やってくれたね、ニッポンのクソコラ、名前は悪いが内容はピカイチ、陰険で底意地の悪いフランスの風刺画とはモノがちがう、月とスッポン、
「ショーブ あった」
ニッポンは清くさやくあけらけき、ピューリタンもハダシで逃げていく、ニッポンには最高級のマナーがあった、
「さすがだね ジャポーン」
東海礼儀の国の伝統は、ほろびてはいなかったのだ、こころあるフランス人なら、
「まいりました」
ニッポンの画像が世界をかけめぐる、フランス・スペイン・イタリア、アイスランドにニュージランド、やんやのカッサイが聞こえるようだ、
「やるね ニッポン」
「さすがだわ ジャポーン」
「ひさしぶりにうれしい コーフンしたよ」
「やっぱりアニメの国だ アニメの王国だ」
ニッポンのソーリ、この作者を表彰したらどうだろう、国民栄誉賞はムリとしても、賞金をやったらどうか、みんなで分配するだろう、彼らは苦しい生活をしている、とびあがって大喜び、これを知ったアフリカ・南アメリカそれにオーストラリアの少年たち、
「わあー ニッポン」
「すばらしいなあー」
「ニッポン 大好きー」
「ニッポンのリーダーは はなしがわかるね」
自民党の先生がたでもいい、ポケット・マネーでどうだろう、先日、アキバで博多ラーメンを食べたのだが、となりの色白の若者が、
「かえだま くださーい」
「がってん」
しばらくして、
「おねがいしまーす」
2玉まで無料なのだ、
「すごいね」
「1日分なんです」
ニッポンのこの若者は、これが一日の食事なのだ、
「専門書が高価なんです」
「分かるよ」
買うか買わないか迷ったら買うことに決めていた、「なあに 断食をすればいい」、そんな時期があった、若さのトッケン、なんともなかった。
まだまだ、いい若者がいるんだな、がんばっている若者がいる、無口でシャイでアタマのいい若者、彼らこそが、この国の宝でなくて何が宝だ、だから、彼らを表彰してやってもバチは当たらない。