6 禅僧の出処進退 2023-08-25 08:30:02 | 世界経済 老僧は子供の頃、漱石を見ていた、 「どうでしたか」 「子供心に ああいい人だなあ そばにいたいなあー 」 明治の品格であろうか。 その後、大学の前身の「禅林」に入学したが、そこで、あの昭和の傑僧・原田祖岳に会う、ある日、原田が水を浴びていた、 「君も浴びるかな」 「はい」 その後、一生の行者・沢木興堂と原田が対立する、全山が二つに割れる、沢木派と原田派である、だから、あの禅僧はどちらか、 「沢木派の名簿に見つけた」 「さすがだなあ」