猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

味噌作り2021

2021年02月15日 | お味噌

 

もうせなあかん、早よせなあかん、

思いながら延び延びにしてた味噌作り。

腰の具合もなんとか落ち着いてきたみたいやし、それこそ「できるうちに」

 

二日間かかる味噌作り開始。

使う豆は、

去年近所の人からもろた「借金無し豆」

1㎏もくれはったから、それにうちの秘伝豆と大納言小豆を300gずつ混ぜて、お豆は計1.6㎏。

味噌作り一日目は朝からこれをよう洗ろうて、たっぷりの水に浸けとく。

 

で、二日目、水吸うて膨らんだお豆を、水は新しいのに替えて、コトコト煮始める。

水の量はお豆ひたひたくらい。

 

事件はこの過程で勃発。

「いち」が吐き始めたんよね。

すわ ! てんで、床拭いたり、消毒したり、猫ベッド洗ろうたりしてたら、知らん間に吹きこぼれてた。

コンロ台周辺、台所の床までびしょびしょ。

 

こらあかんわ、ゆうんで、急きょ、簡単な圧力機能付いてる炊飯器で煮ることに方針変更。

これとて、圧力鍋として使こうたことないんやけど、しゃあない、やってみよ。

 

容量はお米5合分くらいしかないから、5~6回に分けてシュポシュポ煮ることになる。

で、1回煮あがるたびに、次のを煮てる間、やらかなったお豆をすり鉢でつぶす。

 

シュポシュポ、ゴリゴリ、シュポシュポ、ゴリゴリ‥‥。

やっとお豆全部つぶし終わった。

 

そんでから、このつぶしたお豆と、塩まぶした米麹とを、混ぜ混ぜこねこねしていく。

今回の分量は、豆1.6㎏に対して米麹2.4㎏、粗塩600g。

 

まんべんのう混ぜ終わったら、一握りずつボール状に丸めては味噌樽に詰め込んでいく。

この時、ボールを樽底めがけて投げつけること多いんやけど、

具合があんまりようない「いち」姫さまがびっくりしたらいかんから、今回は投げんとひたすら押し込むことにする。

んで、じゃーん。

 

空気に触れんようラップで表面覆うて、完成。

 

あとで見たら、炊飯器の台にしてる段ボール箱の中、吹きこぼれた煮汁でだぼだぼやった。

ま、ともあれ.「ぎっくり」再発せんうちに仕込み終えられてよかった、よかった。

「借金無し豆」のお味噌、楽しみやなあ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の手仕事⓺ 小豆味噌

2019年02月12日 | お味噌

去年の秘伝豆、枝豆はおいしかったんやけど、



乾豆はさっぱり。


「せやねん、さっぱりやってん」



で、この冬は小豆味噌だけ仕込むことに。

2017年収穫の大納言小豆が残ってたから、それ使いきってしまお。

塩分は例年通り13%くらいに抑える。


 <材料> 大納言小豆  1600g
米麹     1600g
粗塩      480g

前の晩から浸水しといた小豆、ストーブの上でコトコト柔らかして、つぶして、塩切りした麹と混ぜて…。

いっつものことやけど工程の写真撮るの忘れる。

作業始めたら、写真のこと、頭からぽーんて飛んでまうんやねえ。


ということで、気ぃついたら容器に投げ込んだ後やった。




   ここまでの手順は、2016年の「小豆味噌に初挑戦」にupしとります。


空気に触れんよう、味噌の表面も容器の口もラップできっちりおおって、

最後に蓋して、仕込み完了。


おいしくなーれ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅ればせの味噌作り

2018年04月09日 | お味噌

真冬の間に仕込まなあかんかったお味噌。
今年は3月も終わり近こうなって、やっと取り掛かった。

去年秋に採れたお豆さん、湿気のせいか、きれいなのが少なかった。
それで、今回は大納言小豆主体に、秘伝豆と黒豆混ぜた「ミックス味噌」。


ひと晩、水につけといて、


大鍋無いから、二つの鍋に分けて半日ほど炊いて、

その間に、米こうじと粗塩混ぜといて、

柔らこう炊けた豆の水切って、つぶして、塩と混ぜといた米こうじ練り込んで、

固かったら、豆の煮汁入れて固さ調節して、

ほんで、テニスボールくらいの大きさの団子にして、

樽の中に投げつける。

今年は塩加減、何思うたか目茶苦茶低してるし、大豆類の質があんまり良うないし、
できてくれるかなあ、お味噌。

お味噌とか奈良漬とか、そういう仕込み作業したら、
そん時の自分の状態に改めて気づいたりする。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小豆味噌に初挑戦

