猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

オクラ開花

2016年07月30日 | オクラ
オクラの花が咲き始めた。



今年はポット苗育てて移植。
1ポットに3粒の種蒔いて、間引きせんとそのままごそっと移植。
こないしたら、背は低いけど数と柔らかさはそこそこらしい。
なんせ、ここは風強いからね。
引っ越してきて初めての夏のオクラ、支柱に苦労したもん。
ちびさんたちで頑張ってもらお。



さて、オクラは稔りだしたら待ったなし。
今年は上の畑に植えたから、当分山登りの毎日となりますなあ。
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猫の気温計

2016年07月27日 | 猫たち
最近、両手に花ならぬ、両耳に花。
これ、寝る時のスタイル。



今までやったら、私の脇の下とか両足の間にはまり込んで寝てた「いち」とスピカ。
いつの間にか二匹揃うて私の頭を挟む形で寝るようになった。
寝返り打ったら、それが右でも左でも、猫のおケツが目の前に来ることになる。

今年6月半ばは、こうやった。


それが7月半ばには、こう。


体の伸び具合で気温が分かる。

両耳から猫たちの寝息ステレオ放送聴きながら眠る幸せ…。

けど、ちょっと気ぃゆるしたら、
こう。

この幸せそうな寝顔見たら、「どいて」なんて言われへん。


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梅仕事 その4 梅サワー

2016年07月24日 | 
投稿日が離れてしもたけど、実は一気に作業を進めて、一日で作り上げた梅仕事1~4。

畑から帰ってきた時、今はらっきょと赤シソジュースで一服してる。
梅サワーなるもんも、ええかもね。
ということで作ってみた。

<梅サワー 材料>
青梅   250g
酢    250cc
砂糖   150g

(酢は、リンゴ酢をメインに、米酢、穀物酢を加えてます。
 砂糖は、氷砂糖150gのものと、三温糖150gのもの、二種類作りました)

出来上がり写真。
先日報告した甘露煮と一緒に撮影。
後ろの2本の瓶がそうです。

向かって左が三温糖使用、右が氷砂糖使用。

この日は疲れました。
あと、梅ジュース用にとりあえず冷凍している梅が残ってます。
これはまあ、ぼちぼちやります。
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今年初のヒル被害

2016年07月21日 | いきもの
梅雨の合間に畑仕事してたら、手首のあたりに何やらチクリ。
腕カバーめくってみたけど、その時は何も見つけられへんかった。

で、川で道具洗おうと手袋外したら、手首からたらたら血ぃが流れ出した。
あー、やっぱりさっきのチクリは、ヒルやったんや。

薬の類はなるべく使いたないけど、ヒルの場合は別。
吸われたとこ水で洗ろうて、消毒液かけて、「なんちゃらEX」ゆう強力なかゆみ止め塗って、バンドエイドで蓋しとく。
半日くらいは血ぃ出続けるから、バンドエイドはちょくちょく替える。

傷は治っても、吸われた穴は何年も残んねん。


この村に来てから4年目かな。
腕やら脚やら首筋やら。
ヒルさんたちに開けられた穴、順調に増えていっとります。

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茶太郎くん

2016年07月18日 | 猫たち
夜、急に玄関のあたりで凄い猫の声がする。

ワオ、ギャオ、ギャギャギャオ!!

なんや、なんや、何事や。
駆けつけてみたら、スピカが玄関の網戸越しに外を睨んでる。
「いち」は座敷からおっかなびっくりその様子を見てる。

てっきりスピカと「いち」がド派手な喧嘩したんかと思たけど、違うかった。
外に猫が来てるらしい。
網戸に飛びつかれたら困るんで、慌ててガラス戸閉めようとしたら、

ウワーオウー!!  ウワギャーオウー!!

