所属しているボランティア団体の視察研修、今年度は品川にある ユニセフハウス を訪問しました。
日本ユニセフ協会 が運営する、ユニセフの歴史や活動を学べる場所です。
1Fの展示
1946年 第2次世界大戦の被害にあった子どもたちを助けるために
第1回国連総会で国連国際児童緊急基金(United Nations International Children's Emergency Fund=UNICEF)として設立されました。
その後、活動の重点を開発途上国の子どもたちを対象とした社会開発に移し
国連児童基金(United Nations Children's Fund)と改称されましたが
UNICEFの略称は世界中の人々に親しまれていたため、そのまま現在まで引き継がれています。
左 すべての子供の1日1杯のミルクを という目標を表したマークでスタート
右 現在のマーク
左 ユニセフの支援する教室(モデル) 右 子どもの権利コーナー
左 子どもの兵士をなくそう 右 地雷から子供を守ろう
女性への支援と乳幼児期のケアコーナー 開発途上国の保健センター(モデル)
左 マラリアから身を守るために日本の企業が開発した殺虫機能のある蚊帳
右 ネパールで使われている水がめ 水を入れると15キロ 水汲みの大変さを知るコーナー
画像はほんの一部なので こちら
で、館内をバーチャル体験してみてください。
現在の日本でユニセフと聞くと、支援する側としての立場しか思い浮かばないと思いますが
実は1949年から1964年まで日本でも支援(15年間の援助総額 当時の金額で65億円)を受けていました。
そして現代も子供たちの権利を守るために、156の国と地域で、教育、保健、水と衛生、栄養、保健等の支援活動が行われています。
皆さんもお近くにお出かけの際は ユニセフハウス を見学なさってはいかがでしょう?
世界の平和と子供たちの健やかな成長のために、我々に出来ることを考えていきたいですね。