ここ信州の長野も、寒い寒い冬を乗り越え、今日のように晴れの日ですと、春の空気を感じ始めます。 まだまだ外の風は冷たいのですが、部屋に居て、ガラス越しに太陽の日射しを受けると、ひと頃よりその強さの違いが、伝わってきます。
で、先日、Blu-ray DISC の購入で、家電量販店に行ってみましたら‥‥、
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来年 2014 年 7 月に、 BS から放送開始があると云われている 「4K テレビ 」 が、その家電量販店で、店頭デモ映像を放映していました。 (携帯カメラでそのテレビを撮ってきたのですが、画質が悪い写真ですみません。)
デモ放映していたのは、 「 TOSHIBA REGZA 55型 」 でしたが、実際に観ますと、ものの見事にキレイです。 以前の TV 放送の、720×480 pix から、 1920×1080 pix ハイビジョンに代わった時のような感じがしました。
だが、特に感動はしませんでしたが、この 1920×1080 pix のハイビジョン放送がついこの間始まったばかりですのに、もう 「 4K テレビ」 か!! と云う思いです。
一般的に分かり易い画素数を比較しますと‥‥
ハイビジョン・テレビ 1920×1080 pix で、約 200 万画素、
4K テレビ 3840×2160 pix で、約 830 万画素、
そして、そのまだ上をいく、NHK が研究開発をしている「スーパー・ハイビジョン」は、
7680×4320 pix で、約 3300 万画素になるようです。
今、私が使用しているCanon デジカメが、 1800 万画素ですので、それ以上に超高精細な解像度を備えていることになり、想像を絶するような映像が近い将来、大画面で観れることになると思います。 ホントに楽しみです。
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上の写真も、携帯カメラ撮りですので、画質が悪くて申し訳ないのですが、ビデオ制作側から言いますと、 「 4K テレビ 」 での映像は、編集分野では、現在使っています、「 Adobe Premiere Pro CS5.5 」 を、「 CS6.0 」 にグレード・アップして可能なのですが、映像の一番の入口のビデオ・カメラが、多分極端な高額であると予想され、私共の零細企業には手が出せなくなると思います。
まあ、確かに現行でも、 Blu-ray DISC よりは、 DVD の方が取り扱いは多いので助かっていますが、やがて、 4K テレビやスーパー・ハイビジョンの高精細なテレビを日頃観ていますと、その高精細に目が慣れて、その画質が当たり前に見えてきて、今度は普通のハイビジョン・テレビが、かつての VHS テープで再生された映像のようにボワッとした感じになってくると思います。
実際、その家電量販店で、現行のハイビジョン・テレビと 4K テレビが一緒に並んでいますので、画質比較して見れるのですが、やはり片方はビシッとキレイに見れて、もう片方は、推察通りボワッと感がありました。 そんなもんです。
この 「 4K テレビ」 や「スーパー・ハイビジョン放送」は、今は、制作者側だけが推し進めているだけで、受け手側の視聴者は、果たしてここまでの高精細な解像度をもったテレビ映像を望んでいるかと云うと、温度差があったりしているのでは‥‥‥‥、とも感じます。
そう云っても、私も作り手側ですので、金銭的に可能でしたら、このスーパーハイビジョンや 4K のビデオカメラで撮影・編集して、それ相当の映像を作りたいと云う願望は強く持っています。 まあ、夢ですが‥‥‥‥!!!
でも、あのアマチュア・カメラマン先輩 kazu さんがご使用の、「Nikon D800 」 の 3600 万画素のデジカメ・データを、約 3300 万画素のスーパー・ハイビジョン TV で見れたら、写真画質をそのままで大画面で鑑賞出来るのでしょうね。
そんな時代が、2020 年頃に来るようです‥‥‥!!!
日本技術の素晴らしさは、ここにもあるようです‥‥‥!!!
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