猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

静か

2020年10月28日 | 田舎暮らし

 

今日は、下の家の婆ちゃんがデイサービスで留守。

裏口のトタンの戸ぉがパタンパタンゆう音、せえへん。

 

去年強風でつぶれたイチゴハウス建て直してるけど、

その工事の人ら、今日は来てはれへん。

 

川向うからトンカン聞こえてた屋根修理、

今日はお休みかな。

 

スピカは、

ストーブの前でトド状態になってるし、

 

「いち」はというと、

大きめケージに陣取ってる。

 

ピッカピカの晴れもええけど、

曇りの日ぃもええなあ。

こんだけ静かやったら。

なあ、スピカ、「いち」。

 

 

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天然酵母作り

2020年10月25日 | 食べもの

 

スーパーのある町まで車で20~30分。

そうそう買い物に出かけてられへん。

嵩張る食パンなんか、もっぱら自分で焼くことにしてる。

 

酵母もできたら自分で作ったらええんやろうけど、何となくめんどくさそうで、今までドライイースト使こてた。

けどこないだ、発芽玄米酵母ゆうのが割と簡単に作れるゆうこと知ったんやね。

玄米やったらいつもあるし、いっぺん作ってみよか。

 

まず、玄米50g、容器に広げてひたひたに水はる。

水は、毎日1~2回替える。

 

2~3日したらちいちゃな芽ぇ出てくる。

 

ほんならこの発芽した玄米をミキサーにかけて、どろどろのペースト状にする。

はちみつ50gと、水250cc加えてさらにちょっと混ぜる。

それを密閉できる容器に入れて、なるべく温かい場所で保管。

 

この瓶を一日1~2回揺すってたら、ぶくぶく泡立ってくるんやって。

ほんなら「発芽玄米酵母」の出来上がり。

この間、時々蓋開けてガス抜きせんと、ボワッと中身噴き出してきたりするそうな。

 

冬は仕上がりに時間かかるらしいけど、それでも最初に玄米水に浸けてから10日ほどしたら酵母完成するみたい。

 

まあこの一連の作業を「割と簡単」と思うか、「めんどくさ」と思うか。

いっぺんやってみんとわからん、ということで‥‥。

 

今回初めてやってみた時点での感想。

発芽した玄米潰すのに時間かかった。

フードプロセッサーよりミキサーの方がよかったやろか。

それと、意外と少量やったから、保管用の瓶、今度はもっと小さい瓶にしよ。

 

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間引かれるもの

2020年10月22日 | 大根

 

元気で大きい作物を育てるために、間引きは必要。

そう言われるけど、

私は苦手やねんなあ、間引き。

枝豆や小豆、一カ所に3粒ずつ蒔いて、3粒発芽したら3粒とも育ててまう。

 

けど、さすがに大根はなあ‥‥。

ほんなら最初から種間広うに蒔いといたらええやないか、てなもんかもしれんけど、

鳥獣害その他諸々の事情で、まばらにしか育たんこともある。

ある程度間引き覚悟で蒔いとかんとねえ。

 

幸か不幸か今年、大根はすくすく育ってくれてる。

太りかけてきた根ぇが、ぎちぎち押しくらまんじゅうしてる箇所もある。

仕方ない、何回かに分けて間引き。

 

間引き菜はまず、よう洗ろうて、根ぇと葉ぁに分ける。

 

今回は量が多いから、葉ぁはゆがいて干し葉にする。

根ぇは毎日の味噌汁用に、生のまま残す。

 

大きなざるにずらりと並んだ大根葉さんたち。

うまいこと乾いてくれるやろか。

 

それからしばらく後、多分最後になるやろう間引き。

キムチにしてみた。

こないだ栗くれはった人へのお返し分も用意。

 

立派な大根になる道半ばで間引かれるおちびさんたち、

あんたたちの命、しっかりおいしういただきますから。

ごめんね、けどありがとうね。

 

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キャリー事情 (2)

2020年10月19日 | 猫たち

 

あれは台風‥‥10号やったかしらん。

「過去最強クラス」とか、「想像を超える被害の可能性も」とか、

気象庁がものすごくピリピリしてた台風。

 

もし避難せなあかんようになった場合のために、

プラスチックの猫キャリーをもう一個買い足しとこかな。

「いち」は、いつも通院に使こてる、扉をガムテープで止めるキャリーでもなんとか大丈夫やろうけど、

それに、「いち」は普段のベッド代わりにこのキャリー使こてるし。

ただ、力の強いスピカはなあ。

うちで他にあるのは前抱えのリュック型と、猫カート。

どっちも猫が入るとこは布製。

頑丈なやつひとつ、買うといた方がええな。

 

ゆうんで、ネットで注文したんです、新しいキャリー。

私の頭の中では、スピカ用に。

 

で、

幸いなことにスピカは気に入って出入りしてくれるんやけど、

スピカよりもっとこの新しいキャリーをお気に召したのが、

「いち」姫さま。

 

「いち」ちゃん、いつものキャリーではあかん?

あんたにはこれ、ちょっと大きすぎへんか?

