nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

池井戸潤 架空通貨

2014-03-03 15:41:37 | 本・雑誌・ドラマ
池井戸潤さんの 架空通貨 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻したー。
かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。
やがて、二人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
江戸川乱歩賞受賞第一作『M1』を改題。

これを読み始めたのと時を同じくして、大きくニュースになっていたのがビットコインの破たん。
世界規模での架空通貨の崩壊と、小さな企業城下町だけに流通する架空通貨の混乱とでは比較にはなりませんが
ちょっとタイムリーな話題だったので、より興味深く読み進めることが出来
なかなかスリル満点で、おもしろかったとはいえるのですが
難しい経済用語が飛び交い、最初から最後まで気を抜く暇もなく、癒しの部分もなく、してやったり感もなく
いたたまれなさや虚しさのみが残る、泥沼のようにディープなストーリーで疲れました。
これまで読んだ池井戸作品と比べて、ちょっと設定に無理があるような?
高校教師と女子高生のコンビで、ここまでやるのは全く非現実的で空々しいし
この内容で、全く警察やマスコミが介在しないのも不思議でした。

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