こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

新米第一便が、早くも完売してしまった

2011年09月10日 13時49分15秒 | Weblog
8月12日に入荷したばかりの、佐賀県の新米「七夕こしひかり」が、予約の在庫分を残して、今日で完売となってしまった。

入荷数は80俵(30kg×160袋)。
1年で今の時期しか流通が無く、しかも完全契約米なので、当然と言えば当然なのだが・・・

今回は原発事故の影響で、販売当初は売れ行きも鈍かったのだが、自分の店では10年以上、毎年販売している銘柄米のため、8月下旬ころになったら、いつも通りに、この銘柄米を指定して購入する人が増えたため、今日で完売となったのだ。

22年産米を買いだめしていて、今もまだ、そのお米を食べている最中の人は、たぶんこの銘柄米を食べるチャンスは無かった事だろう。
また来年の新米を楽しみにしていてほしい。
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山形県の生産者からも放射性物質調査結果が届いた

2011年09月10日 11時16分41秒 | Weblog
茨城県の生産者に続いて、山形県の生産者からも「米の放射性物質調査結果(予備調査)」が届いた。

山形県の予備調査のため、個人の水田の調査結果ではないのだが、結果としては、放射性セシウム134と放射性セシウム137、ともに「不検出」だったことから、現段階においては個人の水田での調査は必要ないのではと思っているが、後は消費者の不安感と不信感によっての対応となるだろう。

山形県は昨年「つや姫」という新品種を誕生させているので、今回の原発事故について、生産者としては、そうとうヤキモキしている事だろうが、東京にいる自分が、第三者として、山形県庁の対応を遠目から見ていると、生産者の思いとは違って、「対応が悪いというか、危機感に対する意識が弱い」と見えてしまっている。

自分が各産地で、「地域のブランド米」を作るための講演をする中で、「話題の米とブランド米は違う」という話をするが、やはり今の山形県庁の動きでは、「ブランド米」にはなれないで、「話題の米」という存在のままなのだろう。
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