外でめちゃ怒ってはる。

カメラ持って庭に出てみたら、
茶色の大きな猫。
ウワーオオウ、ウワワワワーオウ!
今にも私に飛びかかってきそうな勢い。

写真撮らしてもらうために、ちょびっとだけドライフード置いて離れたとこで見てたら、
すぐさま近寄ってきてフード食べ始めた。


この子、去年も二、三回うちに来てた子やな。
近所の人らが仕掛けてる罠にかかれへんか心配してたけど、無事でいてくれたんや。
毛並みきれいやし痩せてもないから、どこかのうちで飼われてるんやろな。



空になったお皿ペロペロ舐めてるうちに、戸ぉ閉めた。
ご飯はもうあげられへんで。
罠には気ぃつけや。
元気で暮らしや。
茶太郎くん。
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梅仕事 その3 青梅の甘露煮

2016年07月15日 | 
「梅仕事」
なんとなく情緒のある言葉やなあ。

大根でも、小豆でも、らっきょでも、どんな作物でも食べものの形にするまでにはそれぞれ作業というのはあるのに、なんで梅だけを「仕事」て言うのか。
今年、村の梅をどっさり手に入れていろいろ作ってみて、その訳が分かった。

なんせ、しんどい、めんどくさい。
最初の難関が、梅の実ぃのなり口のホシ(軸)取り。

梅って、枝にくっついてたとこにヘタみたいな黒っちいのが残ってる。

これをやね、取らなあかん。
竹串かなんかで、ちまちま、ちまちまほぜくる。

数多かったら、これだけで徹夜や。

それと、青梅はあっという間に黄色なる。
二日くらいのうちには作業終わってしまわんとあかん。
酸味がきついから、ホーローや土鍋しか使われへん。
いろんな種類作る時は、手順ちゃんと考えとかんと先に進まれへん。

果汁もあちこち飛ばしたらあかんから、作業台に広告紙敷きまくってた。
一旦使こうた道具や鍋は、丁寧に洗ろうて酸洗い流しとく。
台所も居間も、あちこち行ったり来たりしながら同時進行で進めていく。

今まで、梅酒と梅干しか作ったことない。
それもかなり昔のこと。
今年はネットで調べながらあれこれ挑戦したから、よけいあたふたしたんやなぁ。

さて、梅肉エキスに続く梅仕事は、青梅の甘露煮。
これも梅肉エキス同様、初挑戦。

しかしこれねえ、レシピ読んだ時、自分の目ぇ疑ごうた。
二度見どころか、三度見、四度見しましたがな。
だって、梅入れた鍋を火ぃにかけて、両手突っ込んで梅の実ぃが鍋底につかんように優しく混ぜながら煮る、て書いてある。
ええーっ!

