逆説的日本論 11

　

　人間の社会が、動物の群れと違うのは、

　「真実と正義があるからだろう」

　この国はどうか・・・

　1945年の8月15日の前後、政府の機関や研究所からケムリが上がったらしい、これは、

　「重要な書類を　焼却した」

　どれだけの書類が処分されたのか、ところが、神田の古書店に「大逆事件」の書類が売りに出された、タイヘンに高価だったが、これを買ったヒトは。

　「大逆事件研究の第一人者になった」

　当時、この事件の真相を知ったのは、石川啄木、朝日新聞にいた啄木は、弁護士のカバンの書類を徹夜で読破、そして、ひとこと、

　「この国は　ダメだ」

逆説的日本論 10

　

　なんと破天荒な作品であろうか

　なんときわどい姿勢であろうか

　この列島で4000年以上前に創作された

　人類5000年　これほどのﾃﾞﾌｫﾙﾑがあったか

　人類5000年　これだけの一品が　あったか

　あのピカソですら　終に　到達できなかった傑作だ

　　

　近代のニッポンは　この文明を無視してきた

　「なんという殺生」

　

　ユニークでモダーンでシュール

　奈良盆地に大和政権が成立する2000前に　この人々がいたのだ

逆説的日本論 ９

　あの松井も大きいー186センチー、日本海側に大男が出現するのには、どんな事情が考えられるか、

　「ツングース民族南下説」

　この民族のゲノムが入っているのかもしれない・・・

　あなたは本当に日本人なのですか

　はい、わたしは　東北の出身で　この地域には私のように　身体のおおきいものが　おおいのです

　どういうわけですか

　「人国記」という書物に。

　「この国の人は　日の本の故にや　色白くして

　　　　　　　　　眼の色　青きこと多し　　　　」

　とあります　ちがったグループなのかもしれません

　それが　日本人と呼ばれる人遍集団の一面なんですね　

　どっちが古いんですか

　さあー　どうでしょう　ニッポン

　「そんなに　シンプルではないようです」

 

逆説的日本論 ８

　

　佐々木はこわい印象だが、大谷は、

　「気はやさしくてチカラもち」

　子供たちにも人気のようだ、ところがある父親が、

　「わたしのムスメをもらってくれませんか」

　つまり結婚してくれないかと言い出したからタイヘン。

　「あとから来て図々しいわよ」

　「デブはきらいだって」

　ネットがソーゼン、ついに、

　「あたしが　大きくなるまで待ってください」

　「きみ　いくつ」

　「いつつ」

　新人のころ、あのハリモトが、

　「打つか投げるか　どちらかにするべきだ」

　「プロは　そんなに甘いものではない」

　「わたしとしては　打つほうをおすすめする」

　聞かなくてよかった、そして、

　「栗山監督が　えらかった」

　

　

逆説的日本論 ７

　

 

　奈良盆地に成立した大和政権・大和王朝。列島の各地に軍隊を派遣して征服していくのだが、

　「列島の東北部だけは支配できなかった」

　ここの男たちが強かった、

　「今回　二人の若者が証明してくれた」

 

　佐々木朗希・ろうき　と大谷翔平、

　佐々木　１９２ｾﾝﾁ　　８５ｷﾛ

　大谷　　１９３　　　１０２　

　大変な大男だ、

　「古代の天皇軍　この連中と戦わなければいけなかった」

 

 

 

 

逆説的日本論 ６

　

 

　今昔物語に海岸に奇妙なフネが流れ着く、ヒトはいなかった、老人が言うには、

　「子供のころ　おなじようなことがあった」

　60年に2回、600年なら数十回、いったい、どれほどの人数だったのか、

　「かれら　昼間は隠れていて　夜になると川をさかのぼる」

　そして、生活できる盆地をみつけ、

　「ひっそりと生きていく」

 

　徴兵検査で見た若者たちは、

　「彼らだったのでは　あるまいか」

 

　日本全国では、どれくらいか。

逆説的日本論 ５

 

　この列島の狩猟採集-焼き畑・水田稲作の人々は、奈良盆地の大和政権の成立を、

　「どう思っただろう」

 

　後からやってきて、自分勝手な主張を押し通す、

　「こんなことが許されるのか」

　「許されて　いいのか」

 

　彼ら、この国の政権を歴史を、

　「どんな思いで　見ていたのか」

逆説的日本論 ４

　　

 

　作家の富士正晴さん、NHKのラジオで、

　「戦前は徴兵検査があったが　山の部落から来た若者たち・・・」

 

　富士さんは1987年に亡くなっているから、35年以上前になる、NHKのアーカイブに保存されているだろう。

 

　その徴兵検査で山の部落から来た若者たち、

　「どう見ても　普通の日本人ではなかった」

　白人のようなのだ、、

　「こういうケース　意外に多かったのではあるまいか」

逆説的日本論 ３

　

 

　奈良盆地に成立した大和政府、どんどん発展した、

　　大和政府

　　大和朝廷

　　大化の改新

　　壬申の乱

　　奈良時代

　　平安時代・・・

 

　一気に駆け上がる、なにか大切なものを捨てて、そろそろ、

　「とりもどす時期のようだ」

　　

　　

ラジオ考 ２

　NHKの、

　「イノチを守る行動をとってください」

 

　それよりも、しっかりとした報道の方が大切だろうが、何度も流した津波報道、

　｢30ｾﾝﾁのケース・・・」

　本番で信じなかった人がいたようだ、

　「NHKのアナをせめるわけにはいかないだろうが」

　ズルズル・ユルユルの組織なんだろう、

　「韓国や中国が　笑っている」