ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

米の花;稲穂をつくる

2010年02月08日 | 山 自然 花 登山 信州 ボランティア
 私が子供だったころ、多分、小正月の行事だったような気がするが・・。木曾では米の粉でつくる繭玉と一緒に、お餅で稲穂になぞらえた“米の花”を作った。繭玉も米の花も豊作を願っての新年の行事だ。
「繭玉」作りは今もいろんな地域で続けられているようだが、この「米の花・稲穂」はあまり聞かなくなった。
ここのグループホームでは繭玉作りを(私がベトナムへ行っていて留守をしていた時に)愉しんだということだった。職員は米の花についてはやったことが無いというので、2月になってしまったけれど、立春の行事としてお年寄の皆さんと愉しむことにした。
 写真は出来上がった稲穂です(90度右に回して観てほしい)
庭の竹を切って葉を取り、その先に炊きたてのお餅を少し固くなった時点で、1cm角に切り、一つづつ挿しました。お年寄りの皆さんは、この作業をしながら“そういえば、こんなこと昔やったねえ”と、思い出してくれました。
しばらくホールに飾ったあとは、お汁粉にしたり、揚げ餅にして砂糖醤油をかけて美味しくいただきましょう。

コメント (2)
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