四度見したとき、湯温が50度くらいになったらいったん火止めて、新しい水に入れ替えるゆうことがわかって、ちょっと安心。
いざ、挑戦。

<青梅の甘露煮 材料>
  青梅   500g
  砂糖   300g
  水    840cc
 
鍋に青梅入れて、水から火ぃにかける。
(両手で混ぜるとこは、一人で写真撮られへん、すんません)
50度くらいのお湯になってきたら一旦ザルにあけて湯きりする。


また新しい水入れて、手で優しぃに混ぜながら火ぃにかけ。
これを三回くらい繰り返す。

鍋に梅を並べる。
840ccの水と、三分の一量の砂糖入れる。
火ぃにかけて、浮き上がってくる灰汁を掬い取る。

ガーゼで落し蓋する。
普通の落とし蓋はあかんねんて。
梅がつぶれてまうんやって。


弱火でことこと5分くらい煮る。
ガーゼの上から、砂糖の三分の一量をそっと回し入れる。


弱火で更に5分。
最後の三分の一両の砂糖を入れる。
ダメ押しのコトコト煮を5分。


保存容器に梅を並べて、ガーゼをそおっと被せる。

雑な私はこの時に、せっかくきれいに仕上がってた実ぃを数個つぶしてもた。

鍋に残ってる煮汁を煮立たせる。


その煮汁を、保存容器に並べた梅にガーゼの上から回しかける。

梅がひたひたに浸かるくらい。

粗熱取れたらそのまま蓋して冷蔵庫へ。
2~3か月で食べきったほうがええそうです。

ということで、

いっただきまーす。

うん、うん。
もっと甘いだけかと思うたけど、やらかい酸味もある。
これ、来年も作ろかな。

作業の間中、キーワードは「そおっと、そおっと」。
いつもバタバタ、ガサガサしてる私は、たまにこういう梅仕事した方がええかも。

ちなみに「砂糖」は今回、三温糖と白砂糖を半々で使いました。




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梅仕事 その2 梅肉エキス

2016年07月12日 | 
なんとかかき集めた青梅。


その中からきれいな梅2キロを選別。
梅肉エキスを作ってみることにする。


ネットでレシピ探し出して作り始める。
まず、青梅をすりおろす、とある。


けど、あかん。
私、「すりおろす」という動作がほんの短時間しかでけへん。
情けないけど、持病の関係でね。

しょうない、包丁で実ぃそぎ落としながら種とっていく。
そいだ実ぃは、粗みじん切りにしとく。


2キロの梅から出た種。


粗みじん切りにした実。


これをフードプロセッサーにかける。


おろした状態に近なった実ぃをガーゼに包んで搾る。


搾りかす。

これは、あとで梅ジャムにする。

搾り汁はホーロー鍋に入れて、灰汁とりながらことこと煮詰める。


黒っぽくとろみがついてきたら出来上がり。
2キロの梅からできた梅肉エキスは、たったこれだけ。

50ccあるやろか。

風邪ひいた時に、耳かき一杯分くらい舐めたらええとか、お湯で薄めて飲んだら体の調子が整うとか…。
どう使おかなあ。
もったいないような気ぃもするしなあ。
うまいこと保存したら二、三年はもつ言う人もいてはるし、大事に使お。



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梅仕事 その1

2016年07月09日 | 
村のお茶摘みの時、いっぱい実ぃついてることが確認された梅の木。
今年はどことも梅が豊作らしい。

こないだ、希望者には梅を安うわけます、ゆうケーブル放送があった。
区長さんに聞いてみたら、世話なんかほとんどしてないらしい。
ということは、無農薬、無肥料?
ほんならいっぺん買うてみよか。

手ぇ足らんから、要るだけ自分で採って、と区長さん。
おーい、自己申告かい。

まあ、そんなこんな。
かご持って梅もぎに出かけましたがな。

「あそこらへんは全部村の梅や」
近所の婆ちゃんに教えてもろたあたりに踏み込んで行く。


もう赤なりかけてる木ぃもある。


なるべく青い実ぃ選んで摘んでいく。


しかし、これが恐怖の「梅仕事」の始まりとなろうとは。
その時は知る由もなかった私であった。
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カエルの郵便屋さん

2016年07月06日 | いきもの
この村に来て初めて葉書出そうと思うた時、ポストが見つからんかった。

散々歩き回ったんやけど、あったんはこれくらい。


まさかねえ。

ポストが見当たらんと近所の人に尋ねたら、これがそうやという返事。

「この中に手紙入れたら、ほんまに相手に届くんですか」
ゆうて尋ねたら、
「そらそうやがな」
怪訝そうな顔された。

以来4年近く、ここに投函した手紙も葉書も、ちゃんと相手に届いとります。


で、先日、雨上がりに葉書を出そ思てポストに行った。
と、

なんや?




「へい、いらっしゃいませ」

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すねる「いち」

2016年07月03日 | 猫たち
スピカは甘え上手。
普段は日中、別の部屋にひとりで過ごす。

けど、突然やって来て、ごろんと横になる。
こんなふうに。


で、目ぇで甘える。


「そうか、そうか、よしよし」


「おー、おー、よしよしよし」


そんな時、「いち」はと言えば、
ひたすら水飲むふり。

呼び寄せて、撫ぜてやろうとしても、


すねてる「いち」も、またかわいい。
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