The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

水の日本・氷の中国 3

2012-04-12 04:32:15 | Weblog

 では、道教とは何か、道教は、漢民族の民族宗教で、この民族の本当の性格を表現している。

 漢民族は、自分を中華、世界の中央に君臨する国と自慢し、周囲の人々を「東夷南蛮西戎北狄(とういなんばんせいじゅうほくてき)」とする、みな獣(けもの)扱いである、現在の農民戸籍の人々は、これに通じているのではなかろうか。

 彼らは、この宇宙の存在する最高のものは、中華の民・自分自身であり、神々ですら、人力をもって従えさせることができると信じている、謙虚とか従順とは無縁の民族である。

 石油が出ると分かると尖閣諸島の領有権を主張する、日本の新幹線の技術を自分たちが開発したもとして外国に輸出しようとしている、さらに、当時の南京の人口よりも多い人々が殺害されたと強弁、これは、なにを意味しているか、それは、なにがなんでも自分たちが正しいのであり、そう、歴史的事実・科学的真実は認めないということ。

 庚申の夜、体内に住む虫が睡眠中に抜け出し、道教の最高の神・天帝に一年の罪を報告することになっているのだが、中国の人々は、この夜、寝ないで大騒ぎをする、それは、告げるものさえいなければ最高神・天帝ですら騙すことができると信じられているからである、神ですら、こういう扱いなのだから、周辺の民族に対するやり方は、大変にエゲツないものになる、今の、チベット・ウィグル・内モンゴルで行われていることが、これであろう。