子供たちが、
てるてるぼーず てるぼーず
あーした てーんきにしておくれ
一見、童謡のようにみえる、しかし、もし天気にしてくれなければ、
「おまえのクビを
ちょんと 切るぞ」
テル法師は道教の下位のカミ、つまり、そのカミを脅迫しているのだ、
「天気にしてくれなければ おまえのクビを切るぞ」
これと同じ種類のモノ、実を結ばなくなった果樹に着飾った子供を上らせ、下ではギラギラに研いだナタを持ったオトコが、
なるかならぬか
ならねば切るぞ
樹の上で子供が、
なります なります
すると実を結ぶようになるモノがあるという、これも、
「道教の脅迫信仰のひとつ」
かつては、ニッポンの津々浦々にあったという。