海~山へと牛馬とともに重い荷物を運んだ歴史を忘れないでほしいという願いから立てられた石像「歩荷像」 塩の俵を背負い、その上にはブリ・鰤が1匹。杖は“ニズン棒(荷杖)”といい、休む時は重い俵を支えた。
信州松本への荷物は国鉄大糸線が通るまですべて牛馬と人の背によって搬送された。降雪期、5メートル以上の豪雪地帯では牛に頼ることができない。根知や大野の大勢の男衆が駄賃稼ぎに歩荷・ボッカに出たのだった。
信州松本への荷物は国鉄大糸線が通るまですべて牛馬と人の背によって搬送された。降雪期、5メートル以上の豪雪地帯では牛に頼ることができない。根知や大野の大勢の男衆が駄賃稼ぎに歩荷・ボッカに出たのだった。