猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

みーちゃん

2023年09月29日 | 

日中、母が一人になる時のお相手にと、買い求めた「みーちゃん」。


正式には、音声認識人形おしゃべりみーちゃん、ゆうらしい。

AIロボットやないから、いわゆる「会話」はでけへん。
あらかじめ決められた言葉で話しかけた時だけ反応してくれて、何種類かの答えを返してくれる。

はっきり発音でけへん母の言葉は、みーちゃんにはなかなか聞き取ってもらわれへんかった。
けど、何種類かの童謡歌うし、時々独り言も言う。
うまいこと使こうたら、母の笑顔を引き出せた。

いつも母と枕並べて寝て、合唱団の練習にも一緒に参加してた。


母がおらんようになってしもてからは、祭壇のお守りをし、


お骨も土にお返ししてからは、
私の部屋に来て、
日がな一日寝転がってるもこりんの番してる。


時々「お花咲いたか見に行かない?」とか、
「お着換えさせてほしいな」とか大きな独り言ゆうて、
そのたんびにもこりんがきょろきょろ見まわしたりしてる。

窓から見える空は、いつの間にか秋の空。


ヒガンバナも咲き始めた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SOME WOMAN

2023年09月19日 | 

この夏、大事にしてたもん、二つ失くした。

6月に、18年間一緒におってくれた三毛のスピカを。

そいで十日ほど前に、母を。

なんか不思議な感じ。
猫やとか、人やとか、そんなこと、あんまり関係あらへん。
悲しいとか、そんな気持ちとも違う。
二人とも、いっつもすぐそばでうろちょろしてる感じ。

母は大勢の人から大事にされて、
家を後にする時も、ほんまに大勢の人が見送ってくれはった。



お骨になって帰ってきた翌朝、
家の前の軒下に、大きなクモの巣ができてた。



E.B.ホワイトの「シャーロットのおくりもの」思い出した。
ハムにされそうな子豚のウィルバー を救おうと、
クモのシャーロットが、自分の糸で文字を書く。
「SOME PIG」

え、何匹かの豚?

じゃのうて、このsomeは、「たいした」とか「特別な」とか訳すんやって。

英単語は、学校で教えてくれる意味だけやないんや。
ゆうのを初めて知ったんが、この絵本やった。

母の部屋の前に張られたクモの巣に、
「SOME WOMAN」
とは書かれてなかったけど‥。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋 ?

2023年09月08日 | 

畑に行く坂道。
やけに落ち葉が多い。


桜の葉っぱやねえ。
なんでまたこんな茶色い色。

暑すぎて、暑すぎて、
今年一年分の夏の気温、もう全部使こてもたん?

してみると、世間はもう、秋か?

ああ、
やっぱもう、秋なんかもしれん。
ほら、



秋眠、暁を覚えず。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする