雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

手術する? そろそろ覚悟 決めなくちゃ

2012-06-27 10:36:15 | 愛犬の病気と手作り食
眠れない夜が明けました。

風ちゃんの前では、ずっと笑顔で頑張ってきた私だけど

今、パソコンに向かった途端、涙が溢れて、画面かちゃんと見えません。




一昨日、いつもの動物病院で、膀胱の状態の悪化が気になり

セカンドオピニオンとして、風ちゃんがアニマルセラピーでお世話になっている獣医師さんのいる

動物病院に行ってきました。



昨年、風ちゃんのお腹の張りが気になって、いつもの動物病院でレントゲンとエコーをとり

膀胱がパンパンに膨らんでいるとわかった時も


別の病院でセカンドオビニオンをしたけれど

結局その病院では、同意見だったので

そのまま、いつもの動物病院での治療を続けました。



そして、一旦は完治して、すっきりボディで快活な風ちゃんになったのが昨年の12月。


しかし、春になって再発し、前回と同じお薬を処方され、飲ませているけれど効果なし。


オシッコは、ちゃんと出ているのに、いっこうに減らないので「本当に膀胱なんですか?」と

何度も獣医師さんにくいついたりもしました。


だけど、前回ちゃんと膀胱の薬で治ったこともあるし、全く同じ症状なので

膀胱以外考えられないという意見でした。



そんな状態に、シビレを切らし

昨日、うちからは少し遠いのですが、獣医師さんが4~5人いる動物病院に連れて行きました。


セカンドオピニオンということを伝え、一年前からの経過とどういう治療をしてきたのか報告。


そして、触診。


その病院は、前が公園になっているので、そこでしっかりオシッコをさせてきたのに

「はい。やっぱり膀胱にたまっているみたいですね。

 でも、ちゃんと調べたいので、レントゲンとエコー、そして尿の検査をしますね」と。


いつもの動物病院は、アットホームな個人病院。

レントゲンを撮る一瞬以外は、エコーの時も、ずっと風ちゃんのそばにいて

励ますことができた。


でも、大きなこちらの病院は、スタッフも多いこともあって

「こちらでお預かりして、検査をします」と、風ちゃんを連れて行っちゃいました。

風ちゃんは、不安そうに何度も振り返ってました。



大きな病院と小さな病院、それぞれに良さがあるんだと実感。


検査が無事終わり、結果を聴きに診察室へ。


やはり前回と同じように、膀胱らしきものがパンパンに腫れ上がっているレントゲンを見せられ

他の臓器が、全部端っこに追いやられている状態でした。


「このレントゲンとエコーの検査の結果を見る限り、はやり膀胱に尿が溜まっていると

 思われます。ただ、少し気になるのは、尿を抜くのにカテーテルを入れた所、

 この膨らんでいる膀胱まで入らないんです。

 膀胱を収縮させるお薬も効かないとおっしゃっているし、

 本当にこれが膀胱なのか?

 そこに疑問が残るんです。

 実は、もうひとつ、小さな膀胱みたいなのがあるんですよ。

 そこには、尿も溜まっていないんですけど…。

 なので、尿道から増影剤を入れて、再度レントゲンを撮りたいと思っています。

 その増影剤がこの膨らんでいる臓器に入るのならば、やっぱり膀胱ということになりますが

 そうじゃない可能性もあるので…。

 この検査は、人出も必要なので、診察時間が終わった後の検査になるので

 風ちゃんをお預かりさせてください」と。


入院ではなく、その日中に検査は終わるということ。

検査が終わり次第電話が入るということで、私は一旦家に帰りました。



風ちゃんのいない鈴ちゃんだけの夜の散歩は、やっぱりなんとなく寂しい。



風パパも自宅に帰ってきたが、晩ご飯を作る気にもなれない私。


そして、21時半頃「検査が終わりました」という電話があり、

風パパと、その動物病院に向かいました。



増影剤を入れたレントゲンの映像を見せられました。

しかし、今まで膀胱だと思われていた膨らんでいるものには、全く影が出ていません。

その膨らみと尿道の間にある小さな袋が黒くなっているだけです。


「膀胱は、こちらの小さい方でした。このレントゲンでは、増影剤をかなり入れたので
 
 少し膨らんでいますが、膀胱には問題がないと思います。

 で、問題は今まで膀胱だと思われていた、この1リットルを越える大きさの膨らみなんですが…。

 この映像だけでは、いったい何なのか、正直わからないんですよ」と獣医師さん。


「じゃあ、オシッコじゃないんですね」と私が声を出した途端

奥の方から「ヒィーー、ヒィーー」と泣く風ちゃんの声が。


「先に風ちゃんをお返ししますね」と、風ちゃんを連れて来てくれました。


私の顔をみた途端、診察室中を大暴れ!!

狂喜乱舞しながら、私にスリスリ全身で甘えて来る風ちゃん。


「ママ、とっても辛かってん。とっても不安やってん。でも頑張ったよ。

 ママに会えてうれしいよ。もうどこにもいかないで!!」って声が、

風ちゃんからいっぱい聞こえてきました。



私が風ちゃんとの再会をはたしている間

獣医師さんが風パパに説明をしていました。


「うちの病院の設備では、これ以上の検査ができません。

 うちでやるとすれば開腹手術ですね。

 一旦お腹を開いて、腫れ上がっているのが何の臓器だか特定して、

 中に溜まっているものを抜くのか、この臓器ごと取り除くのか、

 もしかしたら手がつけられない臓器だったら、そのままということもあります。」と。



今までのように、投薬でなんとかなるような病気じゃないことがわかりました。


「結局は、手術することになると思いますが、その前にさらに検査をするならば

 高度先進医療機器のあるVRセンターを紹介しますが、どちらにするのか考えてください」と言われました。



帰宅後、夫婦で話し合い、VRセンターでの検査をお願いすることに決めました。


昨夜は、布団に入ってからも、いろいろな事が頭をよぎり

ほとんど眠れませんでした。


今まで、膀胱だと信じて頑張ってきたことは、いったい何だったのか?

それに、あの腫れて巨大化しているものは、いったい何なのか?

CTスキャンなどの先進医療で、原因がわかるのだろうか?

風ちゃんは、やっぱりずっと苦しんでいたのだろうか?



朝を迎え、いろいろ気持ちの整理もできて、手術をする覚悟もできてきました。


そして、今朝のお散歩です。




いつもの笑顔の風ちゃん。


本当に愛しくてたまりません。


ありゃ、またやっちゃっている…。



昨日、動物病院の検査で、いっぱいいっぱい我慢したストレスを

鈴ちゃんへのぶつけているの?


さすがに今朝は、許してしまいました。






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