今週24・25日は、島根県隠岐郡隠岐の島町に行き、JAしまね隠岐地区本部と生産者に対して「ブランドは維持できるか」という講演をする。
これは、先ほど投稿したJAしまねと3地区本部の内容とは異なり、隠岐地区本部のブランド米である「島の香り 隠岐藻塩米」だけに対して、「ブランドが維持できるか」という内容である。
島の産地の辛いところは、面積が限られてしまうこと、環境が不利であることが一番であろう。
そして、若者がいない、担い手がいないという問題が重なる。
さらに、交通の便の悪さと、物流コストの高さも加わる。
少なく送ろうが、一度に沢山送ろうが、船に物流を頼まなくてはならないことから、物流コストが下がることは無い。
おまけに、海が荒れれば、数日間も物流が無くなるという、どうすることもできない現実がある。
なので、それをカバーし合う仕組みが、島根にはある
なので「島の香り 隠岐藻塩米」は、ブランド米として立ち上がることが出来ても、品質が良い・特徴がハッキリしている・差別化していると言われても、今のままでは次の時代は来ない。
「島の香り 隠岐藻塩米」として生き残っていくためには、他の産地では考えなくても良い「不利を利点に変える」という、島ならではの考え方が必要不可欠であると思う。
であるが、「不利を利点に変える」なんて出来るのであろうか。
言っている自分も、それについては自信がない。
言っているからには、それなりの考え方や計画が無いわけではない。
「これなら」という考え方もあるにはある。
しかし、隠岐地区本部は理解できるだろうか。
この数年間と同じ姿勢であったら、次の時代は作れない。
今までとは考え方を改めて、協力をしてくれるだろうか。
そして、地域と生産者は、これに付いて来られるだろうか。
地域の協力が得られないまま、1人だけが頑張っても意味は無い。
それなら、JAとも地域とも、一緒にやる理由は無い。
JAから切り離して、生産者1人だけを助け上げらばよいという結論になる。
しかしそれでは、隠岐の島は、もう活性化する事は出来なくなってしまう。
さらに、「島の香り 隠岐藻塩米」が売れなくなった時点で、必要が無い産地になってしまうだろう。
自分の「島根米こだわり米部門アドバイザー」としての任期は、まもなく終わる。
成績が残せなかった自分が、次期でもまた「島根米こだわり米部門アドバイザー」になる事は、常識としてあり得ないだろう。
そして、隠岐地区本部の体制も変わる。
その中で、自分のブランド化計画が、4月以降も続けられるのかという疑問もある。
今回の隠岐の島行と講演は、最悪となった場合、これが最後となる。
しかし、「超米屋」用の米としては、どうしても必要で、何が何でも存続をさせなければならない。
JAを動かすことが出来るのか、地域をまとめることが出来るのか、生産者を動かすことが出来るのか。
全てを、2月24日の講演で、説明をする予定。
これは、先ほど投稿したJAしまねと3地区本部の内容とは異なり、隠岐地区本部のブランド米である「島の香り 隠岐藻塩米」だけに対して、「ブランドが維持できるか」という内容である。
島の産地の辛いところは、面積が限られてしまうこと、環境が不利であることが一番であろう。
そして、若者がいない、担い手がいないという問題が重なる。
さらに、交通の便の悪さと、物流コストの高さも加わる。
少なく送ろうが、一度に沢山送ろうが、船に物流を頼まなくてはならないことから、物流コストが下がることは無い。
おまけに、海が荒れれば、数日間も物流が無くなるという、どうすることもできない現実がある。
なので、それをカバーし合う仕組みが、島根にはある
なので「島の香り 隠岐藻塩米」は、ブランド米として立ち上がることが出来ても、品質が良い・特徴がハッキリしている・差別化していると言われても、今のままでは次の時代は来ない。
「島の香り 隠岐藻塩米」として生き残っていくためには、他の産地では考えなくても良い「不利を利点に変える」という、島ならではの考え方が必要不可欠であると思う。
であるが、「不利を利点に変える」なんて出来るのであろうか。
言っている自分も、それについては自信がない。
言っているからには、それなりの考え方や計画が無いわけではない。
「これなら」という考え方もあるにはある。
しかし、隠岐地区本部は理解できるだろうか。
この数年間と同じ姿勢であったら、次の時代は作れない。
今までとは考え方を改めて、協力をしてくれるだろうか。
そして、地域と生産者は、これに付いて来られるだろうか。
地域の協力が得られないまま、1人だけが頑張っても意味は無い。
それなら、JAとも地域とも、一緒にやる理由は無い。
JAから切り離して、生産者1人だけを助け上げらばよいという結論になる。
しかしそれでは、隠岐の島は、もう活性化する事は出来なくなってしまう。
さらに、「島の香り 隠岐藻塩米」が売れなくなった時点で、必要が無い産地になってしまうだろう。
自分の「島根米こだわり米部門アドバイザー」としての任期は、まもなく終わる。
成績が残せなかった自分が、次期でもまた「島根米こだわり米部門アドバイザー」になる事は、常識としてあり得ないだろう。
そして、隠岐地区本部の体制も変わる。
その中で、自分のブランド化計画が、4月以降も続けられるのかという疑問もある。
今回の隠岐の島行と講演は、最悪となった場合、これが最後となる。
しかし、「超米屋」用の米としては、どうしても必要で、何が何でも存続をさせなければならない。
JAを動かすことが出来るのか、地域をまとめることが出来るのか、生産者を動かすことが出来るのか。
全てを、2月24日の講演で、説明をする予定。