今まで自分が作っていたブランド米は、量が無くても、地域として胸を張れる事を考えた差別化であった。
60点台のお米なんて、今の時代、単一銘柄米としては、売る価値もない。
70点台のお米は、日本中に腐るほどあるし、スーパーで売られているお米も、当然この範囲。
80点台前半のお米になると、産地や品種が、かなり絞り込まれてしまう。
80点台後半のお米ともなると、安定した供給は難しくなってくる。
産地では、相変わらず後継者不足。
生産者の平均年齢は、日々上がり続けている。
放棄水田も畑も、広がりが止まらない。
将来、地図から消えてしまう地域も、沢山ある。
その中で、知られていない地域や衰退地域のお米を売れるようにするには?
大規模にすることで戦うという考え方があるが、自分はそれに対して否定的である。
作業効率も上がるし、人などについては減らすことは出来るだろうが、異常気象への対応に疑問があるからである。
さらに、生産を続けるだけの価格を、毎年続けて保つ事が出来るかにも疑問がある。
現状であれば、70点台前半のお米ばかり沢山作っても、外食産業などでの使用はある。
しかし、TPPにより外国産が大量に入って来るようになると、その程度のお米だと、最後は価格競争となりはしないだろうか。
価格競争となれば、日本で生き残れる産地はゼロであろうと、自分は思う。
当たり前の事として、60kgを6000円で作ることは不可能だからである。
日本は平野が少ない上に、既に平野は住宅で埋め尽くされていて、とてもではないが、これから農業が出来る環境ではない。
残っているのは、作業効率が悪く、生産コストも高い、中山間地と山間地のみ。
その中で、地域として胸を張って農業を続けてもらうためには。
やはり「差別化」という事になってしまうと思う。
しかし、一言で「差別化」といっても、環境の違いなどから、その内容には大きな違いが出てくるのは当然。
地域ごとの「差別化」。
いや「差別化」でなくても、地域として胸を張って農業を続けてもらうための、最短・最良の方法を、誰か知らないだろうか。
60点台のお米なんて、今の時代、単一銘柄米としては、売る価値もない。
70点台のお米は、日本中に腐るほどあるし、スーパーで売られているお米も、当然この範囲。
80点台前半のお米になると、産地や品種が、かなり絞り込まれてしまう。
80点台後半のお米ともなると、安定した供給は難しくなってくる。
産地では、相変わらず後継者不足。
生産者の平均年齢は、日々上がり続けている。
放棄水田も畑も、広がりが止まらない。
将来、地図から消えてしまう地域も、沢山ある。
その中で、知られていない地域や衰退地域のお米を売れるようにするには?
大規模にすることで戦うという考え方があるが、自分はそれに対して否定的である。
作業効率も上がるし、人などについては減らすことは出来るだろうが、異常気象への対応に疑問があるからである。
さらに、生産を続けるだけの価格を、毎年続けて保つ事が出来るかにも疑問がある。
現状であれば、70点台前半のお米ばかり沢山作っても、外食産業などでの使用はある。
しかし、TPPにより外国産が大量に入って来るようになると、その程度のお米だと、最後は価格競争となりはしないだろうか。
価格競争となれば、日本で生き残れる産地はゼロであろうと、自分は思う。
当たり前の事として、60kgを6000円で作ることは不可能だからである。
日本は平野が少ない上に、既に平野は住宅で埋め尽くされていて、とてもではないが、これから農業が出来る環境ではない。
残っているのは、作業効率が悪く、生産コストも高い、中山間地と山間地のみ。
その中で、地域として胸を張って農業を続けてもらうためには。
やはり「差別化」という事になってしまうと思う。
しかし、一言で「差別化」といっても、環境の違いなどから、その内容には大きな違いが出てくるのは当然。
地域ごとの「差別化」。
いや「差別化」でなくても、地域として胸を張って農業を続けてもらうための、最短・最良の方法を、誰か知らないだろうか。