雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

引退で 急遽抜擢?! 見習いだ!!

2014-12-04 11:01:48 | 優良家庭犬&セラピードッグ
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さて昨日のブログでは、鈴ちゃんのシャンプーと爪切りをした話を書きましたが


実はそれはある目的があってビューティアップしたんです。





ホディや爪をキレイにした後は


鈴ちゃんファッションショーでございます。




そうそう、流血爪切りの後、ママを避けていた鈴ちゃんですが

夜中にママのお布団の風ちゃんと反対側に入ってきて、ママのお尻にペタッとくっついて寝ていましたよ。





さて、ファッションショーといっても、なんちゃってファッションショー。

家で着せ替えているだけなんですけどねー。






何を着せて行こうか迷っていて…。



比べちゃいけないけれど、こういう時も風ちゃんだったら、モデルをバッチリキメてくれるんだけど


鈴は、まだ前日の爪切りのことをちょっと根に持っているのか


全然写真モデルをしてくれません。





すぐに動いちゃって、ママから離れて行きます。




こんなんで本番大丈夫かしら??





今回のテーマは、クリスマス。


クリスマスをイメージさせる服装で、愛犬と共に参加します。






ということでクリスマスというとサンタさんで、赤い服かなーと思って


鈴の赤いドレスを出してきました。


でもそれだけだと、クリスマスっぽさが足りなさそう。


いろいろ考えて、背中のビシューにクリスマスベルをつけて見ました。





鈴は、英語でベルでしょ。


だから、鈴ちゃんにぴったりでしょ。


でもこのドレスだけでは、まだ物足りない??  ような気がして…。



やっぱり頭も何か??



