雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

キャンキャイン! 鼓膜診るから 我慢だよ

2014-08-13 12:10:39 | 愛犬の病気と手作り食
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聴力を失ったと思われる風ちゃん。

何度声掛けしても、手を叩いても、金属音を鳴らしても反応なし。


いつも当たり前のように「ふう」って呼んだら、ママを見てくれていたのに


呼んでも全く見てくれないのは、やっぱり寂しいです。


なので声をかけるかわりに、優しくタッチ。

すると「えっ?」って感じで私の顔を見てくれます。



そばにいる時はいいけれど、離れている時に注目させられない

オイデなどはちょっと難かもです。




いきなり聞こえなくなった?

・・・いや前から少しずつ反応が鈍くなっていたし、雷の音も平気になっていたので

徐々に聞こえにくくなっていたのは確か。


でも両耳いっぺんに聞こえなくなるか??



いやいや、もうすでに片耳は前から聞こえない状態で、

残りの耳の聴力もふさがったのかも。



いろんなことが頭を渦巻きました。




そんな時パパが「おい、ネットに゜こんなエピソードが載っているで」と。


それは風と同じ12歳のワンコの耳が急に聞こえなくなったという話。


老齢性の難聴だと治る手立てがないらしいのであきらめていたけれど、動物病院に行ったところ

鼓膜に耳垢かなにかがへばりついていて、洗浄してもなかなかとれない状態であることが判明。


その動物病院でなんとか少し洗浄でき、自宅でも洗浄を続けていたら、徐々に聴力が回復した・・・




という話でした。


「もしかしたら、風ちゃんもこれかもしれない。動物病院でちゃん診てもらおう」と風パパ。

私も、それだったらどんなにいいかと願いました。


暗くなっていた心に一筋の光が見えた感じです。


そして、病院へ行くまでの間

何度も何度も「風ちゃん」「風ちゃん」と風の耳のそばでデカイ声をかける風パパ。


そして全くの無反応に落胆。


「聞こえていないんやからしゃーないやん。私たちも手話というか、声をださなくてもコミュニケーションがとれるようにしなくっちゃ」と言いながら、聴力の大切さを身に染みて知りました。


名前を呼ぶとこっちを見てくれるのが当たり前の生活を12年以上してきた私たち。

風ちゃんが変われば、私たちもそれに合わせて変わらなくっちゃです。



ただ、呼んでも反応してくれない以外は、大きな問題もなく生活できています。

お散歩もとっても楽しそうに行ってるし。



さて、病院です。

先週は足の怪我で行ったばかりで、毎週通っている感じです。


今回の獣医師さんは、何度か風ちゃんを診てもらっている私が心の中で「モンチッチ」と呼んでいる先生です。


「急に耳が聞こえなくなる原因は、耳の病気というよりも、脳や神経の可能性があります」と説明し

チェックをはじめました。


まず視線が定まっているか

左右アンバランスなところがないか


聴力以外での風の変化についてもいろいろと質問をされました。

目は、核硬化症だと前から言われているのでその症状は出ていますが

それ以外は問題なさそう。


そして、耳のチェックです。


耳鏡を風の耳に入れて、中を見て下さったのですが


「外耳道は、とてもキレイです。外耳炎もみうけられません」とのこと。


本当は、キレイなことはいいことなんですが、今回は落胆です。


耳垢が溜まっているとか外耳炎が原因で耳が聞こえなくなっているのなら

その原因さえクリアしたら、また呼んだら反応してくれる風ちゃんに戻れるはず・・・・。



そう思っていたので、いつもと同じようにキレイだと言われたのは残念でした。



犬の耳の中の鼓膜までの道は、L字型になっていて、まっすぐ伸びる耳鏡でL字の奥にある鼓膜までを診ることは、なかなか困難なようです。

細い内視鏡みたいなものだったら奥まで見えるんでしょうけれど・・・。


「高齢の和犬雑種に多いのが認知症などの脳神経細胞の機能障害なので、犬種的にそれも考えられるんですが…」とも。


ちなみにさっきネットで犬の認知症を調べたら

認知症の症状は、平均すると11歳頃(早くて7~8歳頃)から現れはじめるといわれ、犬種では柴犬や日本犬系の雑種がなりやすい傾向があります。


とあって、年齢的や犬種的には該当しているんですよね。でも「呼んでも反応しない」以外の症状は出ていない感じ。





そんな話がある中、診察室で風パパが切りだしました「ネットで同じような症状で動物病院にいったら、鼓膜が汚れていたという話が載っていて、風もそれだったらいいのにと思っていたんですよ」と。


モンチッチ先生は「念のため院長にも診てもらいます」と呼びに行きました。



そして、ちょっぴり怖い院長が登場。



私とパパに、風が首を動かなさいようにしっかり保定するように命令。


そして、キャインキャインの泣き叫び、嫌がる風の耳のL字曲がっている奥まで耳鏡を入れ

鼓膜までチェックしてくれました。



まず右耳のチェックが終わりました。


「外耳道は確かにキレイですけれど、鼓膜に茶色いものが付着しています」と。


そして、左耳のチェックですが、こちらもかなり風ちゃん悲鳴をあげましたが

残念ながら鼓膜までは見えなかったようです。



そして、点耳薬を風ちゃんの耳に入れ、奥まで薬が流れるように耳の付け根をマッサージ。


ティッシュをこよりにして、置くまで入れて抜くと、先に茶色いものがついていました。


そして反対側もやってくれましたが、こちらはほんの少し何かかがティッシュについている程度でした。


「この薬を一日一回、数滴入れてこのように汚れを取るようにしてください」と言い院長は去っていきました。



そしてモンチッチ先生が「これで聴力がもどるとは限りませんが・・・・」と。



内心、そんなことはわかっている。


でも、もしももしも聴力が戻ったら、こんなうれしいことはない。


その一筋の道だけでもあったことが救いです。






で、帰宅後の風ちゃんです。



今回は、必死だったんで待合室でも、写真を撮る余裕がありませんでした。




帰宅後も、何度も風ちゃんに声掛けをしては落胆するし、スキンシップに切り替える風パパ。


私は、原稿の直しがあったので帰宅後ずっとパソコンに向かっていましたが

風の聴力に変化はなかったように思えました。


今までは、私が咳やくしゃみをすると飛び起きていたのに、知らん顔。



ただ、風の変化というと

声が聞こえなくて寂しく思っているのか

風がキス魔に変身してしまいました。



目が合うとすぐにキスしてくるし



今朝も私たちが寝ていると

私にもパパにもキスして早い時間から起こすんですよ。



今までは、こんなにしょっちゅうキスしてくることがありませんでした。

私たちの声が聞こえない分、息の匂いを確かめて安心したいと思っているのかもですね。






そういえば、トレーニングする時、最初は誘導からはじめて

ハンドシグナル→言葉での指示に切り替えて

風ちゃんに関しては、ほとんどが声だけの指示で、ハンドシクナルをつけていない状態が長く続いていました。

なので久々にフセやオスワリ、マテなどをハンドシグナルだけでやってもきょとんとしていました。


スピンとか8の字足くぐりなど、こちらがアクションをするものは難なくできるんですけどね。



ここは初心に帰って、誘導→ハンドシグナルで教えなおさなくっちゃ。


まぁ、風ちゃんならすぐら思い出してくれると思うんですけどね。





最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。

鼓膜の汚れがちゃんと取れたら、風ちゃん聴力も回復してくれたらいいのに。

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