ついでの記事です。
下の漬物の写真の上に少しだけ写っている絵は水彩画です。
随分昔に同僚の兄上である画家のⅠ.M氏の作品、伊那谷でかいた「秋の仙丈ヶ岳」が気に入って譲ってもらいました。 額のガラスカバーが邪魔して上手く撮れません・・・。
仙丈ヶ岳は私の思い入れのある山なのです。
IKUKOさんからカブの漬け方について質問をいただきましたので、ここに書いてみます。
この写真は昨夜、お勝手で漬け込み、その桶をヨイショよいしょと脇の玄関に押していってこんな風に重ねて置いた状態です。なんか崩れそうな不安定な状態ですが・・・今朝もこのままでしたから3日間このままで置きます。玄関に置いたのは“暖房のない寒い所に”ということです。
一番下の桶には、蕪が20kgと塩1kg。真ん中の小さめ桶には小形の蕪10kgと塩500g。その上のバケツには15ℓの水と砂糖の袋3つ(3kg)
それでは・・・一番下の桶には何kgの重石がかかっているでしょうか?考えて見てください。
その左側の小さな桶は、キクイモの味噌漬けです(キクイモをいただいたので、初めて漬けてみました)
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それでは母が残していってくれた大切な本「中信地方の漬物:わが家のあれこれ」 を、そのまま書き写します。中信農協生活指導員連絡会編ですが、発刊日などは記されていませんが、随分前から使っていたようです。
<カブの酢漬け>木曾
材料
カブ・・・・10kg
塩・・・・・・500g
酢・・・・・8合~1升
砂糖(ザラメ)・・・1kg~1.5kg
作り方
① カブに塩を入れて、重石(20kg)をして漬ける。(早く水を上げる) 3日位で水が上がるので、その水は捨てる。
② 酢とザラメは煮立てて冷まし、水切りしたカブに入れて、軽い重石をして漬ける。
* 1週間~10日位で食べられる。
その次のページに四賀村の「カブの甘酢漬け」が載っています。材料はカブ、塩、砂糖、酢でその割合はほとんど同じです。カブを小さいものはそのまま、大きいものは一口大に切ってつけると・・なっています。