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何年か前、右翼の街宣車が原宿周辺を走り回り、明治神宮にがなりたてる、
1、茶室がどうの
2、銀座のホステスをこうの
3、身内を理事に押しこんだ
1は、ここのトップが自宅に数千万円の茶室を建立、彼の収入では、とても不可能、その建設業者を優遇しての見返りではないか、2はお気に入りのホステスを神宮傘下の料亭の女将に、3は親類の1人を採用した、その前に、神社本庁の会員を脱会するのどうの、1千万円ほどの年会費を払わなくてすむ、明治神宮の私物化のような行為で、神道の関係者が憂慮。
なかなかのやり手だったようだが、その後、どうなったんだろう、よくある話しだが、オモテに出ては困る、その時、このおえらいさんは、右翼につけねらわれて、重要な儀式に参列できず、こっそりとすべりこんだり、逃げて回っていた。
やっぱり、「だれか」が仲介に入って、手打ちをしたのか、最近は不思議なくらい静かだ、そうそう、当時、ドイツの女性が働いていた、
「いま どうしていますか」
「2年前に やめました」
「大切にしてやれば いいのにね」
「・・・」
この国の保守的組織のなかには、冷徹なタテ型システムだけが機能し、内容のともなわない実態で、ただ形式と職名だけがハバを効かし、個人の発想やオリジナリテイを、全く、評価しない傾向がある、遠いドイツからやって来た女性は、うれしそうに白人のグループに説明していた、時々、笑い声が起きる、なんとフランクで自由だったことか。
Sensitiveなやさしい姿は、一瞬、ゲルマンの森の少女に見えた。