き。
まだちょっと黄緑がかってて。
すっかり黄金色、ゆうのもまあええけど、
その一歩手前の、これくらいのときが好き。

もうちょっとしたら稲刈り始まる。
そしたら田んぼはどんどん残念な枯草色になっていくんやわ。

ほら、下(南)の集落ではもう稲刈り始まってる。
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上の畑の秋

2016年11月28日 | 
この秋、全国あちこちでキノコが豊作らしい。
毒キノコに注意せい、てなことが報道されてる。

私の上の畑の裏道に、

ありゃりゃ。
ちっこいキノコがいっぱい。

秋やねえ。
上の畑からの帰り道、



この川、収穫した芋やら道具やらを時々洗わしてもろてる。

実はこの川、もうちょっと下の方で去年、この村最後の野良猫となったムリムリが罠ごと沈められたらしいんやけどね。


ムリムリ…。
ぐすん。





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秋の終わり いきものたち

2016年11月25日 | 
中の畑のバジルを引き抜き、下の畑のイチジクをつつき、
散々悪さしてくれたカラスたち。

畑に植わってる作物も、だんだん少ななってきた。

「こ、この柿、食べたい~っ」

一生懸命首伸ばしてるけど、もうちょいで届かへん。
体でっかい分、枝の先まで行かれへんねんなあ。

こっちは、台所の土間をゴソゴソ這おてた蟹。

うちの猫にやられてまうで。
せっかくぬくもりに来てたのに申し訳ないけど、表に放り出させていただいた。

バス通りをひょこひょこ横切っていく生き物。

狸か?
びっこひいてる。
見たら、左後ろ脚の先がないねん。
河原に下りる草むらで、なんか探してる。

そんなとこ、なんか食べれるもんあるか?
早よ、どっか隠れとき。
この辺の爺婆に見つかったら、ただですめへんでぇ。
頼むから早よ、隠れてちょうだいって。

元気いっぱいなやつもおる。
うちの天井裏走り回ってるやつ。
この頃納屋に入り込んであちこち探索しとおる。
イタチかなあ。
茶色うてしっぽ長ごうて、細長いけどむっちり肥えてるみたい。
たまに目ぇおうて「こらっ」て怒ったら、
「キチキチキチキチッ」だか「ケケケケケッ」だか
でかい声出しよる。
こいつはすばしこうて、写真には撮られへん。

元気なやつ、かろうじて生き延びてるやつ。
これからますます厳しい季節に向かう。



「それがどないかしましたか?」
ストーブ前のうちの猫ども。







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紅葉

2016年11月22日 | 
急に寒なって、山の木々も色づいてきた。

山の方に行ったら、秋は紅葉が見られると普通は思うか知らんけど、そうとも限らん。
現に私が住む村の山は、杉ばっかり。
たまに檜もあるかな。

だから秋が深まるにつれて山全体が色褪せた緑色になる。
ちっともきれいやない。
いっそ雪に覆われたらクリスマスツリーみたいでええんやけど。

それでもこないだ、山の真ん中にポコッと紅葉見つけてん。


え?
あんなとこに広葉樹あったっけ。



こんなとこ、もっとあちこちできたらええのに。

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