2016年03月06日 | お味噌
白豆、青豆、黒豆。
今まで作ってきたお味噌は全部、大豆を使こうた。

ところが、「小豆味噌」なるもんがあるんやと、こないだ知った。
小豆味噌?
食べたことない。

この時、2月の末近く。
まだいける!
普通にお味噌汁にも使えるらしいから、とにかく作ってみることにした。
作り方は、大豆のお味噌とおんなじ。

小豆をひと晩、水に漬けとく。


それをことこと煮て柔らかする。
小豆やから早い。
1時間くらいやったかなあ。
この間に、麹と塩をしっかり混ぜとく。

柔らかなった小豆のお湯をきって、つぶす。
ゆで汁はあとで固さ調整用に使うから、捨てんと置いとく。


潰した小豆、塩をまぶした麹、それから必要に応じて小豆のゆで汁。






この三つをまぜまぜ、こねこねして味噌の元を作る。


こねこねできたらボール状に丸めて、消毒しといた保存容器の底めがけて投げつける。
あとは空気に触れんようラップして、重石して、蓋して、作った日付書いて、静かーにねんねできそうな場所にそっと置いて、おしまい。

おいしいお味噌になりますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お味噌、仕込む

2016年01月30日 | お味噌
寒い間にお味噌仕込んどこ。

去年、三種類のお味噌作ってみた。
秘伝豆のお味噌、白大豆のお味噌、黒豆入りの白大豆味噌。

個人的な好みもあるかもしれんけど、私は秘伝豆のが好き。
枝豆でも、ご飯に入れて炊くのも、それからお味噌にするのも、秘伝豆はなんか味がある。

で、今年は「黒豆入り秘伝味噌」を作ってみることにした。
黒豆は今年収穫量が少なかったから、種用と、ご飯や炒り豆用にちょっと確保したら、お味噌には分量足らん。
足らん分は仕方ない、安もんの黒豆買うてきた。


米こうじは、地元の麹屋さんのもん。


塩は、家に粗塩腐るほどあるけど、せっかくやから奮発して「伯方の塩」買うた。

もっとええ塩使うように書いてるレシピもあるけど、そんなん高こうて買われへん。
第一、この辺のスーパーには置いてない。



*** 1日目 ***

まず、前の晩から豆を水に浸しとく。
秘伝豆と黒豆の分量は、2対1。
それぞれ豆の3倍量の水に漬ける。

こちら、秘伝豆。
写真は実は二日目の朝のもんで、十分に膨らんでる。


黒豆は自家製と購入分を混ぜて。




*** 2日目 ***

翌日昼過ぎから、コトコト煮始める。
うちはでかい鍋が一つしかないんで、中鍋、小鍋総動員して計4個の鍋で煮る。


ガスコンロは2口。
灯油ストーブの上も併用しながら、各鍋4時間くらいの煮込み。


この日は煮るだけで疲れ切って終了。



*** 3日目 ***

いよいよ仕込み。
まず、豆の鍋をもういっぺん火にかけて温め直す。
その間に、麹と塩を十分に混ぜ合わせとく。

温まった豆を、ザルで湯切りする。
この時、煮汁は捨てたらあかん、味噌の固さ調整用に取っとく。

豆を潰す。
私はすり鉢とすりこぎ使こうてる。

潰した黒豆。


こっちは秘伝豆。
てんこ盛り。


潰した秘伝豆と黒豆と麹と塩を、ようよう混ぜる。
十分な大きさの容器がないから、私は材料を二等分して、二回に分けて混ぜ合わせた。

固すぎるようなら、豆の煮汁を足して調整。
黒豆の煮汁を優先的に使こうた。

十分に混ぜ合わせたら、自分の手に入るボールくらいに丸めて、甕の中に投げつけていく。


で、最後は表面を平らにして、空気に触れんようラップ敷いて、中蓋の上から重石して、埃かぶらんように蓋して出来上がり。

結局この甕一つには入りきらんと、別にタッパーにも仕込むことになった。
全部でどれくらいやろ、10キロくらいのお味噌になるんかなあ。

ちなみに今回仕込んだ材料は、以下の通り。


*** 材料 ***

秘伝豆  1.3kg
黒豆   0.7kg
米こうじ 3.2kg
伯方の塩 0.8kg


去年は5キロか6キロ作ったけど、結構おいしいお味噌になった。
一部人にあげたりしたから残り少ない。
で、今年は多めの10キロ。
おまじないしとこ。
「おいしくな~れ、おいしくな~れ」





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする