潮来市大規模稲作研究会・潮来市役所農政課・茨城県鹿行農林事務所 行方地域農業改良普及センター・JAなめがたより、6月20日現在の生育状況についてのメールが届いた。
本年は、会員も栽培管理に慣熟してきたため、生育は順調です。
特別栽培については、有機質肥料・資材を使用しているため、葉色の低下が、あまりみられませんので、登熟は化学肥料のみを使用しているものより、やや遅れる見込みです。
6月に入り、高温・多照で経過したため、生育は旺盛で、草丈・茎数は前年・平年を上回った圃場が多くみられます。
昨年のワラの堆積による、ガス害により、生育が抑制された圃場についても、回復基調です。
幼穂形成も、前年・平年並~やや早い状況です。
特別栽培「一番星」については、有機質資材・肥料( 鶏糞、有機アグレット 等)の施用により、化成のみで栽培した「一番星」より葉色が濃く、生育も旺盛です。
6月20日現在 潮来市「一番星」生育状況
播種日 3/21(平年3/20)
移植日 4/21(平年4/9)
草丈(cm) 56.8(平年49.1)
茎数(本/㎡) 500.0(平年590.9)
葉色 3.8(平年3.6)
SPAD葉緑素量 35.2(平年34.8)
幼穂長(mm) 3.7(平年1.6)
出穂期(※本年見込み) 7/9~20(平年7/12)
※特別栽培「一番星」は、有機質肥料を施用しているため、登熟が化成肥料より、ゆっくりになります。
※登熟は、今後の天候により変動します。
幼穂形成状況(見やすいように直色)