猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

梅仕事 2018

2018年06月20日 | 

今年も採らしてもろた村の梅。
全部で3キロやった。


きれいに洗ろうて、ひと晩水に浸けて、


水切りしたら、ヘタとって、

一昨年、去年と、梅エキスやら、カリカリ漬けやら、ふっくら煮やら、なんやらかんやら作ってた。
今年はシンプルに梅サワーだけ。

糖分は、三温糖と上白糖半々くらい。

と、これだけにするつもりやったんやけど、
やっぱ、欲出て、

梅酒とやらを三種作ってみた。
左から、黒糖、上白糖、三温糖。

私、飲むんかなあ、梅酒。
あかんかったら、誰か呑みそうな人にでも押し付けよ。

今年は、ちょっと前にらっきょも漬けた。
いじけたらあかんから、この子も紹介しとこ。
「らっきょのいきなり漬け」。

畑から帰ってひと休みする時、らっきょ4~5粒つまんだらほっとする。

梅サワーとらっきょは、毎年私を脱水症から守ってくれてる。
今年もよろしうね。




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梅不作

2017年07月12日 | 
去年は村の共有地の梅が大豊作やった。
いるだけ自分で採って、と区長さんが言うので、皆てんでに籠持って採りに行った。
私も何やかやで5キロくらいもろたかな。

梅ジュース、梅サワー、梅の甘露煮、梅のカリカリ漬け、梅エキス…。
ネット見ながら、いろんなもん作ってみた。

今年、村の梅は不作らしい。

それでも青梅1.5キロだけ、採らしてもろた。

今年は梅サワーだけ作ることにした。
夜寝る前にコップ一杯飲んどくと、明け方のこむらがえりがほとんど起こらんようになって助かったもん。

梅畑から、田んぼと川越しに、私の住む集落が見渡せる。

このうち、人が住んでる家は今、半分にも満たん。


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梅仕事 その4 梅サワー

2016年07月24日 | 
投稿日が離れてしもたけど、実は一気に作業を進めて、一日で作り上げた梅仕事1~4。

畑から帰ってきた時、今はらっきょと赤シソジュースで一服してる。
梅サワーなるもんも、ええかもね。
ということで作ってみた。

<梅サワー 材料>
青梅   250g
酢    250cc
砂糖   150g

(酢は、リンゴ酢をメインに、米酢、穀物酢を加えてます。
 砂糖は、氷砂糖150gのものと、三温糖150gのもの、二種類作りました)

出来上がり写真。
先日報告した甘露煮と一緒に撮影。
後ろの2本の瓶がそうです。

向かって左が三温糖使用、右が氷砂糖使用。

この日は疲れました。
あと、梅ジュース用にとりあえず冷凍している梅が残ってます。
これはまあ、ぼちぼちやります。
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梅仕事 その3 青梅の甘露煮

2016年07月15日 | 
「梅仕事」
なんとなく情緒のある言葉やなあ。

大根でも、小豆でも、らっきょでも、どんな作物でも食べものの形にするまでにはそれぞれ作業というのはあるのに、なんで梅だけを「仕事」て言うのか。
今年、村の梅をどっさり手に入れていろいろ作ってみて、その訳が分かった。

なんせ、しんどい、めんどくさい。
最初の難関が、梅の実ぃのなり口のホシ(軸)取り。

梅って、枝にくっついてたとこにヘタみたいな黒っちいのが残ってる。

これをやね、取らなあかん。
竹串かなんかで、ちまちま、ちまちまほぜくる。

数多かったら、これだけで徹夜や。

それと、青梅はあっという間に黄色なる。
二日くらいのうちには作業終わってしまわんとあかん。
酸味がきついから、ホーローや土鍋しか使われへん。
いろんな種類作る時は、手順ちゃんと考えとかんと先に進まれへん。

果汁もあちこち飛ばしたらあかんから、作業台に広告紙敷きまくってた。
一旦使こうた道具や鍋は、丁寧に洗ろうて酸洗い流しとく。
台所も居間も、あちこち行ったり来たりしながら同時進行で進めていく。

今まで、梅酒と梅干しか作ったことない。
それもかなり昔のこと。
今年はネットで調べながらあれこれ挑戦したから、よけいあたふたしたんやなぁ。

さて、梅肉エキスに続く梅仕事は、青梅の甘露煮。
これも梅肉エキス同様、初挑戦。

しかしこれねえ、レシピ読んだ時、自分の目ぇ疑ごうた。
二度見どころか、三度見、四度見しましたがな。
だって、梅入れた鍋を火ぃにかけて、両手突っ込んで梅の実ぃが鍋底につかんように優しく混ぜながら煮る、て書いてある。
ええーっ!

