甘み際立つ「寒ざらしそば」～ペンション＆レストラン「峠」～

■ペンション＆レストラン「峠」・「寒ざらしそば・天ぷら」


■ペンション＆レストラン「峠」の宿泊施設別荘・岩風呂温泉


■送っていただいたペンション＆レストラン「峠」の「寒ざらしそば」・「蔵王山うど」・「たらの芽」
　

■「寒ざらしそば」と「山菜天ぷら」


■「寒ざらしそば」・「うど酢味噌和え」
　

蔵王町の蔵王エコーライン入口の赤い鳥居の傍にあるペンション＆レストラン「峠」から、蔵王連峰の雪深い渓流で仕込んだ手打ちの「寒ざらしそば」を送っていただきました。その他、「蔵王山うど」、「たらの芽」も一緒に送っていただきました。

去年の大寒の日、気温氷点下４度、積雪約１．５メートルと極寒の環境の中、一冬、ソバの実を清流に浸し、立春に引き上げ、寒風に当てて乾燥させ、仕込んだという「寒ざらしそば」でした。

ペンション＆レストラン「峠」の女将さんから、今年、「寒ざらしそば」を始めましたというメールをいただいていました。
ジーとバーが打つ手打ちそばは、甘味があってコシがあり、噛めば噛むほど味が出てくる美味しいそばと評判のお店でした。

ペンション＆レストラン「峠」とは、２００３年の春に蔵王山へ遊び、お昼に手打ちそばを食べに行って以来のお付き合いで、蔵王山へ遊びに行っては、殆ど寄らせていただいていたお店でした。

ペンション＆レストラン「峠」は、蔵王エコーラインが開通する以前にあったお店で、蔵王エコーラインが開通したのが昭和３７年と言いますから、既に５０年以上の歴史を持つペンション＆レストラン「峠」でした。

ペンション＆レストラン「峠」の向かいには別荘地が広がり、そこにも「峠」の岩風呂温泉付きの宿泊施設があり、蔵王山で遊んだ後は、良く岩風呂温泉に入りながら登山の疲れを癒していました。
何度か東京から遊びに来た孫たちと一緒に泊まり、食事付きの日帰り温泉も楽しんでいました。

「寒ざらしそば」は、甘くて美味しかったのは言うまでもありませんが、旬の「蔵王山うど」は葉っぱを天ぷらにし、うどそのものは酢味噌和えにし、「たらの芽」は天ぷらにしてご馳走になりました。

「寒ざらしそば」、「蔵王山うど」、「たらの芽」の春ならではの旬の食材を思う存分いただきました。

「峠」の女将さんのお話では、蔵王山のお釜の火山性微動の観測で立入禁止がされたためお客様のキャンセルで大変とおっしゃっていました。
遠刈田温泉街は警戒範囲から離れていることから大丈夫ですが、風評被害でお客様も遠のいているそうです。
蔵王山の穏やかなことを祈るばかりです。

今度、時間をとって、ペンション＆レストラン「峠」の「寒ざらしそば」を食べに行きたいと思っています。

■ペンション＆レストラン「峠」
　・住　　所：〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉上ノ原3-379
　・電話番号：0224-34-3760