上田市民対象の募集登山の本番は快晴に恵まれた。
体調の整わない方が3名欠席となった結果、市民23人、所属山岳会員14人総勢37人を4つの班に分けて行動した。
6時上田市を2台のバスに分乗して出発した。
9:00前山へロープウェイで数分間の登り。準備体操のあと、歩きはじめる。
参加者が最初に出会う「渋池」 思わず皆さんシャッターを押します
隣の鉢山2041mを右手に眺めながら志賀山の道を辿ります。
この日は千葉県の小学生、中学生の3校ほどの小登山と一緒になり、我々の班も彼らの行列の前後に分断されてしまった。やっほー!ヤッホーの連呼がにぎやかなこと・・・
この景色に思わず叫びたい気持ちもわかるのだが、彼らが他のコースに移ると ほっとした。
この日、志賀山からは東信の山々や後立山連峰や槍穂高連峰も望むことができた。
↑ 志賀山と裏志賀山の間に小さなお釜池や志賀小池など・・・志賀山が噴火した時に出来た爆裂火口に水が溜まって出来たという。右手は今越えてきた志賀山
↓ 裏志賀山からコバルトブルーの大沼池が一望できた。この美しさに皆さん感激!
裏志賀山のザレた急坂を下りながら、眼下の高層湿原の四十八を観ることができた。
湿原の外れのあずま屋まで移動した。学校登山のこどもたちは四十八池には寄らずに、大沼池に下ったようだった。
ここで4班がやっと合流することが出来、ここで昼食タイム。
昼食を済ませ植物に関心がある方は散策や写真撮影。
私は、コンデジだけで適当に撮った湿原の花たち、ロクな写真はない・・
キンコウカ・金光花;ユリ科
モウセンゴケに白い花・・ピンボケだ~
湿原が赤く見えるがモウセンゴケの色だった。2週間前の下見では蕾だったが、今は白い小さな花1cm弱、丈は10㎝ほどの
12:30 大沼池に向けてゆっくり歩く。
少し登って下ること1時間。大沼池が近くなり再び皆さん “本当にきれいね~”
大沼の中に、朱色の鳥居が・・・
ちょっと寄り道したり・・・
休憩の後、班毎に集合撮影。
湖畔を離れ、5㎞程の林道歩きは暑く、木陰を選んで歩いた。
林道脇はトリアシショウマの群生
ベニバナイチヤクソウやゴゼンタチバナも残っていた。
歩きなれない参加者がおり、脚を引きずりながら何とかたどり着いた方も・・・。
予定より1時間ほど遅れたが、志賀山一般募集登山を終えることができた。
2時間余り、専用バスに揺られて上田市に戻り、それぞれが家路に着くことができた。