猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

イセヒカリの籾おろし

2016年04月28日 | 陸稲
今年、水稲品種のイセヒカリを、陸稲として育ててみる。

一昨年、やっぱり同じイセヒカリを畑に条蒔きしてみたことがある。
この年は、畑のローテーションの関係で、条件の一番悪い上の畑に蒔いた。
しかも一番日照時間短こうて、踏み入ったら長靴がずぶずぶ沈むような湿地。
水稲やから頑張ってくれるかと勝手に期待したけど、やっぱ酷やったみたい。

ただでさえ湿気の多い山間部。
山の手入れ怠って杉伸び放題。
そら、日当たりも悪なるやろうさ。

「今切ったって、人足代も出ん」
そんな自分ちの採算のことばっかし言うてるバヤイやないんちゃうか、婆ちゃん?
村がますますくたびれていくんとちゃうか、爺ちゃん?

今年は下の畑に蒔いてみる。
下の畑も後ろの山のせいで、半日くらいしか陽が当たらん。
それでも上の畑よりちょっとはマシやろう。

4,5日前に、播種部分だけ表土削って草の根切しといたイセヒカリ予定地。


鎌の先で蒔き溝つけて、10cmおきに4~5粒ずつ籾おろししていく。


軽く覆土して…。

ここまできて、このやりかたは意味ないことが発覚。
なんでか?
覆土する土が石ころだらけで、籾があちこち動いてしまう。

で、残りの畝は全部、籾間3cmの単純条蒔きに。

覆土して、枯草かぶせて。


さっきから近くの電信柱の上でカラスが二羽、じーっと見てるから、鳥除け紐も張ったった。


ずーっと待ってたのになあ。
早速ほぜったろ思て、ワクワク待ってたのになあ。
ごめんね、カラスさんたち。



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種籾の芽出し

2016年04月25日 | 陸稲
どうしょうかなあ。
めんどくさいなあ。
せんでも芽ぇ出るけどなあ。

と、ぐずぐず迷ってた種籾の催芽。

今年、たまたま種籾買うた業者さんから勧められたいろいろな処理。
温湯消毒。
浸水。

これも勉強と思うて一応やってみた。
この際や、催芽処理もやってみよ。

一週間、毎日水替えながら浸水してきた種籾。
播種前夜に28~29℃のぬるま湯にひと晩浸ける。


こうしたら発芽が揃うんやて。

で、翌朝。
種籾をザルにあけて水切りする。

ん?
なんか白いもんがちらっと出てる?


おお、芽ぇ出てる!
籾全部、芽ぇ出てる!


プロのお百姓さんのテクニックて、すごいなあ、やっぱ。
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種籾の消毒と浸水

2016年04月16日 | 陸稲
二年連続で収量ほぼゼロっちゅう結果に終わった陸稲。
ちかれてもて、去年は作らへんかった。

けど、毒になるもんはできるだけ体に入れんとこ思たら、やっぱお米も自然農で作ったやつでないとねえ。
買うたら高いから、一部だけでも自分で作ってみよか。

ということで今年、もういっぺん陸稲作りに挑戦。
と言うても、品種は水稲のイセヒカリ。

種籾買うた業者さんが、しきりと消毒、消毒って言いはる。
そんなもん今までやったことないんやけどなあ。
あんまり熱心にメールで教えてくれはるから、今年はいっぱつ、消毒とか浸水とかやってみることにした。

水選は既に済んでるらしいんで、まずは温湯消毒から。
種籾を、60℃のお湯の中に10分間浸ける。

大阪で3箱ほどゲットしといた蓋つき発泡スチロール。

これ、食料品入れたり、里芋の冬期保存に使こたり、非常に重宝しとります。
今回は一定の湯温を保つために利用。

種籾をネットに入れたまま、60℃のお湯の中にジャポン。
籾全体にお湯がいきわたるように、中でやさしくネットをもみもみする。


60℃10分間、これキープするためにわざわざ湯温計買うたんやでえ。

後々のことも考えて、200℃まで計れるやつを奮発。

10分たったらすぐに冷水に浸けて、ネットの中の方に熱こもらんよう、またやさしくもみもみ。


で、新しい水に浸け替える。

これで約1週間、毎日水替えながら浸け続けるんやて。

最後に28~29℃のぬるま湯にひと晩か二晩浸けて芽出ししたらもっとええらしいけど、これどうしょうかなあ。
微妙な温度やしなあ。
時間長いしなあ。

ただでさえめんどくさがりのおかちゃ。
迷っとります。





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