通り過ぎる人々がふりかえる、うまく変身したものだ、北欧のcool beautyは白いアスパラガス、こ粋な中国娘は道教のお人形さん、ブルンブルンのおっぱいは牧場のホルスタイン、キャピキャピの109ムスメは代々木公園のスズメ・・・これが、3時間で消えるらしい、
「ふふふ さいごまでのこるのは どこがいいかな」
「ナイルワニみたいな白い歯」
「ううう だから おまえは ダメなのだ」
「ダメだって いいもん」
「イチゴのようなくちびる マシュマロのようなほほ 南国の海のしろい貝のようなかわいい耳 どうしてそれぐらいが 言えぬのか」
「ふん」
「さあ さあ さあー」
「ヘビのような舌 カバのようなシリ スカンクのようなケツのアナ・・・」
「うわあっー」
女王が泣き出した、すると背の高い婦人が、
「あなたがわるい」
「そうよ そうよ」
「あまりにも おんなのこころがわかってない」
まわりの人々が、
「あやまりなさい」
「そうよ そうよ」
するとナイルの睡蓮(すいれん)のような顔にナミダをうかべて、
「いいんです いいんですよ」
「ふん 演技がうまいんだから」
「なんですって」
「はいはい あやまります あやまればいいんでしょう」
あやうくつるし上げになるところだった、まったく。