アジアチャンピオンになった途端に、勝てない、点が取れない、怪我人続出と
魔の絶不調に襲われ リーグ優勝を逃し 天皇杯もいきなりの敗退
もうどこまで落ちて行くのやら・・・・・と心配されていた レッズ ですが
アジアチャンピオンとしての意地をかけて臨んだ世界の大舞台 クラブW杯 で見事に蘇り セパハンに勝利しました。
それにしても素晴らしいチーム復調でしたね。
レッズと言うのは本当に受け身の下手なチームで、それなりの相手にはそれなりに
それ以上の相手には、それ以上の力が出てしまうという不思議なチームです。
今回の大会に臨むにあたっての最大の誤算が、ポンテの負傷帰国で
ポンテが一人いないだけで、チーム力20%ダウンと言っても過言ではない上に
達也ダメ、平川ダメ、堀之内ダメ、山田と小野もスタメンを張れるまでには回復せず、という厳しいチーム事情でしたが
試合開始直後から、勝利に向かう強い気持ちがチーム全体に表れていて
一人一人が実力以上に頑張って、走って、守って、笑顔で戦ってくれていることに感動。
相馬は一年分のふがいなさを、一夜で帳消しにしたプレーだったし
永井のゴールも、ワシントンのゴールも、そしてオウンゴールまでもが、本当に鮮やかでした。
サッカーと言うのは、個人の力で打開できる場面もありますが
やはりチームワークと言うものがいかに大事かを、如実に感じさせてくれた試合でした。
この日まで10日間試合がなかったのは、本当に大きかったと思います。
こうなってみると、天皇杯を負けていてよかったと思えて来るから現金なものですが
あれもこれも欲張るのは、確かに難しいことだと痛感。
次は本気の ACミラン との対戦が待っていて
勝てば決勝進出、負けても3位決定戦にチャレンジできる権利を勝ち取りました。
チャレンジャーであればあるほどに、予想外の力が湧き出るレッズ。
意外や意外な結末が、待っているかもしれません。
明後日に向けて、本当にわくわくしますね。