「裏木曽街道」って! それって何処? そんなこと聞いたことないよ・・・
と、オン・ジ・アース企画の社長に言ってしまった。
それを確かめるためにこのツアーに参加した。
日程;4月21日~24日 総距離約60㎞
(JR中津川駅集合、JR下呂駅解散)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9d/c90294b46d53286434cce6b864c98e1b.jpg)
田中 元二氏(白馬小谷研究社)のガイドブックが届いて、やっと納得した。
ガイドブックより
“裏木曽とは岐阜県南東部の通称で、信州の木曽とは阿寺山地を挟んで裏側にある地域のためこう呼ばれている。中津川から福岡、付知、加子母を結ぶ地域の総称。下呂に入り飛騨となる。
今回、この街道には様々な呼び方があり、一つには絞れない。出発地の中津川では「飛騨街道」と呼ばれている。一方、到着地の下呂からは「江戸街道」と呼ばれ、また、「鎌倉街道」なる呼び方も残っている。更に街道が南北に通っているところから「南北街道」とも呼ばれる。かっては「いざ鎌倉」への道とされた。
また、街道のいたるところから御嶽への登拝口があり、御嶽四門の内のひとつ、南門とされる場所が沿道近くの拝殿山にあった。
木曽御料林からは大量の材木がこの道を通って伊勢などに運ばれ、沿道の地区は賑わった。集落には芝居小屋がそれぞれに建てられ、地歌舞伎がいまだに盛んである。木曾谷より広い谷筋のため、明るくのどかな風景が広がり、・・・
道中、3つの峠越えがあり飽きさせない。それぞれの谷を流れる川は透き通っていて美しい。国史跡の苗木城からの展望、国天然記念物の加子母の大杉は迫力・・・など見所多し。
一日目;中津川駅~・・・長根橋まで、12,9km (岩寿荘泊)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e3/185d72f384094795cb4a17fac8138773.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/dc/f706d0a821d548841d3b10a49e2b884f.jpg)
↑北恵那鉄道跡、昭和53年に廃線なった。中津から下付知・シモツケチを結んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/38/4ad817f4b7ec1bb9a033be634255d4c7.jpg)
ここから苗木城跡に登る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/26/be0df184ff3068568d42416a51577218.jpg)
戦乱の時代から江戸時代まで続いた苗木遠山家の城跡で、現在でも堅牢な石垣を残して・・、天守は岩山という制約された土地の上に建てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c0/13718d6a92f02ff93a896c73c6d98589.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b5/06a83b317a4603216d13f08699718035.jpg)
天然の巨岩を利用して石垣が構築された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cd/de8629fb2f2c01c831480ca9b7ff244c.jpg)
城跡の最も高い場所から恵那山、木曽川、中津川市街が一望できる。
城跡の下を流れる木曽川に左奥から中津川という川が流れ込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/73/43890b98f6dfbdce8833da187e6eb5b0.jpg)
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2日目;本郷から・・・倉谷温泉 17,5km
日本三大庚申塔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c2/9c8a5572ce595af02efeb8111c8798f5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c4/a86e2595f7da873b74c38f0c6223d96d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/60/3b0f7cdee11b2bd98ff01cae5f4ccb31.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b9/28eac7b7791afc74027cb2b4640a0408.jpg)
街道は時々森の中の湿った道もあるが、ほとんどが生活道路になって、舗装されたところが多く脚に厳しい道だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/fa/d483dc3f01fceb05c65e2a30dca2196d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9e/4c47056353e60f20d0e4c4b740f936d0.jpg)
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十六羅漢さま
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/93/2f58d5d8f91eec968241f6b7852ab305.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/3f/7d679b16d8af0ebfe019d20c6916f1b9.jpg)
深い山と山桜が美しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/71/8ed11109af15de6d5a25532c72671525.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/a6/07c807b2a20819e7d045dbd471235817.jpg)
蟐木淵(もみのき)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/eb/2edfc1687cca70582a823ca780c92d7b.jpg)
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2日目と三日目の宿は神明山荘
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/cf/f5157f5461545f541a264ce29a19e478.jpg)
池の花いかだ・花筏を撮る
