
開口一番、
「レポートで採点します」
「レポートを提出すれば単位はあげます」
すると、
「ガタガタガタ」
どんどん学生が出ていく、残った学生は3名、女子学生、ところが教室には20数名、
「これは 外人部隊」
秋山さんの講義を聞くために東京中、いや日本中から集まって来た、
「迫力がある」
「静かな熱気が立ち込めている」
ユング心理学の秋山さと子さん、
「やる気がある学生が好きだった」
おっと、男の子は、
「わたし ひとり」
右側の奥の席で、おとなしく座っていた、前を見ると、
「ムラサキ色の空気が立ちこめている」
ちょっとシンパイ、
「生きて かえれるだろうか」