■名門銭湯「開福湯」
■「立小便厳禁」の看板
仙台市青葉区五橋に、今は営業していない、「開福湯」という建物があります。
かつて名門銭湯で名を馳せていたようでしたが、2003年に閉店してしまいました。
閉店から12年が経ちましたが、明治44年築の建物はそのままで、昔の銭湯を偲ぶことができ、重厚で風情があり、「開福湯」の前を通るたびに栄枯盛衰の面影が感じられる場所でした
東北学院大や東北大片平キャンパスに近いことから、学生たちも良く利用したのではと思いました。
「開福湯」の左手に契約者駐車場がありました。
駐車場と道路の一角に、余り広くない大人の背丈が隠れる程のコンクリートの塀がありました。
塀はお城の石垣をモチーフにしたもので、「開福湯」の建物にもマッチしていました。
裏側に行ってみるとトタン板の壁に「立小便厳禁」と掲げた看板を見つけました。
道路から視覚になっているところで、風呂上りの解放感からか「立小便」でもしたくなるような環境になっていると思いました。
ここで、心無い人が何人、「立小便」をしたのかと思われる場所でした。
「開福湯」のご主人が、たまりかねて看板を掲げたのではと思いました。
トタン板の下部付近は錆つき、看板の鋲も錆つき、看板もひしまがり、立派な字体だけが浮き出て、全てを知り尽くしてまだ残っているようで不思議な感覚になりました。
最近、街角から銭湯が消えていることから一抹の淋しさを感じますが、「立小便厳禁」という看板が未だ掲げられていることに昔日の思いがしました。
■「立小便厳禁」の看板
仙台市青葉区五橋に、今は営業していない、「開福湯」という建物があります。
かつて名門銭湯で名を馳せていたようでしたが、2003年に閉店してしまいました。
閉店から12年が経ちましたが、明治44年築の建物はそのままで、昔の銭湯を偲ぶことができ、重厚で風情があり、「開福湯」の前を通るたびに栄枯盛衰の面影が感じられる場所でした
東北学院大や東北大片平キャンパスに近いことから、学生たちも良く利用したのではと思いました。
「開福湯」の左手に契約者駐車場がありました。
駐車場と道路の一角に、余り広くない大人の背丈が隠れる程のコンクリートの塀がありました。
塀はお城の石垣をモチーフにしたもので、「開福湯」の建物にもマッチしていました。
裏側に行ってみるとトタン板の壁に「立小便厳禁」と掲げた看板を見つけました。
道路から視覚になっているところで、風呂上りの解放感からか「立小便」でもしたくなるような環境になっていると思いました。
ここで、心無い人が何人、「立小便」をしたのかと思われる場所でした。
「開福湯」のご主人が、たまりかねて看板を掲げたのではと思いました。
トタン板の下部付近は錆つき、看板の鋲も錆つき、看板もひしまがり、立派な字体だけが浮き出て、全てを知り尽くしてまだ残っているようで不思議な感覚になりました。
最近、街角から銭湯が消えていることから一抹の淋しさを感じますが、「立小便厳禁」という看板が未だ掲げられていることに昔日の思いがしました。