こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

秋田県が動き出すも・・・

2011年09月27日 23時05分56秒 | Weblog
今日、FAXで、あきた米情報交換会があるので、参加してもらえないかという案内が来た。
自分としては、「スーパーばかりを見ていて、とにかく動かない県だ」という印象が秋田県にはあるので、これを見たとき、とっても驚いてしまった。

やはり昨年の、山形県の「つや姫」の話題作りや、北海道の「ゆめぴりか」のブランド計画等が、非常に消費者に受けいられたことから、秋田県としても、あせり始めているという事なのだろうか。

秋田県には、「神代じゃんご米」と「大潟村あきたこまち」でお世話になっているし、丁度自分が、山形県の「つや姫」のデビューの時に、ブランド化の協力をしていたし、北海道については、「ななつぼし」から始まっている、「北海道米プロジェクト」を実行している本人でもある事から、参考になる事が沢山あるのではないだろうかとも思えるので、当日は、違う仕事が入っているのだが、それを他の人に頼んでまでも、出席してみようと思っている。
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涙が出そうになる

2011年09月27日 20時17分58秒 | Weblog
夕方、乳幼児と小さな子供を連れた、若夫婦が店に来た。

最初は、自分が応対していたわけではなかったのだが、小さな子供がいる事から、購入産地についての希望などがあるかという質問をするために近づいて行って、色々な話をしていく中で、女性が宮城県登米市で、男性が福島県である事が判った。

「これは失礼な事を言ってしまった」と謝りながらも、宮城県と福島県の現実とこれからの事について、当事者である二人に「知らさされていない」という事なので、自分が知っている状況を教えてあげたりした。

その中で、男性の福島県の実家から、いつもらな直ぐにもらえる農産物なのに、今回は事前に電話で、「農産物がいるか」という、確認の電話が入ったというのである。

自分が作った物を、子供や孫に、確認しなければ贈れないという、残酷な現実が、そこに起きている事を聞いて、思わず言葉が詰まってしまった。

これって、いったい何なんだ。
こんな残酷な事が、これから何時まで続いて行くのだろうか。

あまりにも酷過ぎると思う。
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