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護山神社;祭神は木曽山林の総鎮守であり、山の恵みを司る神。
奥社は加子母の裏木曽国有林内『出の小路』に鎮座する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ce/8dcceaedc152c692e0389cf07f5479c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/74/2a5 59bc 76b13af139197832bff57434.jpg)
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加子母村
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c6/7e6b8baf331a6460b839e25bcbf50583.jpg)
↑庄屋のひとつ、山守「内木家」
3日目;塞ノ神峠から・・・舞台峠~御厩野 17,6km
加子母村の東南端、付知町との境の峠。その境に塞の神が祀ってある。
塞の神とは道祖神のことで、疫霊を防ぐ神として祀られていた。
石垣上に双体道祖神が祀られている。岐阜県内では双体道祖神は珍しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4c/d6815ee3d0a507b10e3d466a21e8bb37.jpg)
ここで初めて「うら木曽街道」という表示が登場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1b/3bd81501c34bf3b20fd7896ea6cd8272.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/82/4be3f3d4337cad016baab316fc402544.jpg)
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加子母の大杉;小郷地区の真ん中に孤高に聳え立つこの大木は、樹高31m、目通り13m。この木の縁起伝説は出家した北条時頼が菩提を弔うため1本の杉を植えたというもの。
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『加子母・かしも』の名前の由来は、昔、小郷村と河下村と2つに分かれていたのを一つにした際、に当て字でつけたというのが有力。
加子母の明治座;
芝居好きな東濃地方にはかって60以上の農村舞台があった。中でも大きいのがこの明治座。長さ8間近くある桟敷、人力で動かす廻り舞台など百年を越えてなお現役の芝居小屋だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/dd/8bc1ba0140dbcad80e37bd6df5bc4821.jpg)
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世話人らしきこの方のおしゃべりが木曽訛りがあった。木曽に近いことを実感した場面だった。木曽人の私としては興味深く聴いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a3/a14c4e4fa19b7404ed11b772dc6359cb.jpg)
今回、板葺屋根が復元された。60年後の葺き替えのための寄進を頼まれた。一人500円で一枚の屋根板に名前を書いてきた。
4日目;御厩野~下呂駅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/97/08250d6394fc95e1bc30b834da18ebfa.jpg)
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この後、舞台峠を下呂に下るのだが・・私は足のマメが辛くなって車にのってしまい、下呂温泉の日帰り温泉に浸かったのでした。お湯はもったりとした軟らかいいいお湯だった。
私は木曽で生まれ、木曽で育ったのだが・・
今回、中津川から下呂まで歩いて認識を新たにしたというのが正直なところ。
「下呂」という言葉は小さい頃から耳にしていた。木曽では怪我の後に”下呂のお湯で治してくるで・・”などと、私が高校卒業して木曽を離れるまではよく聞いていた。
現在の下呂温泉は、温泉宿以外に立派なホテルが建ち、多勢のお客さんで賑わっているように感じた。
皆さん、今回のコースがお気に召して、次は下呂から高山まで歩きましょうという人も・・・。さて、どうなるでしょうか。
と、オン・ジ・アース企画の社長に言ってしまった。
それを確かめるためにこのツアーに参加した。
日程;4月21日~24日 総距離約60㎞
(JR中津川駅集合、JR下呂駅解散)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9d/c90294b46d53286434cce6b864c98e1b.jpg)
田中 元二氏(白馬小谷研究社)のガイドブックが届いて、やっと納得した。
ガイドブックより
“裏木曽とは岐阜県南東部の通称で、信州の木曽とは阿寺山地を挟んで裏側にある地域のためこう呼ばれている。中津川から福岡、付知、加子母を結ぶ地域の総称。下呂に入り飛騨となる。
今回、この街道には様々な呼び方があり、一つには絞れない。出発地の中津川では「飛騨街道」と呼ばれている。一方、到着地の下呂からは「江戸街道」と呼ばれ、また、「鎌倉街道」なる呼び方も残っている。更に街道が南北に通っているところから「南北街道」とも呼ばれる。かっては「いざ鎌倉」への道とされた。
また、街道のいたるところから御嶽への登拝口があり、御嶽四門の内のひとつ、南門とされる場所が沿道近くの拝殿山にあった。
木曽御料林からは大量の材木がこの道を通って伊勢などに運ばれ、沿道の地区は賑わった。集落には芝居小屋がそれぞれに建てられ、地歌舞伎がいまだに盛んである。木曾谷より広い谷筋のため、明るくのどかな風景が広がり、・・・
道中、3つの峠越えがあり飽きさせない。それぞれの谷を流れる川は透き通っていて美しい。国史跡の苗木城からの展望、国天然記念物の加子母の大杉は迫力・・・など見所多し。
一日目;中津川駅~・・・長根橋まで、12,9km (岩寿荘泊)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e3/185d72f384094795cb4a17fac8138773.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/dc/f706d0a821d548841d3b10a49e2b884f.jpg)
↑北恵那鉄道跡、昭和53年に廃線なった。中津から下付知・シモツケチを結んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/38/4ad817f4b7ec1bb9a033be634255d4c7.jpg)
