ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

8月20日 常念岳2857mに登る その3

2021年08月21日 | 山歩き

常念乗越2466mからの山頂は岩の塊を登る1時間余りのきつい道だ。

常念夏山診療所に関わり35年、退任してからも毎年登っていた。

最近は乗越から反対方向の横通岳に行き、花をたのしみ、360℃の眺望を撮ることが多かった。

同行者「ネモさんとは一回しか山頂に行っていない。今日はがんばりましょう!」の喝 

しかたがない、がんばりましょうか・・でも今日は眺望がないよね・・

そういいながらザックを小屋に預けて、カメラはコンデジだけをポケットに登ります。

すこし登って乗越~横通をみると、安曇野側からガスが湧いてきます

100メートルほど登った所でトウヤクリンドウの塊があり、うれしく撮りました

長雨のためか花弁の先が傷んでいるものもあります。でも秋のはじまりの花

東鎌尾根~大天井岳

👇 横通岳から奥に天井岳岳

大キレットの底だけが雲から出て穂高岳は雲の中

👇 槍ケ岳は隠れ、東鎌尾根の向こう、北鎌尾根をズームしてみました

山頂までもう少し・・あと15分くらいかな。バテテます

山頂も間近に

ヨレヨレで山頂到着!

眺望は望めません・・証拠写真を撮って、早々に下ります

でも、山頂直下に花があるはず・・と探します

ミヤマホツツジ

イワギキョウと写っているのはコメバツツジかな

 

一の沢から前後しながら登って来られた愛知県からのおふたりの男性、一カ月前から計画していた山行だったという。

テント張りが終わったらしく、草臥れた様子でもがんばって登っていった。

「明日の朝は乗越からモルゲントートをたのしんでくださいね」と声をかけ別れた。

 

中ほどまで下ってまた撮ります

ミヤマダイコンソウはこれから紅葉します

  

小屋の外のテントで遅い昼食にしました

横の夏山診療所は今年はコロナ過の中、休日だけ開業したが、8月12日で閉じている。

小屋の多分忙しくしている?Yamaさんの顔だけをみて帰りましょうと呼び出して・・

「おお!元気だね~ また下界でゆっくりやりましょう」と

     👆 下って来た常念岳はもう隠されてます

 

14:10 下山開始

これから急坂を、木の根や木の階段も多く慎重に下ります。

数年前、山岳会の仲間と来た時、私がこの坂の途中で転倒・転落し「頸椎捻挫」

そんな経験をしたので、さらに用心深くなります。

 

慎重に40分下って「最後の水場」

2時間下ってきました

一の沢の水量は多いのですが、澄んでます

17時ころ 乗越に日がはいるころでしょうか・・

    振り返って、一の沢に入る光芒を撮ってみました

 

3時間20分で登山口へ、無事到着しました。

緊張からか、すでに首から肩が凝ってます。

これから麓に下ります。

林道わきには主に県外車が駐車されていました。皆さん山の上で過ごされるのでしょう。

私たちは、シャクナゲの湯でバブルバスにゆっくり浸かり、うどん屋で夕飯。

 

「常念岳に登る」3回に分けて書きました。

1週間、疲れを取って次は秋の花の咲く山を歩きたいと思います。

 

<追記>

下りも花を採りながらでしたので、追加します

オトギリソウ & オミナエシ・キンレイカ

 

 

百曲がりの途中、いつもはもっとたくさんの花なのだが・・

 

チョウジギク(丁字菊)

   

 

 

ツリバナ

ヨツバヒヨドリに蝶・アサギマダラ

   

 

タケシマラン

  

 

駐車場のツリフネソウ & キンミズヒキ

    

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8月20日 常念岳に登る その2

2021年08月21日 | 山歩き

その1からのつづきます

一の沢は最近の大雨で水量がすごかった

その沢音を聞きながら登っていきます。

登山道も水びたしで滑りやすいので気を使います

 

1時間登り、小休止の時クサボタンを見つけました

8月に咲きだす花冠が鐘形のかわいらしいクサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)

上高地や乗鞍高原でも楽しめます

  

 

山地のお馴染みの花たちを撮ります

下山時にこの花にとまったお馴染みの蝶を撮ることができました

 

8時、烏帽子沢は常念乗越との中間地点、(その案内板は昨年の大水で流されたまま・・)

   

 

ここから胸突き八丁までは、あふれる水の道

胸突き八丁の手前、丸太橋の手前でお腹が空いたので「お小昼」

          私はおにぎりひとつ、相棒はトウモロコシ

  

シモツケソウ

いつもはオオバミズホウズキの間から落ちるきれいな小滝も、花がない、無残・・

逢いたかったサラシナショウマ & センジュカンビ

でも大雨の被害に遭ったのか、ここのお花畑も花が少ないのです・・

アザミの仲間たち

   

オヤマボクチ

 

 

シオガマ & オミナエシ・コキンレイカは終盤

 

オヤマリンドウの季節になっている

福助沢 今日は水量が少ない・・

「以前、台風のあと下山してきて土石流で通れず、小屋へ引き返したこともあったよ」と

ここへ来ると、どうしても、その思い出話になる

 

👆カニコウモリ

「最後の水場」から乗越までは800m、その間に第1、第2、第3とベンチが設けられている

第2ベンチの下に美味しそうなキイチゴ

 

ウメバチソウ

 

11:10 2466m 常念乗越到着

北穂高だけが見えている  動く雲の中、一瞬だけお槍を見せてくれた

槍の穂先が見えたのはこの時だけでした

この後、山頂を目指しました。

 

つづきはその3で書きます

 

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8月20日(金)常念岳に登る  その1

2021年08月21日 | 山歩き

   

    <山頂に登る途中に咲くトウヤクリンドウ>

<行程>

5:30出発~6:30一の沢登山口~11:00常念乗越11:20~12:30山頂~13:30乗越に戻り

13:30昼食14:10下山開始 ~17:30登山口 行動時間11時間 一日の歩数は約3万歩

その後 入湯・夕食、帰宅19時 

 

今年はまだ常念岳に登っていない。昨日から2日間は晴れ間が期待できた。

前日、常念小屋に登山道の状況を問い合わせた

        「道は心配ないよ、今日も何人も登って来たよ」と

5時半、Ozakiさんの車で出発

  明科からみる常念岳上部は雲の中、その北爺ヶ岳~鹿島槍はよく見えている

   

6時半、例年はこの時期は開いている「指導所」は締まっている。

一の沢登山口はツアーの一団と何組か先行者で賑わっていた

             (といっても、いつもの賑わいではない)

皆さん、この晴れ間を待っていたんだね

500mほど登ると「山の神」ここで今日の安全をお願いする

   

 

 

  

大滝の上に一か所だけオオヤマレンゲの咲く場所がある。

今年はどうだったんだろう・・と確かめてみる

  一つだけ実になって残ってました!

 

つづきはあまたとで・・

 昨夜はバタンキューと寝ましたが・・草臥れた体、なかなかレポートが進みません 

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