最初はサンタ帽を被せようとしたけれど、耳が邪魔でうまく被せられない。


ということで、大きなリボンをつけてみたけれど・・・・・。




うーーーん。


馬子にも衣装?ワンコにも衣装・・になるかと思ったけれど


イマイチ似合わない。



頭につけたり、首のところにつけたりしたけれど、うーん。



背中につけるのがまだマシかも・・・と思ったけれど



クリスマス=赤の洋服


というイメージを変えて、おニューのこちらのパーカータイプのセーターをアレンジすることにしました。





とりあえず、これで衣装は完成ということで


車に乗って、鈴ちゃんと一緒にお出かけしました。





風ちゃんは、いっしょに行きたそうだったけれど

お留守番です。





行った先は、介護老人福祉施設。



ワンコなどの動物が飼い主さんと共に訪れて、アニマルセラピーの動物介在活動、動物ふれあい活動をするんです。




実は、大阪にいる時は風ちゃんといっしょにこの活動をしていました。


千葉に引っ越ししてからも、風ちゃんとこの活動を続けようと


アニマルセラピーの活動をしているボランティアグループを紹介してもらっていました。




春に連絡をして、最初は人間の私だけで施設で行われるボランティアに参加していました。


そして、私がその施設でのボランティア活動に慣れたところで


セラピー犬である風ちゃんと、今まで活動している他のセラピー犬たちと対面させて


問題がなければ、風ちゃんの千葉でのセラピー犬デビューという段取りになっていました。



しかし、このブログを読んでくださっている方はご存じだと思いますが


夏前から、オスワリもスムーズにいかなくなってきた風ちゃん。


カラダのあちこちに負担がかかってきているのが、わかってきてどうしようかと迷っていたんです。





そして、秋になり私だけでボランティアに参加していましたが


風ちゃんのようすを見て、あまり無理はさせられないなぁ・・・と思って


風ちゃんのセラピードッグ引退を決意しました。




風ちゃんにとっては、ママといっしょに活動することは、とてもうれしそうだったし


楽しみだったと思います。



気持ち的には、まだまだいっしょにやりたいだろうけれど


カラダの負担を考えると、現場で迷惑をかけてもいけないし


今まで頑張って、たくさんの人を癒してきた風ちゃんに感謝しつつも、セラピードッグからは引退してもらうことを決めました。


これからは、家庭犬として余生を満喫してもらえたらと思っています。



そこで、犬なしでこれからもボランティア活動を続けるのか

どうするのかを考えました。



ボランティアに行くのなら、やっぱり愛犬といっしょに活動したい。



犬といっしょに行くからこそ生まれる独特の癒しを届けたい。



そこで白羽の矢が立ったのが、ご存じびびりん犬の代表ともいえるうちの鈴ちゃん。



半年前の鈴なら、セラピードッグをさせるとか、鈴と施設を訪問するとか

まず考えられなかったです。



春にアニマルセラピーの活動グループを紹介してもらった時は、風ちゃんとのつもりで


まさか鈴と・・・という感じでした。



でも、この夏を過ぎてからの鈴は、ひと皮もふた皮も向けた感じ。




そりゃ若いころの風ちゃんに比べたら、まだまだまだまだだけど


環境に慣れるのに少し時間がかかり、見学の回数が必要かもしれないけれど


平常心になれる状態なら、人からなでられることが本来好きな鈴だから、できるかもしれないと考えたのです。




実は、先々月…。というと10月ですね。


施設に初めて連れて行き、他のセラピードッグさんたちと対面をさせていたんです。


ワンコ好きの鈴だし、攻撃性もゼロの鈴だから、もちろん問題なし。




その日、鈴にはクレートで待機してもらって、私だけボランティアに参加しました。





そして先月、11月は、健康診断も済ませて


アニマルセラピーの活動現場にも、見学として鈴ちゃん参加。


最初は、初めての環境だし、車イスなどの見慣れないものが多くて、少し震えていたんですが


しばらくして会場内を誘導すると、いっしょに軽やかに歩いてくれて


最後の方には、尻尾アゲアゲゆらゆらさせながら、入所者さんの前を歩くようになっていました。





まだ見学の立場なので、直接入所者さんとのふれあいはしませんでしたが


介護士さんやヘルパーさんなどのスタッフの人には、頭をなでなでしてもらっていたんですよ。




こりゃ思ったよりもいい感じかも。




そして、今回です。



まだ鈴は「セラピードッグ見習い犬」という立場。



見習い犬なので、無理をさせず


鈴の様子を見ながらの参加です。




今回は、いつもの活動と違ってクリスマス会という趣向。



そのせいか前回とは違うところもあって、鈴の尻尾が前ほど上がりませんでした。



だけど、多少ビビって少し震えることはあったけれど


そういう時は、輪から離れたところで少し見学。


そんな時も、私が声をかけるとママの顔をよく見てくれたので、ちゃんと冷静脳が働いている感じでした。




そして落ち着いたら、入所者さんたちの前に行き「見習い犬の鈴です。今はまだ慣れていませんが、今後よろしくお願いします」と挨拶。



何人かの方には、頭をなでなでしたもらいました。


すると鈴の毛ざわりの良さに、とても喜んで頂けました。



まだまだ一人前のセラピードッグになるには、時間がかかるかもしれないけれど

今の鈴ちゃんなら、意外と早いかも。



こちらがセラピー終了後すぐの鈴ちゃん。



活動後、テーブル席に座ってのミーティングがあったんですが

その間足元を見ると、テーブルの下で鈴ちゃん手足を横に伸ばしてドテ寝していましたワン。





鈴ちゃんお疲れ様でした。





帰宅後は、風ちゃんもいっしょにお散歩です。


鈴がいなくて、ぐっすり眠れたのか


ママに元気なところを見せたいと思ったのが、めっちゃ元気で軽やかな足取りの風ちゃんでした。







そうそう、夜は甘えっこ鈴ちゃんが復活!

ママにスリスリして、ゴロンゴロン。


楽しそうにいっぱい遊びましたワン。




最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。


セラピー犬の見習いを始めた鈴ちゃんの応援よろしくお願いします。