こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

稲のセシウムの分散割合

2011年09月02日 17時36分05秒 | Weblog
農研機構・畜産草地研究所が、稲の部位別のセシウム分布割合を発表したそうである。

農研機構・畜産草地研究所では、外部機関の過去の研究結果を基に、稲を「わら」「白米」「ぬか」「もみ殻」「根」に分け、各部位が稲全体に占める乾燥重量割合とセシウムの分布割合を説明。

それによると、セシウムは、稲わら部分に全体の73%、白米に7%、ぬかに10%、もみ殻に7%、根に3%が分布するとのことである。

説明の中では、白米のセシウム濃度が玄米の半分以下になる可能性も指摘し、白米で規制値を下回っても、稲わらなどの家畜給与には注視する必要があるとも指摘したそうである。
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若いからこそ理解できたのでは

2011年09月02日 15時51分42秒 | Weblog
10時から12時まで、長野県佐久市の佐久農業改良普及センター担い手・経営係2名と生産者2名と、ブランド化、地域活性化、担い手問題などについて話をした。

担い手生産者にとっては、自分が話した内容は今まで一度も聞いた事が無いので、ただただビックリしていたようであるが、正直いって、この程度の話でビックリしているようでは、「まだまだ」というところ。
これからの農業のためには、持っていなくてはならないだろうと思う「農業技術事典」などの存在も知らないし・・・

あと10年は、遊んでる暇はなさそうだな、ひたすら勉強だね。
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長野県の佐久から情報収集に来る

2011年09月02日 09時40分15秒 | Weblog
もうまもなく、長野県佐久市から佐久農業改良普及センター担い手・経営係2名と生産者2名が訪ねてくる。

佐久のお米と言うと、五郎兵衛用水と五郎兵エ米コシヒカリ、竿掛けによる自然乾燥米が有名だが、地域のまとまりが無くバラバラで、生産者ごとが直売をし続けている産地としても知られている。

以前にもブログで書いたと思うが、生産者がどんなに努力していても、一人ぼっち農業を続けている限りは、その地域の活性化はなく、将来性もないだろうと自分は言い続けている。
だから今回も、生産者にはその事を伝えて、少しでも早く地域としての活性化を始めてほしいと考えている。

それと、当たり前の事として、一人ぼっち農業をしていると、いつのまにか「自分のお米が一番」となってしまって、他人のお米を食べなくなってしまうのだが、他人のお米の実力を知らないで「自分のお米が一番」という事は、あまりにも変な話なので、「自分のお米が一番」と言いたいと考えているのなら、静岡県で行われている「お米日本一コンクール」に挑戦して入賞するとか、長野県で行われている「長野県原産地呼称管理制度」で認定されるようでなければならない、という事も伝えようと考えている。
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各地の被害はどの程度だろうか

2011年09月02日 09時25分59秒 | Weblog
台風12号がノロノロふらふらしているために、各地で大雨が続いていて、それによる被害が出始めているという情報が入ってきた。

まだ被害の程度は伝わってきていないのだが、降水量や天気図から推測すると、1割弱ほどは、被害にあってしまうかもしれないと考えている。

台風だけで考えると、時期的なものなので、「こればかりは防ぎようが無い」という一言で終わってしまうのだが、地球規模の温暖化による影響を考慮して台風を考えると、各地の被害と言うのは、年々広がっていくのだろうと考えている。

「平成23年産水稲の8月15日現在における作柄概況」が「平年並み」と発表されたばかりなので、なんとも「もったいないし、残念」という思いがある。
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