四度見したとき、湯温が50度くらいになったらいったん火止めて、新しい水に入れ替えるゆうことがわかって、ちょっと安心。
いざ、挑戦。

<青梅の甘露煮 材料>
  青梅   500g
  砂糖   300g
  水    840cc
 
鍋に青梅入れて、水から火ぃにかける。
(両手で混ぜるとこは、一人で写真撮られへん、すんません)
50度くらいのお湯になってきたら一旦ザルにあけて湯きりする。


また新しい水入れて、手で優しぃに混ぜながら火ぃにかけ。
これを三回くらい繰り返す。

鍋に梅を並べる。
840ccの水と、三分の一量の砂糖入れる。
火ぃにかけて、浮き上がってくる灰汁を掬い取る。

ガーゼで落し蓋する。
普通の落とし蓋はあかんねんて。
梅がつぶれてまうんやって。


弱火でことこと5分くらい煮る。
ガーゼの上から、砂糖の三分の一量をそっと回し入れる。


弱火で更に5分。
最後の三分の一両の砂糖を入れる。
ダメ押しのコトコト煮を5分。


保存容器に梅を並べて、ガーゼをそおっと被せる。

雑な私はこの時に、せっかくきれいに仕上がってた実ぃを数個つぶしてもた。

鍋に残ってる煮汁を煮立たせる。


その煮汁を、保存容器に並べた梅にガーゼの上から回しかける。

梅がひたひたに浸かるくらい。

粗熱取れたらそのまま蓋して冷蔵庫へ。
2~3か月で食べきったほうがええそうです。

ということで、

いっただきまーす。

うん、うん。
もっと甘いだけかと思うたけど、やらかい酸味もある。
これ、来年も作ろかな。

作業の間中、キーワードは「そおっと、そおっと」。
いつもバタバタ、ガサガサしてる私は、たまにこういう梅仕事した方がええかも。

ちなみに「砂糖」は今回、三温糖と白砂糖を半々で使いました。




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梅仕事 その2 梅肉エキス

2016年07月12日 | 
なんとかかき集めた青梅。


その中からきれいな梅2キロを選別。
梅肉エキスを作ってみることにする。


ネットでレシピ探し出して作り始める。
まず、青梅をすりおろす、とある。


けど、あかん。
私、「すりおろす」という動作がほんの短時間しかでけへん。
情けないけど、持病の関係でね。

しょうない、包丁で実ぃそぎ落としながら種とっていく。
そいだ実ぃは、粗みじん切りにしとく。


2キロの梅から出た種。


粗みじん切りにした実。


これをフードプロセッサーにかける。


おろした状態に近なった実ぃをガーゼに包んで搾る。


搾りかす。

これは、あとで梅ジャムにする。

搾り汁はホーロー鍋に入れて、灰汁とりながらことこと煮詰める。


黒っぽくとろみがついてきたら出来上がり。
2キロの梅からできた梅肉エキスは、たったこれだけ。

50ccあるやろか。

風邪ひいた時に、耳かき一杯分くらい舐めたらええとか、お湯で薄めて飲んだら体の調子が整うとか…。
どう使おかなあ。
もったいないような気ぃもするしなあ。
うまいこと保存したら二、三年はもつ言う人もいてはるし、大事に使お。



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梅仕事 その1

2016年07月09日 | 
村のお茶摘みの時、いっぱい実ぃついてることが確認された梅の木。
今年はどことも梅が豊作らしい。

こないだ、希望者には梅を安うわけます、ゆうケーブル放送があった。
区長さんに聞いてみたら、世話なんかほとんどしてないらしい。
ということは、無農薬、無肥料?
ほんならいっぺん買うてみよか。

手ぇ足らんから、要るだけ自分で採って、と区長さん。
おーい、自己申告かい。

まあ、そんなこんな。
かご持って梅もぎに出かけましたがな。

「あそこらへんは全部村の梅や」
近所の婆ちゃんに教えてもろたあたりに踏み込んで行く。


もう赤なりかけてる木ぃもある。


なるべく青い実ぃ選んで摘んでいく。


しかし、これが恐怖の「梅仕事」の始まりとなろうとは。
その時は知る由もなかった私であった。
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