猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

じーっと

2023年10月29日 | いきもの

今住んでるコミュニティのすぐ裏手に、牧場がある。
ジャージー牛が放牧されてて、長靴に履き替えたら自由に牧場の中に入っていける。

こないだ、天気ええ、なんもする気せん、て二拍子揃た午後、牧場に入ってみた。

中はなんか所かのエリアに分かれてて、放牧地は順繰りに変わっていくらしい。
私が行った日は、いきなり最初のエリアに牛さんたちがおった。


おーい、おーい。
元気でっかぁ?

ここの牛さん達、人懐っこい。
一応牛さんエリアと人エリアはロープで区切られてるんやけど、

「なーにぃ?」

「どしたん、どしたん?」

ロープぎりぎりまで寄ってくる。
ジャージー牛、こんな顔黒っぽい子もいてるんや。



森を切り開いたような高台の放牧地。
こんなとこで一日自由に草食べてるんやなあ。

ゆーっくり歩いてるうちに、日ぃ傾いてきた。
入り口付近まで戻って行ったら、
牛さん達も引上げ中。

人間が呼びこんだりせんでも、夕方になったら勝手に小屋まで戻って来るんやて。
小屋の中にはごはんや水が用意してあって、奥には搾乳器がある。


「あー、よう働いた。お腹いっぱい」

で、ちょっと混んでるかなあ思たら、じーっと外で順番待ちしてるんやて。
ほら、小屋のすぐ前まで行って圧かけたりせんと、ちょっと距離置いて。
黙って、じーっと。



すごいわ、牛さん。
なんか私ら、恥ずかしいなってきた。
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お帰り

2023年10月21日 | 里イモ

また鹿さんにやられんうちに。
ゆうんで掘ってみた里芋。




まあ、こんなもんかなあ。
葉っぱも倒れ始めてるし、全収穫してまおか。

元肥もなんもやってないのに、よう一人で大きなってくれた。
ありがとうね。

母を大事にしてくれはった近所の皆さんに、まだ何のお礼もできてない。
この里芋、芋煮にでもして、皆さんに食べてもらわれへんやろか。
相談したら、食堂で作ってくれはることになった。



まだちょっと若いけど、下仁田ねぎもつけて。
4、50人分らしいけど、こんなんで足りるかなあ。

お芋積んだ一輪車は重いけど、畑からの帰り道、なんかしらフンフン鼻歌気分。


部屋に戻ったらもう日は落ちて、薄暗い。
毛づくろいしてたもこりんが、眠そうな顔で、
「お帰り~」



て、上げてんのんそれ、足ちゃうんかい。
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大文字

2023年10月15日 | 

すっかり秋の雲。



この棟のシンボルツリー、ポプラの向こうのコスモスも満開。


昨秋このコスモスをとても喜んだ、この部屋の住人はもういない。

出かけた町役場の空を見上げたら、


ええと‥。



大文字?

送り雲、かな。

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もうちょっとだけ

2023年10月06日 | サツマイモ
何日か続いた雨が、やっと止んだ。

もう一回ツル返ししとこかなあ思て、
サツマイモの畝見に行ったら、



なんぞい、これは。

誰か、掘った?

しかも、


齧ってるやん、お芋。

えーっ。
まだ10月入ったばっかりやろ?
収穫は半ば過ぎまで待と思てたのに。

足跡、掘り方、齧り方。
どうも鹿さんくさい。

なあ鹿さん、もうちょっとだけ待ってくれへんかったかなあ。
せめてあと半月。
お芋もうちょっと太らしたかったなあ。

ゆうても多分聞いてもらわれへんやろから、
食べつくされてまう前に、とにかくこの畝掘り上げてまおか。


ほらあ。
もうちょっと太れそうやろお?

知ってるか、鹿さん?
人間界ではな、こういうの
「慌てる乞食は貰いが少ない」
ゆうんやでえ。

ぶつぶつ言いながらひと畝全部掘り上げた。
踏み荒らされてない芋ツルも少々ゲット。
トマトとオクラと青ナスも摘んで。



図らずも、秋の収穫早めのスタートです。


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