ほら、スカスカで寒そうやけどな。

 

言うても「いち」姫さま、聞きやしません。

隙見てスピカが入って寝てても、「いち」姫さま、ぐりぐりぐりって頭から割り込んで行って、スピカを放り出してしまいよります。

 

かつて「いち」姫さまのベッドとなっていた古いキャリーは、

かくして空き家状態となっているきょうこの頃であります。

 

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ジュース完成

2020年10月16日 | 

 

先月24日に仕込んだ渋柿の酵素ジュース。

混ぜたらシュワシュワ盛大に泡立つようになってきた。

これで良しとしよ。

 

中身を全部ざるにあけて、ジュースと柿に分ける。

 

ジュースはコーヒーの空き瓶2本分。

柿は、ちょっと食べてみたら一部渋が残ってるとこもあるけど、概ね甘い。

煮詰めてヨーグルト用のジャムにしよ、てことで、ジュース仕込んでた瓶にとりあえず戻しとく。

これで一年分の酵素ジュースとジャム確保できた、かな?

 

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毛糸つむぎ

2020年10月13日 | 田舎暮らし

 

「毛糸、紡いでみます?」

どういうきっかけやったか忘れてしもたけど、そう声かけてくれた人がいてはって、

先月中頃から時々、その人のおうちに通うようになった。

畑仕事を休める雨の日ぃ選んで、1週間か10日にいっぺん、毛糸の紡ぎ方教えてもろてる。

 

最初は、スピンドルゆう、柄の長いコマみたいなの使こうて、糸つむぎの原理を教えてもらう。

このコマの先っぽを床につけて、手ぇで時々クリン、クリンて軸回しながら、引き伸ばした羊毛をくるくる巻き付けていく。

 

これ、巻き付ける前に羊毛の塊を細うに引き伸ばすのが難しい。

太すぎたり、毛玉みたいな塊がぼこぼこできたり、

急ごとして、ブチッてちぎれてもたり‥‥。

 

でもまあ、総て自分の手ぇだけでやってることやから、

そうおぞましいことにはならんですむ。

 

おとろしいのは、これ。

紡ぎ車なる道具。

スピンドルやったら手ぇでクルクル回してた作業が、

この紡ぎ車のバヤイ、踏み板を足で踏んで大きな車を回すことになるんやね。

作業が楽にスピードアップする便利な道具なんやろうけど、初心者にはこれまた鬼速い。

車をゆっくり回そとしたら逆回転してまうし、

回転のスピードに間に合うように羊毛引き伸ばそとしたらブチブチ切れるし。

もう、わあわあいいながら習ろてます。

 

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ストーブ初点火

2020年10月10日 | 猫たち

 

スピカが、

椅子に座ってる私の膝に、しょっちゅうよじ登ろとする。

この子は手足痛いから自分では登られへん。

 

しゃあない、抱き上げて膝に乗せたるんやけど、

ずり落ちんように抱えといたらんとあかんし、

ちょこちょこ立ち上がることもでけへん。

 

猫たちにはもう、寒いんやろなあ。

ゆうんで、今シーズン初めてストーブつけた。

 

早速集まってくるお二人さん。

「やっと、つけよりましたなあ」

「ほんま、よろしおしたなあ」

 

 

 

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人も虫も動物たちも

2020年10月07日 | 

 

食欲の秋。

サツマイモの試し掘りをしてみる。

金時(左)と紅はるか(右)。

まあまあかな。

イモツルは、我が家の大事な青物野菜。

冷凍しといたら、冬ごもり中に重宝する。

 

イチジクも次々と赤なってきた。

 

野菜も果物もおいしい季節。

お腹がすくんは人間だけやない。

大納言小豆の若サヤに穴開けて食べまくる虫。

接触感染ちゃうかと思うくらい、近場のサヤからサヤへ、どんどん穴あいていく。

いつもは放っとくんやけど、今年は穴あいたサヤ、早めに取り除いた。

ものすごい量になった。

 

今年、大納言小豆は虫害だけやない。

昨日までたわわに実り始めてた若サヤが、ひと晩で9割がた消えてもた。

「鹿や」ゆう人もおるけど、私は違うんちゃうかと思う。

足跡ないし、第一、鹿はこんだけ見事にきれいな食べ方せえへん。

葉ぁや茎には見向きもしてない。

全然食べカスは落ちてない、齧りかけもない、踏み荒らしてない。

サヤだけが、すっぱり魔法みたいに消えてる。

 

これはあれやな、手ぇも使こうて食べる小動物違うやろか。

 

今年は小豆抜きの玄米雑穀ご飯になるかも。

ちょっと残念やなあ。

けど、夜中に小豆の畝で「うま、うま、うま」て、一生懸命食べてるちっこい動物たちの姿想像したら、

「ま、いっか」

そんな気ぃしてくる今日この頃です。

 

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柿酢って?

2020年10月03日 | 

 

酵素ジュース作って、まだこんなに残ってるやんか、どないすんねん、(→)

ゆうてた渋柿。

性懲りもなく、2階の窓から採れる分もまた採って、

なんぞ利用法はとネットで調べ、

柿酢なるものに挑戦してみることにした。

 

柿酢なんて、多分口にしたことないし、どんな味か知らん。

けど、材料が柿だけで、渋柿でもいけるそうやから、とにかく作ってみる。

もし失敗しても、失うのは費やした手間だけや。

 

ということで、熟した柿、洗わんとティッシュで皮拭いて、

ヘタと虫食い部分は取り除いて瓶に詰め、

ヘタと虫食い取って瓶に詰め、

これ繰り返して、

仕込み完了。

あと、1日1回くらい箸やしゃもじでかき混ぜ続けたら、ひと月くらいでお酢になってくるんやって。

それを濾して完成らしい。

 

ネットで見たら、途中経過の見栄えがちょっとおぞましなあ、て感じやけど。

そんでもひょっとして、

めっちゃおいしいもん出来たら、どないしょかしらん。

 

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