昨日のブログに新しい行動を形成する方法として
●シェイビング
●プロンプト
があると書きましたが、それを実際に愛犬たちでやってみようと思いました。
目標となる行動は、風愛ちゃんにも鈴ちゃんにも教えたことがない
床に置いた「コーンを回ってくる」ことにしました。
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実は、私は風愛ちゃん行動を教える方法として、誘導法ばかりを使用していました。
オスワリやフセもそうだし、ヒールポジションで歩くなども
すべて最初はおやつを持つ手に鼻先をつかせて、行動を形成させ
それからおやつなしでもできるようにする方法をとっていました。
そのせいか風愛ちゃんは、自分の頭で考えるということがあまりなく
意識がおやつばかりに行く傾向があるんです。
おやつがなければ、やらない・・という状態もみられます。
自分が何をすべきなのか、頭を使って、ちゃんと考えての行動できる犬と
おやつや、手につられた行動ばかりをしている犬とは、違っているような気がします。
ということで、もう4歳になっちゃっていますが、風愛ちゃんにも頭を使ってもらおうと
シェイピングの技法を使っての、新規行動を教えることにしました。
目標となる行動の「コーンを回ってくる」は、鈴ちゃんにも教えたことがありません。
なので第一日目は、風愛ちゃんにシェイピングで「コーンを回ってくる」を教え
鈴には、それを見ていてもらう。
そして2日目は、鈴ちゃんにプロンプトで「コーンを回ってくる」を教えることにしました。
目標行動は、同じ「コーンを回ってくる」ですが、それぞれに違う教え方をした場合
結果がどう変わってくるのか見ていこうと思います。
シェイピングでよく使用されるクリッカーは、使用せず、声を条件強化子としてやってみました。
基本的には、クリッカーの代わりに「Good!」の声を発します。
目標・完成形/私の指示でふあちゃんがコーンをまわってきてくれること
独立変数/条件強化子「Good!」の声と対提示する無条件強化子のドッグフード
従属変数/コーンを回ってくる犬の行動
弁別刺激/「コーン」及び「コーンまわってきて」の声
場面/自宅のリビングルームにコーンを1個置き、ビデオで撮影
対象/4歳のミックス犬、風愛ちゃん
といった感じでしょうか?!
こちらが風愛ちゃんにシェイピング法でコーンを回ってくるように教えた映像です。
ちょっと長いですが、風愛ちゃんが一生懸命考えながら、行動が変化してくるのが
わかると思います。
シェイピングでトライ! 雑種犬ふあちゃんに「コーンを回ってきて」を教えてみた
途中で、コーンを指さして、この名前が「コーン」だと発声して教えているですけれど
これは、マンド(要求行動)ではなく、この時はタクトとして伝えていることになると
思うんですけどね。
ただし、指示の時に使う「コーン」は、コーンのところまで行ってという要求行動になるので、マンドですよね。
犬に対する言語行動にマンドやタクトと言っていいのか、まだまだ頭がこんがらがる私です。
シェイピングでこの日教えた「コーン回ってきて」が、翌日もちゃんと記憶されているのか。
はたまた、鈴ちゃんには、プロンプトで教えるので
どうなることか・・・。
いろいろと比較してみますね。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
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