シェパードとコリーは、あまり思い出がない、シェパードはぼんやりとした印象で、血統の掛け合わせではこんなのが出るらしい、ハズレ。
コリーは優雅な毛並みだったが、夏はハーハーやっていた、性質はやさしかった。
ボクサーも血統書つきで、この子の親類には、何匹ものチャンピオンがいた、しかし、どうしたことか皮膚病に罹ってしまい、体が大きくならない。
この子、外見に似合わず、明るく気がいい、そう「天真爛漫」、とても善良な性質、
「この世に、こんな生き物がいるのか」
プリプリとお尻をふり、顔をすりよせてくる、恵まれぬ少年時代の楽しい思い出、だが、あっ気なく死んでしまった。
もし、あの世があるならば、ワタシがそこに行った時、真っ先に、飛びついて来るだろう、うれしくうれしくて爆発しそうなくらいだ。
このイヌを思うと、明るく無邪気な少年の姿になる、そう、「永遠の友」だ。
写真はボクサーではないが、顔が、ちょっと似ている。