ここから苗木城跡に登る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/26/be0df184ff3068568d42416a51577218.jpg)
戦乱の時代から江戸時代まで続いた苗木遠山家の城跡で、現在でも堅牢な石垣を残して・・、天守は岩山という制約された土地の上に建てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c0/13718d6a92f02ff93a896c73c6d98589.jpg)
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天然の巨岩を利用して石垣が構築された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cd/de8629fb2f2c01c831480ca9b7ff244c.jpg)
城跡の最も高い場所から恵那山、木曽川、中津川市街が一望できる。
城跡の下を流れる木曽川に左奥から中津川という川が流れ込む。
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2日目;本郷から・・・倉谷温泉 17,5km
日本三大庚申塔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c2/9c8a5572ce595af02efeb8111c8798f5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c4/a86e2595f7da873b74c38f0c6223d96d.jpg)
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街道は時々森の中の湿った道もあるが、ほとんどが生活道路になって、舗装されたところが多く脚に厳しい道だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/fa/d483dc3f01fceb05c65e2a30dca2196d.jpg)
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十六羅漢さま
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深い山と山桜が美しい
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蟐木淵(もみのき)
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2日目と三日目の宿は神明山荘
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/cf/f5157f5461545f541a264ce29a19e478.jpg)
池の花いかだ・花筏を撮る
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/02/139c532c64d9ea1d710a085eec94e486.jpg)
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護山神社;祭神は木曽山林の総鎮守であり、山の恵みを司る神。
奥社は加子母の裏木曽国有林内『出の小路』に鎮座する。
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加子母村
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c6/7e6b8baf331a6460b839e25bcbf50583.jpg)
↑庄屋のひとつ、山守「内木家」
3日目;塞ノ神峠から・・・舞台峠~御厩野 17,6km
加子母村の東南端、付知町との境の峠。その境に塞の神が祀ってある。
塞の神とは道祖神のことで、疫霊を防ぐ神として祀られていた。
石垣上に双体道祖神が祀られている。岐阜県内では双体道祖神は珍しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4c/d6815ee3d0a507b10e3d466a21e8bb37.jpg)
ここで初めて「うら木曽街道」という表示が登場
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/82/4be3f3d4337cad016baab316fc402544.jpg)
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加子母の大杉;小郷地区の真ん中に孤高に聳え立つこの大木は、樹高31m、目通り13m。この木の縁起伝説は出家した北条時頼が菩提を弔うため1本の杉を植えたというもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/d2/194845063cec1539337069a83954479a.jpg)
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『加子母・かしも』の名前の由来は、昔、小郷村と河下村と2つに分かれていたのを一つにした際、に当て字でつけたというのが有力。
加子母の明治座;
芝居好きな東濃地方にはかって60以上の農村舞台があった。中でも大きいのがこの明治座。長さ8間近くある桟敷、人力で動かす廻り舞台など百年を越えてなお現役の芝居小屋だ。
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世話人らしきこの方のおしゃべりが木曽訛りがあった。木曽に近いことを実感した場面だった。木曽人の私としては興味深く聴いた。
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今回、板葺屋根が復元された。60年後の葺き替えのための寄進を頼まれた。一人500円で一枚の屋根板に名前を書いてきた。
4日目;御厩野~下呂駅
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この後、舞台峠を下呂に下るのだが・・私は足のマメが辛くなって車にのってしまい、下呂温泉の日帰り温泉に浸かったのでした。お湯はもったりとした軟らかいいいお湯だった。
私は木曽で生まれ、木曽で育ったのだが・・
今回、中津川から下呂まで歩いて認識を新たにしたというのが正直なところ。
「下呂」という言葉は小さい頃から耳にしていた。木曽では怪我の後に”下呂のお湯で治してくるで・・”などと、私が高校卒業して木曽を離れるまではよく聞いていた。
現在の下呂温泉は、温泉宿以外に立派なホテルが建ち、多勢のお客さんで賑わっているように感じた。
皆さん、今回のコースがお気に召して、次は下呂から高山まで歩きましょうという人も・・・。さて、どうなるでしょうか。
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