今年10月から、図書館司書の勉強を始めた。
私の住む町には図書館がない。
公民館の図書室と、児童館の図書室だけ。
毎月新刊図書を買うてくれてるけど、今流行の読み物・小説がほとんど。
マイナーな作家の本とか、外国文学とか、科学・宇宙の本とか、まずあれへん。
勉強し始めてまだひと月やけど、なんとなくフに落ちたことがある。
山や川や、恵まれた自然の中で走り回って、
やさしいおじいちゃん、おばあちゃん、近所の人らに守られて、
子供は素直に元気に育つ。
けど、それだけやあかんねんな。
外の世界、他の考え方もあるゆうことを知っていかなあかんねんな。
それせえへんから、いつまでたっても「みんなが同じようにおんなじことせなあかん」って、
縛りの世界しか作られへんのちゃうやろか。
こないだ久しぶりに出かけた加西市立図書館。
子供の本の分類の仕方、わかりやすうて、本探しやすかった。
分類用のプレート、作るの大変やろけど、なんか楽しんで作ってはるの伝わってくる。