The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

3 静御前

2021-09-17 08:06:49 | 世界経済
 
 昭和天皇が行幸の折、トツゼン、
 「この辺に 静の墓があったはずだが」
 さっそく専門家に連絡して確認の運びになる、これも、日本史のエピソードになったようだ。

  その日、カマクラでは静御前の舞が奉納された、
    しずやしず しずのおだまき くりかえし
      むかしを今に なすよしもかな
  カマクラに仇なすヨシツネ、 
 「おのれ しずか ゆるせぬ」

 政子が、
 「うたわせてください
  うたわせてください
  戦いが おとこのいのちならば
  恋は おんなのいのちなのです」 

 「いや ゆるせぬ ゆるせぬぞ」
 「しずかは いのちをかけています
  うたわせてください
  まわせてください
  まさこ・政子
  一生のおねがいです」

    みよしのの みねの白雪 ふみわけて
      いりにし人の あとぞ恋しき あとぞこいしき・・・  
 
 鬼をも恐れぬカマクラのもののふたちが、袖でナミダをぬぐう。


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