今日は、下の家の婆ちゃんがデイサービスで留守。
裏口のトタンの戸ぉがパタンパタンゆう音、せえへん。
去年強風でつぶれたイチゴハウス建て直してるけど、
その工事の人ら、今日は来てはれへん。
川向うからトンカン聞こえてた屋根修理、
今日はお休みかな。
スピカは、
ストーブの前でトド状態になってるし、
「いち」はというと、
大きめケージに陣取ってる。
ピッカピカの晴れもええけど、
曇りの日ぃもええなあ。
こんだけ静かやったら。
なあ、スピカ、「いち」。
今日は、下の家の婆ちゃんがデイサービスで留守。
裏口のトタンの戸ぉがパタンパタンゆう音、せえへん。
去年強風でつぶれたイチゴハウス建て直してるけど、
その工事の人ら、今日は来てはれへん。
川向うからトンカン聞こえてた屋根修理、
今日はお休みかな。
スピカは、
ストーブの前でトド状態になってるし、
「いち」はというと、
大きめケージに陣取ってる。
ピッカピカの晴れもええけど、
曇りの日ぃもええなあ。
こんだけ静かやったら。
なあ、スピカ、「いち」。
スーパーのある町まで車で20~30分。
そうそう買い物に出かけてられへん。
嵩張る食パンなんか、もっぱら自分で焼くことにしてる。
酵母もできたら自分で作ったらええんやろうけど、何となくめんどくさそうで、今までドライイースト使こてた。
けどこないだ、発芽玄米酵母ゆうのが割と簡単に作れるゆうこと知ったんやね。
玄米やったらいつもあるし、いっぺん作ってみよか。
まず、玄米50g、容器に広げてひたひたに水はる。
水は、毎日1~2回替える。
2~3日したらちいちゃな芽ぇ出てくる。
ほんならこの発芽した玄米をミキサーにかけて、どろどろのペースト状にする。
はちみつ50gと、水250cc加えてさらにちょっと混ぜる。
それを密閉できる容器に入れて、なるべく温かい場所で保管。
この瓶を一日1~2回揺すってたら、ぶくぶく泡立ってくるんやって。
ほんなら「発芽玄米酵母」の出来上がり。
この間、時々蓋開けてガス抜きせんと、ボワッと中身噴き出してきたりするそうな。
冬は仕上がりに時間かかるらしいけど、それでも最初に玄米水に浸けてから10日ほどしたら酵母完成するみたい。
まあこの一連の作業を「割と簡単」と思うか、「めんどくさ」と思うか。
いっぺんやってみんとわからん、ということで‥‥。
今回初めてやってみた時点での感想。
発芽した玄米潰すのに時間かかった。
フードプロセッサーよりミキサーの方がよかったやろか。
それと、意外と少量やったから、保管用の瓶、今度はもっと小さい瓶にしよ。
元気で大きい作物を育てるために、間引きは必要。
そう言われるけど、
私は苦手やねんなあ、間引き。
枝豆や小豆、一カ所に3粒ずつ蒔いて、3粒発芽したら3粒とも育ててまう。
けど、さすがに大根はなあ‥‥。
ほんなら最初から種間広うに蒔いといたらええやないか、てなもんかもしれんけど、
鳥獣害その他諸々の事情で、まばらにしか育たんこともある。
ある程度間引き覚悟で蒔いとかんとねえ。
幸か不幸か今年、大根はすくすく育ってくれてる。
太りかけてきた根ぇが、ぎちぎち押しくらまんじゅうしてる箇所もある。
仕方ない、何回かに分けて間引き。
間引き菜はまず、よう洗ろうて、根ぇと葉ぁに分ける。
今回は量が多いから、葉ぁはゆがいて干し葉にする。
根ぇは毎日の味噌汁用に、生のまま残す。
大きなざるにずらりと並んだ大根葉さんたち。
うまいこと乾いてくれるやろか。
それからしばらく後、多分最後になるやろう間引き。
キムチにしてみた。
こないだ栗くれはった人へのお返し分も用意。
立派な大根になる道半ばで間引かれるおちびさんたち、
あんたたちの命、しっかりおいしういただきますから。
ごめんね、けどありがとうね。
あれは台風‥‥10号やったかしらん。
「過去最強クラス」とか、「想像を超える被害の可能性も」とか、
気象庁がものすごくピリピリしてた台風。
もし避難せなあかんようになった場合のために、
プラスチックの猫キャリーをもう一個買い足しとこかな。
「いち」は、いつも通院に使こてる、扉をガムテープで止めるキャリーでもなんとか大丈夫やろうけど、
それに、「いち」は普段のベッド代わりにこのキャリー使こてるし。
ただ、力の強いスピカはなあ。
うちで他にあるのは前抱えのリュック型と、猫カート。
どっちも猫が入るとこは布製。
頑丈なやつひとつ、買うといた方がええな。
ゆうんで、ネットで注文したんです、新しいキャリー。
私の頭の中では、スピカ用に。
で、
幸いなことにスピカは気に入って出入りしてくれるんやけど、
スピカよりもっとこの新しいキャリーをお気に召したのが、
「いち」姫さま。
「いち」ちゃん、いつものキャリーではあかん?
あんたにはこれ、ちょっと大きすぎへんか?
