昨日の現地からの投稿で、事情が呑み込めない方々から
息子さんの引退だったの?とか、息子さん大丈夫?とか反応をいただき、混乱させてしまったようで申し訳なかったです。
息子が卒業した高校サッカー部が、昨日埼玉県大会の決勝に進み
昨年度に引き続き、2年連続の全国大会を狙ったわけですが
一歩手前で、惜しくも敗れてしまいました。
と言うことで3年生にとっては、敗戦即引退と言う、大きな運命のホイッスルを聞いたわけです。
うちのチームは例年下馬評はよくないものの、試合を重ねるごとに力をつけて勝ち上がるチームでこの6年で4度の決勝進出。
息子が入学する前年度から追っかけ始めたので、私もこの6年間ずっとチームを見守ってきたわけですが
今思っても本当に残念なことに、なんと肝心の息子の代だけ引退の瞬間を見逃してしまったんですよ。
他の年は決勝トーナメント、もしくは全国大会の舞台での引退だったのですが
息子の年の引退はまだ二次予選の段階で、私は高校の役員会への出席中の出来事でした。
しかも負けではなく引き分け得失点差での敗退だったため、負けて崩れ落ちるという引退ではなく
他チームの試合の結果云々で敗退・・・・という、ちょっと拍子抜けの引退だったそうで
潔い引退を経験させてやりたかったと、今でも思ってしまいます。
ブログをやっていると、その時々の自分の気持ちが過去ログに残っていて
既に忘れっぽい年代に突入している私にとっては、こうやって年度別にその日の率直な気持ちを
古い記事を振り返ることで、蘇らせるらせることができるということは大変ありがたいことですね。
ブログをやっていてよかったと思うのは、こんな瞬間。
引退記事コレクション 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度
負けても2位ですから堂々と顔を上げて
この晴れ舞台での経験をこれからの人生に生かしてほしいと思います。
今回で88回目となる大会
今回の応援リーダーは元浦和レッズの長谷部誠選手、彼もまた全国を逃し涙をのんだ選手の一人。
それでもJリーグで、日本代表で、そしてドイツに渡り世界で活躍する選手になりました。
すべてのサッカー小僧たちが、涙の数だけ強くなれますように!