世界の壁

レッズ　　欧州チャンピオン　ACミラン　との対戦が行われ
久しぶりに、心からのドキドキ感ワクワク感を楽しみました。
結果は０－１でしたが、内容的には点差以上に大きな差があって
世界の壁は高くて厚くて、簡単に越えられるものではないということを思い知らされたけれど
もしや？という気分を、少しだけでも味わえたし
レッズにだって、少しは世界に通じるものがあるということが確認できました。
サッカーで負けても、気持ちでは決して負けていなかったということが
選手たちの表情や、プレーの端々から伺えましたし
決して守りに徹せず、積極的にシュートも打ち
苦しみながらも楽しそうなプレーを見せてくれました。
こんな経験を何度も何度も繰り返していけば、いずれはきっと・・・・　
そんな夢を抱くことが出来るチームになったレッズを、本当に誇らしく思います。

残念だったのは、ベストメンバーで戦えなかったことで
せめてポンテと達也が元気で、山田が最初から出られていれば・・・と思いますが
残されたメンバーでも、あそこまで食らいついていけたのですから
今後に向けて、大きな自信となったことでしょう。

それにしてもさすがは欧州チャンピオン、あっぱれでした。
スピード、判断の速さ、質の高い技とプレー、フィジカルの強さ・・・観ていて楽しかったです。
前の試合で目立っていた相馬と得点を決めた永井が、仕事をさせてもらえなかったということは
それだけ研究されたということですね。
日本で普通にサッカーが好きなら、ミランの主力選手の名前と顔と主な経歴くらい何となくわかりますが
レッズの選手の名前が分かる普通のヨーロッパ人って、そうそういないでしょう。
でも昨日出場したレッズの選手の何人かは、世界に名前を覚えてもらえたはず。
そう考えると、すごいことですよね。

世界は広かったけれど、広かったことがかえって嬉しかったと言うのも本音。
そして有難いことに、試合がもう一つ残されています。
もしかしたら叶うかもしれない世界第3位を目指し、持てる限りの力で戦ってもらいたいです。


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