日本農業新聞e農ネットに「お中元にいかが 大阪の百貨店年々拡大 ギフト素材は農高生が育成 (2014/6/8)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
百貨店の島屋(大阪市)は、農業や畜産を学ぶ高校生が育てた農畜産物を食品会社などと連携し、中元用ギフトとして全国の店舗で売り出している。
今年で5年目となり、協力校や商品数が年々拡大。
中元商戦に定着し、生徒たちの励みになっている。
農高生らの活躍を応援するとともに、他にはないこだわりの商品づくりを目指して、同社が高校に話を持ち掛けて実現した。
レストランやデパート地下に店を持つ食品会社などと連携し、2009年から始まった。
当初、参加は2校だったが、同社のバイヤーが農高の研究成果発表大会などで協力校を開拓、全国で9校、7商品に増えた。
「がんばれ次世代!ギフト」と銘打ち、カタログには生徒の写真も載せた。
「京都農芸高校&相原高校&スギモトのグラタン詰め合わせ」セットもその一つ。
京都府立農芸高校の生徒が栽培したトマトに神奈川県立相原高校の生徒が育てた鶏卵を使い、食肉会社が3種のグラタンに仕上げた。
府立農芸高校は今年も2年生14人がトマトを出荷、「糖度の高さには自信がある」(担当教諭)と売り上げ増を期待する。
「北部農林高校&アル・ケッチァーノのカレー」は、沖縄県立北部農林高校の生徒が肥育した豚「チャーグー」の肉を使用、山形県のイタリアンレストランのシェフが腕を振るった。
バイヤーが現場を訪れて原材料をチェックし、品質を確かめる。
同社は「毎年定番化してきた。次世代を応援する趣旨と安全、安心へのこだわりでニーズがある」(広報担当)とみる。
価格は4320~1万800円。ネット注文もできる。
というもの。
昔都内に、恵比寿食糧という問屋があり、そこで自分が提案して現実の形になった「農業高校生の米」シリーズがあった。
あれって、今はどうなっているのだろうか?
全く聞かなくなってから、10年以上は経っているのではないだろうか。
やっぱり消えてしまったのかな。