ほら、スカスカで寒そうやけどな。
言うても「いち」姫さま、聞きやしません。
隙見てスピカが入って寝てても、「いち」姫さま、ぐりぐりぐりって頭から割り込んで行って、スピカを放り出してしまいよります。
かつて「いち」姫さまのベッドとなっていた古いキャリーは、
かくして空き家状態となっているきょうこの頃であります。
先月24日に仕込んだ渋柿の酵素ジュース。
混ぜたらシュワシュワ盛大に泡立つようになってきた。
これで良しとしよ。
中身を全部ざるにあけて、ジュースと柿に分ける。
ジュースはコーヒーの空き瓶2本分。
柿は、ちょっと食べてみたら一部渋が残ってるとこもあるけど、概ね甘い。
煮詰めてヨーグルト用のジャムにしよ、てことで、ジュース仕込んでた瓶にとりあえず戻しとく。
これで一年分の酵素ジュースとジャム確保できた、かな?
「毛糸、紡いでみます?」
どういうきっかけやったか忘れてしもたけど、そう声かけてくれた人がいてはって、
先月中頃から時々、その人のおうちに通うようになった。
畑仕事を休める雨の日ぃ選んで、1週間か10日にいっぺん、毛糸の紡ぎ方教えてもろてる。
最初は、スピンドルゆう、柄の長いコマみたいなの使こうて、糸つむぎの原理を教えてもらう。
このコマの先っぽを床につけて、手ぇで時々クリン、クリンて軸回しながら、引き伸ばした羊毛をくるくる巻き付けていく。
これ、巻き付ける前に羊毛の塊を細うに引き伸ばすのが難しい。
太すぎたり、毛玉みたいな塊がぼこぼこできたり、
急ごとして、ブチッてちぎれてもたり‥‥。
でもまあ、総て自分の手ぇだけでやってることやから、
そうおぞましいことにはならんですむ。
おとろしいのは、これ。
紡ぎ車なる道具。
スピンドルやったら手ぇでクルクル回してた作業が、
この紡ぎ車のバヤイ、踏み板を足で踏んで大きな車を回すことになるんやね。
作業が楽にスピードアップする便利な道具なんやろうけど、初心者にはこれまた鬼速い。
車をゆっくり回そとしたら逆回転してまうし、
回転のスピードに間に合うように羊毛引き伸ばそとしたらブチブチ切れるし。
もう、わあわあいいながら習ろてます。
スピカが、
椅子に座ってる私の膝に、しょっちゅうよじ登ろとする。
この子は手足痛いから自分では登られへん。
しゃあない、抱き上げて膝に乗せたるんやけど、
ずり落ちんように抱えといたらんとあかんし、
ちょこちょこ立ち上がることもでけへん。
猫たちにはもう、寒いんやろなあ。
ゆうんで、今シーズン初めてストーブつけた。
早速集まってくるお二人さん。
「やっと、つけよりましたなあ」
「ほんま、よろしおしたなあ」
食欲の秋。
サツマイモの試し掘りをしてみる。
金時(左)と紅はるか(右)。
まあまあかな。
イモツルは、我が家の大事な青物野菜。
冷凍しといたら、冬ごもり中に重宝する。
イチジクも次々と赤なってきた。
野菜も果物もおいしい季節。
お腹がすくんは人間だけやない。
大納言小豆の若サヤに穴開けて食べまくる虫。
接触感染ちゃうかと思うくらい、近場のサヤからサヤへ、どんどん穴あいていく。
いつもは放っとくんやけど、今年は穴あいたサヤ、早めに取り除いた。
ものすごい量になった。
今年、大納言小豆は虫害だけやない。
昨日までたわわに実り始めてた若サヤが、ひと晩で9割がた消えてもた。
「鹿や」ゆう人もおるけど、私は違うんちゃうかと思う。
足跡ないし、第一、鹿はこんだけ見事にきれいな食べ方せえへん。
葉ぁや茎には見向きもしてない。
全然食べカスは落ちてない、齧りかけもない、踏み荒らしてない。
サヤだけが、すっぱり魔法みたいに消えてる。
これはあれやな、手ぇも使こうて食べる小動物違うやろか。
今年は小豆抜きの玄米雑穀ご飯になるかも。
ちょっと残念やなあ。
けど、夜中に小豆の畝で「うま、うま、うま」て、一生懸命食べてるちっこい動物たちの姿想像したら、
「ま、いっか」
そんな気ぃしてくる今日この頃です。
酵素ジュース作って、まだこんなに残ってるやんか、どないすんねん、(→)
ゆうてた渋柿。
性懲りもなく、2階の窓から採れる分もまた採って、
なんぞ利用法はとネットで調べ、
柿酢なるものに挑戦してみることにした。
柿酢なんて、多分口にしたことないし、どんな味か知らん。
けど、材料が柿だけで、渋柿でもいけるそうやから、とにかく作ってみる。
もし失敗しても、失うのは費やした手間だけや。
ということで、熟した柿、洗わんとティッシュで皮拭いて、
ヘタと虫食い部分は取り除いて瓶に詰め、
ヘタと虫食い取って瓶に詰め、
これ繰り返して、
仕込み完了。
あと、1日1回くらい箸やしゃもじでかき混ぜ続けたら、ひと月くらいでお酢になってくるんやって。
それを濾して完成らしい。
ネットで見たら、途中経過の見栄えがちょっとおぞましなあ、て感じやけど。
そんでもひょっとして、
めっちゃおいしいもん出来たら、どないしょかしらん。